【沖縄】話題沸騰の島!宮古島の楽しみ方をご紹介!
最近、テレビや雑誌などで宮古島特集をよく見かけますが、どんな島なのかはよく知らないという方に宮古島の魅力をお伝えします。
目次
宮古島のいま
宮古島と書きましたが、正確には宮古諸島が正しく、沖縄本島から南西に約300kmに位置しており、宮古群島は大小八つの島(宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島)からなっています。
2015年以降、伊良部大橋の開通、県外からの直行便の就航、クルーズ船の急増などにより、2018年度には観光客が100万人を突破しています。
2019年3月30日に「みやこ下地島空港ターミナル」が開設し、ジェットスター・ジャパンが成田空港⇔下地島空港の定期便の就航を始めました。さらに、7月3日(水)より同エアラインによる、関西空港⇔下地島空港の就航、7月19日(金)に香港エキスプレスの就航が予定されており、さらに観光客が増えると予想されています。
なぜ、いまこんなに宮古島が熱いのか、その魅力をお伝えします。
宮古島の魅力
宮古島の一番の魅力はやはり海!
露が空けたばかりの6月下旬がベストシーズンといえますが、なにより宮古島の海の色をきれいに見ることができます。
今からでも間に合います。梅雨明けすぐを狙って、宮古島にいってみてはいかがでしょうか。
昨年6月に宮古島を訪れた際の記事 ↓↓ 参考にどうぞ!
宮古島と3つの島を結ぶ大橋の魅力
宮古島と来間島、伊良部島・下地島、池間島を結ぶ3つの大橋が魅力と言えます。大橋と海の距離が近く、海の上を歩いている、自転車だと走っているような気分になります。
また、なんといっても、橋の構造が美しく、船を通すために橋の一部を高く上げていますが、この曲線美とマリンブルーの海があいまってやわらかい美しさを引き立てています。
こちらのブログ ↓↓ は、伊良部島・下地島1周サイクリングのレポートです。参考にどうぞ!
自然がいっぱいの宮古島
宮古諸島は、サンゴが隆起してできた島々で、沖縄の大きな島の中では唯一川がなく、起伏はありますが、大きな山はない、比較的平坦な地形となっています。
海だけでなく、緑が濃く、南国だからこその樹木や花などを見ることができ、自然が大好きという方にオススメです。
まるでとなりのトトロの世界を感じさせる緑のトンネル。
さて、この先に何があるのか?? なに。なんなの。と、期待感高まるスポット!
この緑のトンネルを抜けると石碑が出てきた!「通り池」とのこと。
そして、通り池が!
こちら、池の下で海とつながっており、ダイビングスポットとしても有名です。
荒涼とした感じにも味があり、なんとなく鬼が島にきた気分になりました。
島内をサイクリングする際にも便利な「宮古島全域ガイドマップ」
宮古島市さんで作成された「宮古島全域ガイドマップ」は、サイクリングマップではありませんが、観光スポットの位置、観光スポットの魅力の紹介、ドライブコース、バス路線網などが掲載されています。
このマップのすごくいいなと思うポイントは、ドライブの際曲がり角で迷わないよう、曲がる場所のポイントを解説しているため、サイクリング中にも役立つ便利なマップとなっています。出典:https://www.city.miyakojima.lg.jp/kanko/guidemap/roadmap.html
初心者でもサイクリングは楽しめる!サイクリングレポ
富浜モーターズ
富浜モータースさんは、宮古島の飲食店や土産物屋さんが集まる中心街「西里大通り」にあり、周辺には宿泊施設が沢山あり、とても便利な位置にあります。
バイク以外にも、シティサイクル(ママチャリ)、マウンテンバイクを良心的な値段で借りることができます。
今回は、マウンテンバイクを借りることに!!
