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【滋賀県】初心者おすすめ!琵琶湖サイクリング”ビワイチ”をレポート

日本最大の面積と貯水量を持つ湖といえば「琵琶湖」です。

琵琶湖は四季折々に見せる景観も絶景で、サイクリストにも人気の場所となっています。今回は当メディア・TABIRIN (たびりん)自転車部で1泊2日かけて”ビワイチ”をサイクリングした模様をリポートしていきます。大阪から自走してきた者やロードバイクを買ったばかりの女性など、サイクリング経験に関係なく幅広いメンバーと走りました。

この記事では1日目となる宿泊先の彦根までの100kmのコースを紹介します。

※本記事は2019年4月26日に公開されたものを2023年11月に更新したものです。

ビワイチとは?

ビワイチとは「琵琶湖」の約200kmのルートを自転車で一周することです。

2019年11月には、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートを指定する制度「ナショナルサイクルルート」にも選ばれています。ルート上にはサイクリストをサポートする「ビワイチサイクルサポートステーション」などもあり、初心者のサイクリストにとっても安心です。

グルメや景観、宿泊施設も充実しているので、観光しながら自転車を漕いでみてはいかがでしょうか。なお、ビワイチについて、詳細についてはこちらをご覧ください。

今回巡る、ビワイチのコース紹介

今回のスタート地点は堅田駅(JR)で時計廻りに琵琶湖を走り、堅田駅に戻ってくるルートです!

そこまで勾配があるわけではないので、ロングライドしたい初心者にとってもおススメです。そこまで勾配があるわけではないので、ロングライドしたい初心者にとってもおススメです。ちなみに堅田駅周辺には、民間の駐車場が多くあるので、車を止めるのに困ることはないと思います。

私は今回、車で来ましたが、大阪からビワイチを考えている方は、自走なんてどうでしょう!

上でも触れましたが、今回のメンバーには大阪から自走で来る人もいましたよ!

春のビワイチではペース配分に気をつけながらも、食事処の昼の営業時間に間に合うように、時には厳しく、時にはまったりと、桜を楽しみながらのサイクリングがおすすめです!

TABIRIN (たびりん)自転車部でビワイチ

それでは以下から、早速今回のビワイチをレポートします。

「堅田駅」からスタート!

堅田駅を起点に、ビワイチスタートです!最初の見所の「白髭神社」を目指します。距離は約23km。

とりあえず天気が最高なので、景色も最高です!

途中休憩。なかなか味のあるランドナーをお持ちの方も参加しています。サイクリング中の呼び名はもちろん「ランドナー」。

交通量が多い国道に並行して道路整備が進められているようです。これが出来ればもっと走りやすくなりそうです。

小さいですが、奥に目的地が見えて来ました!

湖に浮かぶ鳥居が美しい「白髭神社」

そして白髭神社に到着です。さすがといいますか、境内にもサイクルラックがあります。サービスが行き届いています。

本殿はこんな感じです。白髭神社は世界遺産・厳島神社を彷彿とさせる光景から”近江の厳島”と呼ばれており、最近はパワースポットとしても人気があります。

そしてなんといっても湖に浮かぶ鳥居が最高です!

うまく撮れればこんな写真も!撮影には魅力的な白髭神社ですが、周辺は交通量が多く危険ですので、記念撮影には充分注意しましょう。

この国道は交通量が多いため、もともと国道を2車線から4車線に拡幅する予定となっていましたが、白髭神社の辺りは神社の裏を回り込むように、トンネルで抜けるルートに変更になったようですね。ルートが変更になったことで、通過交通がトンネルルートに流れ、この国道の交通量が減り、サイクリストは走りやすくなるのではないでしょうか。

「海津大崎」を目指す

白髭神社を出発し、ここからは日本のさくら名所100選にも選ばれている「海津大崎の桜」を目指します!

距離は約30km。途中の見どころに「道の駅しんあさひ風車村」や少し離れたところに「メタセコイヤ並木」があるので、時間がある方はぜひ行ってみてください。

ここからは、走っていると様々な景色に出会えます。

この桜並木もきれいですが、お楽しみはこの先!

とうとう見えてきましたよ…!

「海津大崎」で満開の桜を満喫!

