【東京都】YPJショートトリップ ノスタルジックツアー イン 東京 サイクリングイベントレポート《PR》
昭和の面影を色濃く残す谷中、レンガ造りの駅舎が重要文化財に指定されているJR東京駅丸の内駅舎、東京のシンボルとして見る者を魅了する東京タワーなど、東京の歴史と文化を感じさせるスポットを巡るツアーが開催されました。
そのツアーに同行し、参加者とともに楽しんだ一日を振り返ります。
根津神社北口。許可を得てここに駐輪して神社境内へ
大人気のYPJショートトリップ
このYPJショートトリップは、ヤマハのスポーティーな電動アシスト自転車であるYPJを使って、爽快な走りとグルメ、観光などを楽しむ約20kmほどの小規模ツアー。2023年に始まったこのツアーはこれまで関東関西で10回ほど開催されてきました。少人数ツアーなので参加者はもちろん、スタッフともすぐに仲良くなれるフレンドリーな雰囲気が特徴。また日本サイクリングガイド協会のガイドがしっかりガイドしてくれ、スタッフのバックアップ体制も充実しているので、とても安心安全にサイクリングを楽しめます。
今回は「ノスタルジックツアー イン 東京」と題して、東京都心部の歴史的建造物や昭和の雰囲気漂うレトロな町並みなどを巡る、約22kmの行程。
事前に抽選で当選された9人の参加者たちとともに、ノスタルジックツアーに出発です。
集合場所でガイドのブリーフィングを受ける参加者たち。ルートの説明や交通法規の確認などをガイドさんから受けます。今日は2つのグループに分かれて走ることに
出発前に電動アシスト自転車の操作方法について、しっかり説明を受けました
皇居のお堀沿いから根津神社へ
半蔵門駅近くのスタート地点からすぐに皇居のお堀沿いの小道へ。緑がまぶしくて気持ちいい! 今日のルートはあまり坂道がないのですが、それでも発進時の軽やかさに電動アシスト自転車未体験の参加者からは「おおーっ!」という声がもれました
千鳥ヶ淵に沿った小道は交通量も少なくて走りやすい
靖国通りに出たところで、道路を横切るために横断歩道を歩いて渡ります。都内を安全に走るためには交通法規をしっかり守ることが重要(通行人に配慮して並んでいます)
九段下から御茶ノ水、根津神社へと北上するルートは交通量も多い幹線道路。安全を確認しながら路上駐車のクルマを避け、モーターのアシストを感じながら進みます。
東大赤門前を通過
根津神社のフォトスポットである千本鳥居。願いがかなったお礼として奉納された鳥居が並び、北から南へ向かって通り抜けると、邪気が払われると言われています
本殿や拝殿と並んで重要文化財に指定されている楼門。江戸時代に建てられ現代まで残されている楼門があるのは、都内では根津神社のみ
カフェでブランチのあとは谷中銀座を散策
根津神社で参拝したあとは最近注目の通称「谷根千(やねせん)」へ。上野動物園や東京大学本郷キャンパスの北側に位置するエリアで、谷根千とは谷中、根津、千駄木をあわせた略称です。まずは本日の昼食場所、カフェ・ハナモリでブランチ。おいしいバケットサンドなどでお腹を満たしたあとは、そのまま徒歩で谷中銀座商店街を散策。
カフェ・ハナモリ。自転車は近くの駐輪場に。スタッフが見ていてくれたので安心してランチを楽しめました(カフェの許可を頂いて駐輪しています)
ガイドやスタッフもいっしょになっての楽しいひととき。バケットサンドやサラダを食べながら、おしゃべりに花が咲きます
思いおもいに商店街を散策する参加者たち。ぶらっと店に入ってみたりスイーツを買ってみたりと街ブラを堪能しました。このYPJショートトリップでも徒歩での街散策は初めての試みということでしたが、スポットに応じて自転車と徒歩を使い分けるというのもなかなか楽しいものです。
カフェ・ハナモリからすぐに谷中銀座商店街の入口。「前は地元の商店街だったんだけど、ずいぶん観光地になっちゃったわねー」という参加者の声も。インバウンド旅行者の姿も多く見られました
谷中銀座の奥には有名な「夕焼けだんだん」が。
1990年に公募によって名付けられたという36段の階段、「夕焼けだんだん」。思わず「夕やけニャンニャン」を連想してしまいました。条件に恵まれればこの一番上から美しい夕焼けが見られるといいます
谷中銀座商店街には昭和を感じさせる古い商店のほか、エスニックなマーケットやレストラン、レトロなお土産店などが立ち並んでいます。城下町などの古い町並みを再開発して観光地にするのはよく見ますが、フツーの商店街が観光地化するのって、ちょっと珍しいのでは?