★原付バイク/1時間400円、1日2,000円
★100~110ccバイク/1時間700円、1日3,500円
★レンタサイクル/1日1,000円
★レンタマウンテンバイク/1日1,500円
宮古島には他にもレンタサイクル店がいくつかあるのでこちらも参考にしてください。
お食事処 じんく屋
宮古そばの麺をつくっている久松製麺所さんが運営されている「お食事処 じんく屋」は、地元の方が通われる、人気のお店となっており、宮古そば、ソーキそば、ゴーヤチャンプルーなどの島の家庭料理を食べることができ、しまんちゅおススメのお店です。
小麦粉を使った宮古そばは、うどんのようでうどんでもない、ラーメンのようでラーメンでもない、独特の柔らかい触感。ソーキも入っていますがギトギトしておらず、あっさりやさしい味でした。
お食事処 じんく屋
沖縄県宮古島市平良字下里84番地
AM11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日 毎週月・火
TEL 0980‐73‐4017
伊良部大橋
宮古島の3大大橋の中でも、1番規模の大きい宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は映えるスポットとして、多くのサイクリストが訪れ、写真を撮っている姿を見かけました。
宮古島の中心街からも近く、また、マリンブルーの海、橋、橋のたもとの看板等がそろっており、晴れの日に最高の撮影スポットです。
伊良部大橋のたもとから、右手をみると、マリンブルーの海も素敵ですが、白い砂浜の縁取りが何とも印象的です。
砂山ビーチ
砂山ビーチは、宮古島の中心街から約4キロというアクセスの良さで、波の浸食によって出来たアーチ状の岩が有名で、テレビCMなどの撮影地としても利用されている景勝地です。
白い砂浜は裸足で歩くことがおススメで、空と海と砂と岩という自然の造形美を楽しめます。
砂山ビーチの入口に駐車場があり、自転車も駐輪させることができました。
砂山ビーチは、民間の私有地を開放してくれているのですが、ルールを守って、気持ちよく過ごすよう心がけましょう。
砂山ビーチ
住所:宮古島市平良字荷川取
利用料金:無料
駐車場:無料30台
設備:トイレ、シャワー無料。更衣室、ロッカーは駐車場内にある
交通:宮古空港から約8キロ、車で約25分
TEL:0980-73-2690 宮古島市観光商工部観光商工課
洞穴(うりがー)井戸「大和井(やまとがー)」
サンゴ礁でできている宮古島の地層は堅い石灰岩でできています。
ざっくり言うと、水はけのよい地層で、宮古島では戦後水道が普及するまで水を得ることが難しく、水源が貴重で大事な場所となっていました。「大和井」は宮古島最大規模の洞穴井戸で、平良市の指定史跡となっています。
正確な築造年代は不明ですが、1720年ごろに築造されたと思われる、精巧な石造りの井戸となっており、以前は水守りを置いていたほど、貴重な水源として利用されていたそうです。
洞穴井戸 大和井(やまとがー)
住所 :沖縄県宮古島市平良字西仲宗根土川・不佐手
電話 :0980-73-1881(宮古島観光協会)
入場料:無料
時間 :見学自由
駐車場:無料
トライアスロンの聖地
平成最後の「第35回全日本トライアスロン宮古島大会」が、2019年4月14日に開催されました。
午前7時すぎに下地島の前浜ビーチを出発し、市の陸上競技場をゴールとする全距離202.195キロ(スイム3キロ、バイク島を1周半する157キロ、ラン42.195キロ)の鉄人レースとなっており、国内最大規模のトライアスロン大会に1609名がエントリー、1502人が出場し、1205人がが完走しました。(完走率80・23%)
こちらの大会は、誰でも参加できるものではなく、「5年以内に完走した51.5km以上のトライアスロン大会完走」が必須となっている鉄人レースとなっていますが、リピーターが多く、国内47都道府県、国外17カ国の方々が参加されています。
出典:宮古毎日新聞2019年4月14日より
出典:https://tri-miyako.com/coursemap/
大会当日のスタート時間である朝7時頃は、大雨が降っており、どうなるのかと思っていたら、あっという間に快晴となり、少し遅れて大会が始まりました。
スイムが終わり、下地島から宮古島に向かっているストロングマンに、ボランティアの方、ご家族の方、チームの方たちの多くの声援が聞こえていました。
雨でも楽しめる穴場スポット
地下ダム資料館
先程、「洞穴井戸 大和井」でも説明しましたが、宮古島はサンゴ礁が隆起して出来た非常に透水性の高い琉球石灰岩からなり、川のない宮古島では戦後水道が普及されるまで、水不足で苦しめられており、井戸で汲んだ水を40kmかけて家に運んでいた方もいるそうです。
さて、そんな宮古島でなぜ水道が普及できたのか。それは、「福里地下ダム」のおかげと言えます。
「地下ダム」私は、はじめて聞いたのですが、地下ダム資料館では、日本初の「福里地下ダム」ができるまでを紹介しています。
宮古島はサンゴ礁が隆起して出来た非常に透水性の高い琉球石灰岩からなり、降水は直ちに土壌面から浸透して地下水となり、海へ流れ出ていた。それを地下でせきとめて利用できるようにしたのが地下ダム。資料館では世界初の大型地下ダムの建設技術や構造、地下水のメカニズムを映像やナレーション等で説明している。
観光雑誌等で紹介されていることが少ないのですが、もっとPRすればいいのにと思う、内容充実の施設です。
そして、ダムカードもらえました!!