そう、これが目的の海津大崎の桜並木です!両側に桜が生えている中を走ることはなかなかできない体験です。

これがしばらく続くので一度は行くべき観光スポットだと思います!

ちなみにお茶屋の周辺は更に人が多いので注意が必要です。

少し休憩した後、ここからは「びわこ食堂」を目指します!約24㎞の道のりです。営業時間内にたどり着けるように少しペースを上げて走ります。

まだまだ、桜並木は続きます。本当にきれいなので、サイクリングじゃなくても観光に一度訪れても良いですね。

ビワイチでは相変わらずサイクリストとよくすれ違います。

途中の登り坂は、見晴らしが最高です。

ここで記念撮影!サイクリストが良く通るので道行く人に撮ってもらえれば全員で記念撮影ができます!(第1編から見ている人はこの写真が全員でないことにお気づきかもしれませんね…数名が道を間違えたようです…)

ちなみにこんな田舎道にも矢羽があるので、道に迷うことがなさそうですね。(上記と矛盾が…普通は迷わないはずですが…)「びわこ食堂」までは、あともう少しです。

”とりやさいみそ鍋”が絶品の「びわこ食堂」

やっと「びわこ食堂」に到着しました。ライダーが頻繁に来る食堂としても知られていて、駐車場はバイクばかりでした。

「びわこ食堂」では「とりやさいみそ鍋」が絶品で、これを食べるために走っているようなものです。(上記の写真)ただしランチは14時までとなっているので、時間配分、コース設定を十分に練って、間に合うように走るようにしましょう!

なお、「びわこ食堂」で使われている「とりやさいみそ」は通販ショップで購入することもできるため、興味のある方は是非公式サイトからご覧ください。

宿泊地の「エクシブ琵琶湖」へ

エネルギー補給もしたところで、最後はエクシブ琵琶湖までの約23㎞を走行します。

この区間は、交通量も多い道路を走るので、必要に応じて歩道を走るようにした方が良さそうです。

走っているうちに、エクシブ琵琶湖に到着!(今までの景色に比べたら劣るのと、疲れもあり、動画を撮るのを忘れていました)このホテルは館内で自転車を保管してくれるので、安心してくつろげます。

中の雰囲気は厳かな感じなのに、サイクリストにフレンドリーなところが粋ですね。ビワイチパワー恐るべし。

さて2日目に向けて早めに就寝!

続きはこちらから。

自走でビワイチから帰阪してみました!【3編/第3編】

その他ビワイチに関するTABIRINの記事はこちらから。

サイクリングで立ち寄りたい!琵琶湖周辺のおすすめ観光・お花見スポット

今回ご紹介したスポット以外にも、ビワイチでは立ち寄っておきたいスポットが複数あります。以下では桜・お花見を中心に、おすすめのスポットをご紹介します。

石山寺

石山寺は琵琶湖の南部分に位置するお寺です。

紫式部が源氏物語の構想を練ったとも言われる、歴史あるお寺です。そんな石山寺ですが、滋賀県でも有名なお花見スポットとなっています。毎年桜や梅のシーズンには「梅つくし・桜まいり」が開催され、シダレザクラやソメイヨシノ、ヒガンザクラなど、約600本の桜を鑑賞することができます。

住所 滋賀県大津市石山寺1丁目1−1
連絡先 077-537-0013

びわ湖テラス

「びわ湖テラス」は標高1,108mの打見山(うちみやま)の山頂にある観光スポットです。

晴天時、「Grand Terrace(グランドテラス)」からは琵琶湖を一望することができます。また春には満開の桜を臨むことができ、滋賀県内では花見スポットとしても知られています。

カフェなどの飲食店も併設されているため、昼食などにもおすすめです。※「びわ湖テラス」まではロープウェイで移動しますが、ロープウェイ駅には駐輪場が設置されているため、サイクリング中でも立ち寄ることが可能です。

住所 滋賀県大津市木戸1547−1
連絡先 077-592-1155

琵琶湖疏水

琵琶湖疏水は明治時代に建設された、京都市へと水を運ぶ水路です。

水路両岸には約200本の桜が植えられており、シーズン中はライトアップされます。今年(2022年)は3月25日~4月10日(18:00~21:00)までライトアップされる予定となっており、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所 滋賀県大津市三井寺町7

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執筆:コぶた

更新:2022年3月
更新:2023年11月(大阪編集部)

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