旅×自転車 記事

ランドナーとは?他の自転車との違いや、有名ブランド、おすすめ商品を紹介

※この記事は2021年5月14日に公開されたものを2021年9月に更新したものです。

当メディア・TABIRIN(たびりん)で連載した『自転車旅人・西川昌徳さんのdailylife』シリーズ。

これまで世界36カ国・合計90,000kmを自転車で旅をしてきた西川昌徳さんが日本中を巡り、出会った人にコーヒーを煎れるという大掛かりな旅でした。

そんな西川昌徳さんの旅の相棒(自転車)はランドナー。

このランドナーという自転車、長期間の自転車旅やキャンプツーリングでは頼もしい一台なのです。

今回はこのランドナーの特徴とおすすめの商品を紹介します。

ランドナーとは?

ランドナーとはツーリング用の自転車のことをいいます。

フランス語の「Randonneur」が由来となっています。

ツーリングを目的としている自転車のため、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツタイプの自転車とは違い、フルフェンダーの泥除けや、太めのタイヤ、荷物をたくさん積むことができるキャリアなど、頑丈な作りになっているのが特徴的です。

車体自体が重いため、ロードバイクのようなスピードは出ませんが、逆にキャンプや長期間の自転車旅など、装備や準備が多くなる自転車旅の相棒として活躍してくれます。

ここからはランドナーの特徴をパーツ毎に見ていきましょう。

ランドナーの特徴1. 『ハンドル』

画像出典元:ARAYA公式HPより

ランドナーのハンドルは、ロードバイクで多く採用されている、ドロップハンドルが主流です。

クロスバイクに採用されているフラットバー(一直線のハンドル)とは違い、ハンドルの握り方によって深い前傾姿勢になって高速走行したり、体を起こして周りを見ながらゆっくり走行したりと、走行中に姿勢を変えられるので、長距離の旅で疲れにくいのも採用されている理由の一つ。

このハンドル部分にサポーターやキャリアを取り付け、フロントバッグを装着する方もいます。

ランドナーの特徴2. 『フレーム』

画像出典元:LOUIS GARNEAU公式HPより

多くの荷物を積みながら、長距離を安定して走行できるように、ランドナーのフレームの素材にはクロモリが採用されることが多いです。

クロモリとはクロムモリブデン鋼のことで、丈夫かつしなやかな特徴を持っている素材です。

衝撃に強く、強度があるのでまさにランドナーにはうってつけの素材と言えるでしょう。

ランドナーの特徴3. 『タイヤ』

画像出典元:株式会社東商会公式HPより

ランドナーには舗装路/未舗装路でも安定した走行ができるように、太めのタイヤが装備されています。

クッションのように衝撃を吸収するため、長く走行していても疲れにくくなります。

ランドナーの特徴4. 『キャリア』

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キャリアとは、自転車に取り付ける荷台のこと。キャリア用のダボ穴という穴が空いており、そこに取り付けたキャリアに荷物を積みます。

ランドナーではこのキャリアを使用して旅に必要なすべての荷物をランドナーに収めてサイクリングに臨みます。

ランドナーの特徴5.『泥除け』

画像出典元:丸石サイクル公式HPより

スピードを求めるロードバイクとは違い、ランドナーは旅を目的につくられている自転車なので、雨天時に水や泥の飛び散りからライダーを守る「泥除け (フェンダー)」がつけられています。

フェンダーの中でも、タイヤをフル(全体的に)に覆っているフルフェンダーが前輪・後輪どちらにも取り付けられています。

※上記は以下のサイトを参考にして記述しています。
※愛知県サイクリング協会 | ランドナーでお洒落に走りましょう
※CYCLE TOURING オオマエジムショ | 「アプレ」はランドナーじゃないの?
※sports きゅうべえ | ランドナー

ロードバイクとランドナーの違い

ロードバイクとランドナーは、自転車のことを詳しく知らない限りはパッと見の印象が同じように見えるかもしれません。
しかしパーツごとに違いがあり、それぞれの目的に合うように設計されています。