レトロな商店や土産物店が並ぶ谷中銀座商店街
猫のしっぽをイメージした焼きドーナツの店「やなかしっぽや」
おもしろいTシャツに思わず足が止まります
東京駅経由で東京タワーへ
散策が終わると午後のライドへ。今度は都心部を南下していきます。今は使われていない旧京急博物館動物園駅、上野駅、東京駅を経て東京タワーまでの道のり。広い幹線道路を走っていきますが、休日の都心は意外にクルマも少なく走りやすいので、快適に進んでいきます。
再出発してすぐに現れた“激坂”。でも電動アシストなので難なくこなせます
旧博物館動物園駅。東京国立博物館や東京都美術館が立ち並ぶこの場所は皇室で代々受け継がれてきた「世伝御料地」だったため、その土地に恥じない建物でなければならないということで、こんな立派な駅舎になったということです(歩行者に配慮しています)
上野恩賜公園の横を過ぎてJRの線路をまたいで走ります
安全のため自転車を降りて横断歩道を通る場面が何度もありました
秋葉原商店街を抜け昌平橋手前を右折します
東京復活大聖堂(ニコライ堂)は路上からの鑑賞のみ。日本正教会の大聖堂であり、日本最初で最大の本格的なビザンティン様式の教会建築。高さ35mのドーム屋根が美しい
大手町のオフィス街。ノスタルジックだけでなくモダンな東京を感じる場所です
JR東京駅丸の内駅舎を背に記念撮影。明治の時代に建設が始まったレンガ造りの駅舎は、第2次世界対戦の空襲により屋根などを消失しましたが、その後復興され、現在は国の重要文化財に指定されています
東京タワーに到着!みんなで東京タワーのポーズ!?
楽しかった一日があっという間に終わる
東京タワーをすぎると、あとはスタートと同じ半蔵門まで北上。途中、虎ノ門ヒルズや永田町の議員会館などの前を通り過ぎて、ノンストップで見覚えのあるビルの前に。あー、もう終わっちゃったのかー、もう少し走りたいというのが正直な感想。もっとみんなとおしゃべりしたいし、YPJにも乗りたいー。
内閣府や中央合同庁舎などが集まる永田町付近は警備車両が多く、それを避けて走行。上り坂ですがアシストのおかげで楽ちん
スタートしたビルに到着。ガイドたちのおかげで楽しいライドとなりました。みんな満足そうな笑顔
さいたまサイクルプロジェクトでレースにも参加する千野あゆみさん。今回初めて体験した電動アシスト自転車がドロップハンドルのヤマハ WABASH RT。「下町エリアは坂の途中でのストップ&ゴーも多かったけど、アシストレベルを強くしていると思わず『おお〜!』と声が出るほどの力強さで驚きました。谷中の散策も楽しかったし、電動アシスト自転車という新しい乗り物によるツアーの可能性も感じることができました」
千葉県から参加の源田佳克・未央さんご夫妻はヤマハ CROSSCORE RCをレンタル。「都内をこんなふうに走るのは初めてだったんですが、こことここはつながっていたんだ、ということがわかっておもしろかったです。サポートのみなさんも親切ですごく楽しかったです」。これまでほかの電動アシスト自転車にも乗ったことはあるが、今回のCROSSCORE RCを気に入り、近く横浜にある「ヤマハ Eライドベース横浜」にも出かけて購入を検討したいそう
記者が乗ったのはヤマハ CROSSCORE Connected。CROSSCORE RCにはなかった、専用アプリを介して走行ログ、バッテリーの残量、各種アラートなどをスマホに表示できる機能を搭載。電アシもどんどん進化してますねー。太いタイヤで段差を気にせずに乗れるので街なかでも快適。ブレーキもディスクタイプで雨の日も安心です
走り終わって大型のディスプレイを確認すると、走行24kmでバッテリーはまだ70%近く残っていました。ずっとハイモードで走ってこれなら安心です。ちなみに満充電でハイモードでも85kmだということです。(※最大走行はエコモードブラスで188km)
コース紹介
DATA
開催日:2025年6月8日(日)
開催地:東京都
主催者:ヤマハ発動機販売
まとめ
都市をポタリング感覚でライドするのは、じつはすごく難しいと思っています。行き当たりばったりで走るならいいんですが、細かいルートをつないで、曲がり角をいちいち確認しながらルートをトレースするのは、とても面倒。だからこういうガイド付きツアーはほんとうにお勧めです。地図も持たずに付いていくだけで一日楽しめてしまう。
しかも最新の電動アシスト自転車を体験しながらであれば、なおさら楽しい。体力に自信がなくても上り坂で遅れることはありません。
このYPJショートトリップは少人数開催なので、経験も年齢も関係なくあっという間に打ち解け、和気あいあいと走れるのがいちばんのよさ。今回もガイドにリードしてもらいながら東京のノスタルジックな魅力を再発見。そして仲間が増えたのがいちばんの収穫だったかも。また参加したいです!
広告主:ヤマハ発動機販売株式会社
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執筆:岩田淳雄
愛知県出身、千葉県在住。 |