【兵庫県】時速10kmで走りたい!尼っ子リンリン・ロードで16kmのんびり尼崎ポタリング
先日、台風接近の尼崎市を一周したときに最後日没で走れなかった「尼っ子リンリン・ロード」。運河沿いから寺町を散策できる初心者でも安心の約10kmコースはTABIRINにも掲載しています。今回は阪神尼崎駅から出発する逆方向の約16km周遊コースでご紹介いたします。
阪神尼崎駅から武庫川へ
阪神尼崎駅を出発点として、国道2号線を約4km西へ走れば武庫川が見えてきます。
この国道沿いは広い歩道があるので初心者でも安心して走れます。(途中スーパーマーケット等の前は人が多いのでゆっくり走ります)
武庫川サイクリングロード
国道2号線にかかる武庫大橋は、1927年に竣工した、中央部にはバルコニーがある美しい橋です。(以前もご紹介したように)日本百名橋にも選ばれています。
ここから河口に向かって武庫川サイクリングロードを約3km走ります。ゆるやかな下りで風がない日はとても快適!コース脇にはベンチなどもありのんびり過ごせます。
尼崎スポーツの森~尼ロックへ
武庫川サイクリングロードから阪神東鳴尾駅あたりを東へ進みます。
運河沿いを南下すれば(東鳴尾駅からは約2km弱で)「尼崎スポーツの森」。運河沿いはサイクリングロードなのでここも安心です。
公園の前は渡船場もあり良い雰囲気!
ここから約1km、広い道路脇の広い歩道を西へ走り「尼崎テクノランド前」バス停から運河沿いの公園に入ります。
ここから運河沿いに500mほどのんびり走れば「尼ロック」(正式名称は「尼崎閘門」)。二枚扉で水位を調整するパナマ運河方式として日本最大級の閘門だそうです。
約3.5kmの運河沿いサイクリングロード
美しい運河の景色を見ながら「尼崎テクノランド前」バス停方向に戻ります。
途中のベンチでこんな写真も!(右に見える船に注目)
ここからは木の板を貼り詰めたコースになります。
「ゴトゴト」と心地よい木の音を感じながら走ると、さっき対岸から見えた船がすぐそばです。
少し北上すると運河がT字路に交わるところに「北堀であい橋」があります。「北堀であい橋」は、北堀運河にかかる斜張橋で、ジャングルジムの様な棟を取り囲むように3方向へ分岐しています。
出会い橋を北へ渡り右折すると、オレンジ色のコースが表れ南国リゾートのような雰囲気もあります。柵には「桜」の模様があるので春にはきっと桜が咲くのだと思います。
運河沿いを左折し北上すれば国道43号線が見えてきます。
国道も地下道をくぐって渡ることができます。地下道を出たら少し進み阪神電車の高架をくぐったら右折して「出屋敷駅」方向へ向かいます。
貴布祢神社から寺町へ
出屋敷から200mほど東へ進むと「貴布禰神社」がります。
貴布禰神社(きふねじんじゃ・きぶねじんじゃ)は、京都の貴船神社を総本宮とする、旧尼崎町の惣氏神です。ここからは寺町をのんびり走ります。
江戸時代初期には20ケ寺を数え、今でも11ケ寺が残っています。国の重要文化財7件をはじめ、県・市の文化財が多数あり、尼崎市都市美形成条例によって景観の保全・整備が進められました。
旧開明尋常小学校から尼崎城へ
寺町を抜けると、旧開明尋常小学校があります。
現在は尼崎市開明庁舎として利用されています。庁舎前には公園があり、こんなノスタルジックな写真も撮ることができます。
庁舎から400mほどでゴールの尼崎城。
こんな郵便ポストもあります。
まとめ
コースは約16km
TABIRIN紹介「尼っこリンリン・ロード」
16kmのうち半分以上の約8.5kmがサイクリングロード、約30%が広い歩道と、80%以上が車を気にせず安心して走ることができます。16kmなんてロードバイクで走ればあっという間に走りきる距離ですが、川や運河という気持ちいいロケーション(&歩行者もいる歩道)なので、時速10km以下でのんびり走るのがおススメです!
実はこのコース、TABIRINコース検索で知りました。私自身10年近く尼崎市に住んでいたこともあるのに全く知らなかったんです。ぜひTABIRINで日本各地のサイクリングコースを検索してみてください。故郷や馴染のある街の近くで、知らなかった景色に出会えるかもしれませんよ。
執筆:YASU
関連記事
—