ここからはロードバイク とランドナーの違いを解説します。

用途

自転車競技でも多く使用されるロードバイクは、舗装された道を速く走ることを想定して作られています。そのため車体の軽量化が図られ、より軽いフレームを採用したり、空気抵抗を受けにくいフォルムで設計されたりしています。

一方ランドナーはツーリングを目的に作られた自転車です。舗装された道はもちろん、オフロードや悪天候の走行など様々な道を走ることを想定して作られています。

ハンドル

ロードバイクのハンドルはマースバーと呼ばれ、ハンドルが下まで垂直に降りているタイプです。空気抵抗を減らすため前傾姿勢を保ち、速く走ることができるように設計されています。

ランドナーに搭載されているハンドルはランドナーバーと呼ばれ、ハンドルが下に行くにつれてハの字に広がっていくタイプ。荷物を積むランドナー用に、ブレーキ操作が楽に行えるようになっています。現在ではランドナーでもマースバーを採用した車種も多くなっています。

タイヤ

スピード感を重視したロードバイクは、軽快に走れる細めのタイヤが好まれる傾向にあります。また一漕ぎでたくさん進むことができるよう、タイヤのリム径(直径)は大きめの700Cというタイプが主流です。

一方、ランドナーは荒れた道を走ったり、荷物を載せて走ったりと様々なライドを想定して、安定感を意識した太めのタイヤや低重心のための小さめのリム径が特徴です。最近ではロードバイクと同じリム径のランドナーも販売されていますが、荷物を積んで長距離走行するのであれば650A/650Bというタイプがオススメです。

リム径 タイヤ幅
ロードバイク 700C 25〜28mm
ランドナー 650A/650B 32〜44mm

キャリア

ロードバイクは速く走ることを目的としているため、荷物を取り付けるキャリアの装着は想定されていません。一方ランドナーにはキャリアという荷台が付いていることが特徴的。キャリアは自転車の前後に付けることができ、大容量の荷物も楽々積めるので旅の相棒として大活躍です。

またランドナーはフロントブレーキのワイヤーが外に伸びているので、ブレーキ位置を気にすることなく簡単にキャリアを取り付けることができます。

ランドナーはこんな人におすすめ!

キャンプ・長距離旅をしたい人

ランドナーはその特徴の通り、長距離旅やキャンプなどで活躍する自転車です。

最近流行りのソロキャンプや、長距離サイクリングコースを宿泊しながら走破するなど、サイクリングの楽しみ方が増えるのも嬉しいですね。

カスタムが好きな人

ランドナーはフロント・サイドバッグ、キャリアなど、旅の目的に合わせて、自由にカスタムできるのも特徴です。

自分の好きな色のバッグやキャリア、車体のデザインに合わせた形のバッグなど、あなただけのオリジナルの1台にすることができます。

初心者でも乗りやすい

ロードバイクは特殊なドロップハンドルに加え、細いタイヤが装備されており、走行には慣れが必要な自転車でもあります。

しかしランドナーに装備されているタイヤの大きさはシティサイクルでも装備されている65インチほどのタイヤが基本です。

走行が安定しやすく、またキャリアを装備すれば荷物も積めるので、通勤や通学などでも活躍してくれる自転車になっています。

【2021年最新版】おすすめのランドナー5選をご紹介!

