【兵庫県】関西から日帰り「赤穂城跡・赤穂御崎」~「新舞子」サイクリング
赤穂浪士で有名な兵庫県の赤穂市。
JR大阪駅から播州赤穂駅までは、新快速を使えば乗換え無しで約1時間45分。そんな赤穂市へ、お城と海を見にサイクリングしてきました。
※この記事は2018年6月14日に公開されたものを2021年7月に更新したものです。
日本100名城「赤穂城跡」
播州赤穂駅をスタートして約2kmで「赤穂城跡」に到着です。
赤穂城は浅野氏の居城として知られ『忠臣蔵』の舞台になったことでも有名です。大規模な軍事衝突のない平和な時代に築かれた数少ない城のひとつでありながら、山鹿素行を招聘し甲州流軍学によって築かれた実戦的な造りになっています。
また、近代城郭史上とても珍しい変形輪郭式のお城でもあります。
築城当時は二ノ丸の南半分と、三ノ丸の西側が瀬戸内海に面していたという海城で天守閣は建造されず現在城址には天守台や石垣が残っています。
また、本丸庭園や大手門、大手隅櫓再建などが再建されていて、平成14年には本丸庭園と二之丸庭園が国の名勝に指定され、平成18年には「日本100名城」に選ばれました。
複雑な縄張りとお堀が美しいです。(城内は自転車の乗り入れは禁止です。)
お城の周りもきれいです。
忠臣蔵のふるさと「赤穂大石神社」
赤穂城跡近くの大石神社は、赤穂事件において討ち入りをした大石良雄ら赤穂浪士を祀る神社。
江戸時代には江戸幕府にはばかって表立って顕彰することはできませんでしたが、1868年、明治天皇が赤穂浪士の墓のある泉岳寺に勅使を遣わしこれを弔って以降、赤穂と京都に赤穂浪士を祀る神社が創建されました。
参道には47義士の石像が並んでいます。
すぐ近くの「大石邸長屋門」。
日本の夕日100選「赤穂御崎」
赤穂城跡から海へ向かって約4kmに赤穂御崎(みさき)があります。赤穂御崎は瀬戸内海国立公園の区域で日本百景の一つ。
近年は「日本の夕日100選」や「恋人の聖地」として、注目の観光地となっていて、「よみがえりの湯」と呼ばれる赤穂温泉は日帰り(立ち寄り)入浴できる旅館がいくつかあり夕日が見える露天風呂もあります。
平安時代初期に記された延喜式神名帳に名を連ねる「伊和都比売(いわつひめ)神社」にも立ち寄りました。「御崎明神」とも呼ばれ、姫神信仰も盛んであったようで「縁結びの神=姫神さま」としても親しまれています。ここからの夕日も有名なようです。
その後は赤穂御崎灯台、西側の赤穂海浜公園に立ち寄りました。
今回はこの場所での夕日&露天風呂は次の機会に持ち越して、ここから東へ約27kmの夕暮れの目的地へ。
夕暮れも美しい「新舞子海岸の干潟」
春は潮干狩り、夏は海水浴場として賑わう、たつの市の新舞子海岸。新舞子海岸の御津干潟は干潮時には全国でも有数の広大な干潟が現れるスポットです。
特に冬季(12月から2月の間)は、展望台から干潟と日の出を同時に楽しむことができることで有名ですが、この時期の夕暮れの干潟も美しいです。
時代劇のロケ地としてよく使われていて、古くは1979年にスタートした『必殺仕事人』の、エンディングロールのバックのロケ地としても知られていました。
帰りはここから約7kmのサイクリングで、JR網干駅で完走です。
まとめ
赤穂浪士で有名な赤穂は、海や温泉、そして海の幸も美味しい場所です。
天気の良い週末に、歴史を感じながら、海や夕日など美しい景色を楽しんでみてください。
執筆:YASU
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