地下ダム資料館
住所:宮古島市城辺字福里1645-8
電話:0980-77-7547
定休日:月曜日
営業時間:
夏季(4月~9月)9:30~18:15
冬季(10月~3月)8:30~17:15
料金:
<通常料金>
一般:¥300
学生(高校生・大学生):¥200
児童・生徒(小学生・中学生):¥100
<団体料金>
一般:¥250
学生(高校生・大学生):¥150
児童・生徒(小学生・中学生):¥50
海中観察施設「宮古島海中公園」
宮古島の北側、池間大橋の手前に「宮古島海中公園」があります。
オープンしたのは2011年の4月。突端の1つを切り崩して、海底に「部屋」を設置した感じになっており、普段着で訪れることができる施設です。
地下では、ファインディングニモで有名となった「カクレクマノミ」など、カラフルな熱帯魚やタコやウミヘビ等、様々な海の生き物を見ることができます。
また、施設内には、ガイドさんがおり、その日の海の状況、魚の種類や生態、観察施設の概要などを説明してくれます。
海中公園は、海中観察施設、シーサイドカフェ海遊、管理棟(お土産も販売)からなっており、カフェの外観は、シンプルですが、内部は全席オーシャンビューな上におしゃれで素敵なお店となっています。カフェのみの利用もできるそうです。
宮古島海中公園
住所:宮古島市城辺字福里1645-8
電話:0980-74-6335
定休日:年中無休
営業時間:10:00~18:00(受付は17:30まで)
料金:大人1000円、中人(高校生)800円、小人(小中学生)500円、6歳未満無料
宮古島へのアクセス
2019年3月みやこ下地島空港の開業
みやこ下地島空港が2019年3月31日より開設したことで、宮古島へは宮古島空港、下地島空港と2空港からアクセスが可能となりました。
下地島空港には、ジェットスター・ジャパンが就航していますが、LCCは空港運賃が安いため、交通費を節約することができ、その分島を満喫するための費用に当てることもできるところが最大の魅力といえます。
便利なものは、有効に活用して旅の充実度を高めていきましょう!!
東京(成田空港) ¥6,990円~
大阪(関西空港) ¥5,990円~(2019年7月以降就航)
■成田空港⇔下地島空港 ジェットスター・ジャパンの予約サイトはこちらからアクセスできます。
下地島空港は、「空港から、リゾート、はじまる。」をコンセプトに設計されており、開放的でぬくもりのあるデザインが特徴です。
施設は、沖縄県の建築物の特徴である平屋づくりとなっており、瓦も「沖縄赤瓦」を使用するなど、地元に馴染むつくりとなっています。
空港内は、リゾートホテルのロビーのようなラグジュアリーな雰囲気となっており、日本では珍しい空港です。
2019年7月から国際線が就航しますが、準備万端。楽しみですね!
空港内は、サイクリストにも優しく、自転車ラックや更衣室がありました。
宮古島空港
宮古島空港も沖縄の素材を活用した特長のあるフォルムの空港となっています。
空港内は、ショッピングモールを思わせる雰囲気で、こちらの空港もまたリゾート感があります。
宮古島空港は、東京(羽田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、福岡(福岡)、那覇、多良間、石垣空港間で就航しています。
フライトスケジュールは下記の通り。
宮古島のなかでのアクセス
島内に路線バスは走っていますが、レンタカーもしくはレンタサイクル自転車での移動した方が効率的に観光ができます。
■路線バスルート
まとめ
2018年夏からはじまり、2019年1月、4月とTABIRIN編集部のスタッフが宮古島を訪れています。
みんなそれぞれが思い思いに宮古島に行っているのですが、なぜか惹きつけられる魅力が宮古島にはあります。
今回ご紹介したものはごく一部で、もっともっと魅力に溢れた場所があります。
サイクリング初心者には、大きいと思える起伏はそれなりにありますが、大きな坂道はなるべく避けつつも、自転車で坂道を下る際の疾走感、風、ビューンと行く感じがとても気持ちよく、初心者のわたしでも宮古島のサイクリングを楽しむことができました。
みなさんもぜひ、宮古島でもサイクリングを楽しんでください!!
サイクリング計画をたてる際は、TABIRINの沖縄県の情報まとめページもご活用ください。
(文責:s.k)