自転車の中でも似たような使い方のできるマウンテンバイクや自家用車の普及によって、一般の店舗でランドナーを見かけることは少なくなりました。もしもランドナーの購入を検討しているのであれば、まずはこちらのおすすめランドナー5選を参考に比較してみてください。※価格は公式HPを参照していますが、記載がない場合はAmazon/楽天市場の金額を記載しています

RAN SWALLOW Randonneur

画像出典元:ARAYA公式HPより
商品名 RAN SWALLOW Randonneur
メーカー・ブランド ARAYA
商品URL こちらから
参考価格(税込) 187,000円
カラーバリエーション Darkmoss GREEN、Maple Red
特徴 RAN SWALLOW Randonneurはシンプルなランドナーです。シンプルなつくりながら、コンポーネントはSHIMANO TIAGRAを採用、またリムは二階建構造で設計されており、より強度を高めて安定した走りを実現させてくれます。
商品リンク きゅうべえsports

エンペラーツーリングマスター

画像出典元:丸石サイクル公式HPより
商品名 エンペラーツーリングマスター
メーカー・ブランド MARUISHI
商品URL こちらから
参考価格(税込) 143,000円
カラーバリエーション オレンジ、グリーン
特徴 『エンペラーツーリングマスター』は軽くて丈夫なオールクロモリフレーム、ポジションの取りやすいオリジナルツーリングバーなど、長旅を快適にしてくれるパーツが取り付けられているランドナーです。オプションでフロント・リアキャリアを揃えることもできるので、キャンプや長旅を想定している方は是非チェックしてみてください。
商品リンク Yahoo!ショッピング

EIGER(エイガー)

画像出典元:ミヤタ公式HPより
商品名 EIGER(アイガー)
メーカー・ブランド miyata(ミヤタ)
商品URL こちらから
参考価格(税込) 142,890円
カラーバリエーション シャドーレッド、ダーキッシュグリーン
特徴 「変わらぬ美しさと、走りの質感を持つクロモリバイクの頂点」というキャッチコピーの通り、クラシカルなデザインと、長距離ツーリングでも通用する剛性を兼ね備えたランドナーです。独特な亀甲柄のフェンダーが一際目立つランドナーで、他の人とは違う1台が欲しい方にもおすすめです。
商品リンク サイクルベースあさひ

SPECIALE RANDONNEUR ELITE

画像出典元:株式会社東商会公式HPより
商品名 SPECIALE RANDONNEUR ELITE
メーカー・ブランド MASI
商品URL こちらから※株式会社東商会HP
参考価格(税込) 186,065円
カラーバリエーション グロスブラック
特徴 極太のタイヤが目を引くのがこちらの『SPECIALE RANDONNEUR ELITE』です。自動点灯ライトやSHIMANO社製のコンポーネントを採用しており、機能面も抜群。ダウンチューブの裏にまでダボ穴がついているなど、荷物が多くても安心です。
商品リンク きゅうべえsports

GMT V

画像出典元:LOUIS GARNEAU公式HPより
商品名 GMT V
メーカー・ブランド LOUIS GARNEAU
商品URL こちらから
参考価格(税込) 140,800円
カラーバリエーション レッド
特徴 『GMT V』はクロスバイクやロードバイクで有名なLOUIS GARNEAUが開発したランドナー・ツーリングバイクです。
他のランドナーとの違いはバタフライハンドルを採用していることです。より多くの走行姿勢を取ることができるので、長距離サイクリングでも快適に走行できるでしょう。また車体重量の重いランドナーが駐輪時も安定するように、OPEN DOUBLE STANDが装備されています。
商品リンク 楽天

ランドナーでサイクリングをもっと楽しく!

ランドナーは荷物がたくさん積めるうえに長距離走行しても疲れにくい仕様なので、長距離旅やキャンプに最適な自転車です。

長期休みなどを利用して、キャンプや長距離のサイクリングを考えられている方、自転車の乗り換えを考えている方、是非ランドナーに乗って、日本中を旅してみてはいかがでしょうか?

当メディア・TABIRIN(たびりん)ではランドナーはもちろん、ロードバイクやクロスバイクでもできる、自転車×キャンプについての記事、長距離サイクリングにおすすめのサイクリングロードなど、様々な旅×自転車に関する記事を更新中!

また『旅×自転車情報』からは全国のレンタサイクル情報や宿情報、『コース・マップ検索』からは全国のサイクリングコースを検索することができます。

是非旅のお供に使ってみてはいかがでしょうか?

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