【茨城県】茨城町を中心に涸沼(ひぬま)周辺をグルメも満喫45kmの旅!
周辺は自然に恵まれていて、飲食ができる店や昔ながらの菓子店、休憩所があることからサイクリストも訪れる茨城県の涸沼(ひぬま)。
茨城県茨城町を中心に自転車で食べて走って満喫の旅に出かけました。
涸沼とは
茨城町・大洗町・鉾田市に隣接する涸沼は、周囲が約22㎞ある関東唯一の海水と淡水が混ざる汽水湖です。
また、茨城県内にある渡良瀬遊水地に続いてラムサール条約に登録されました。
ヤマトシジミやマハゼなど汽水性魚介類の漁場になっていて、キャンプ場や釣り、バードウォッチングなどを楽しむ人たちが訪れます。
広浦公園をスタート
涸沼の東側にある広浦公園から時計回りに出発します。
眺めの良い場所で、夕日を見に来る人も多いそう。さらに、涸沼の湖面にうつる中秋の名月は「広浦の名月」として代9代水戸藩主徳川斉昭が水戸八景のひとつに選びました。 涸沼を時計回りに巡っていきます。大洗方面へ6㎞ほどいったところに「温泉スタンド」と書かれた看板がありました。
大洗町営「温泉スタンド」
ガソリンスタンドのような雰囲気。自宅で温泉に入ることができるそうです。温泉スタンドを目印に南へ進みます。
大洗町「夕日の郷 松川」
地域の交流拠点で涸沼を眺めながらのキャンプも楽しめる場所です。地元野菜などが並ぶ直売所で休憩しました。 直売所店内には、チェーンで作られたかわいい自転車がありました。お店の方が自転車乗りだそうで、手作りしたそです。
写真を撮って良いということなので、撮らせていただきました。
どらやきやパンも並んでいました。
「メロンどら焼き」を食べて小休止。
緑色した餡は、メロンの味がしっかりでていました。そしてこの場所は涸沼の奥に筑波山を拝むことができる絶景スポット。
鹿島臨海鉄道「涸沼駅」
続いて立ち寄ったのは鉾田市に位置する鹿島臨海鉄道「涸沼駅」。
駅に併設する「涸沼観光センター」は全体が鮮やかな水色をしています。
観光センターは月曜日が休館日。レンタサイクルの貸出もあるようです。
海と空を象徴する色では美しく、写真映えすること間違いなしです。
鉾田市のマスコットキャラクター「ほこまる」も描かれています。駅駐車場入り口には大きなメロンのモニュメントがありました。
立原パン店
涸沼の南側を道なりに進み、田舎道を抜けていきます。
茨城町小幡にある「立原パン店」につきましたが、完売の文字。
人気店のようで、車で来た人も「完売」の文字をみて肩を落として帰りました。
昔ながらの雰囲気で味わいのある店構え。
朝から販売しているようなので、開店時間にまた来てみたいです。
カザマデンキ
茨城町の街中へ。
いろんな看板が気になるお店を見つけました。
「カザマデンキ」電気屋なのかカフェなのか、自然と店内へ足が進みました。
サイクルラックもあります。
お店に入るとオートバイが目の前にあり、左手にはCDが並んでいます。
更に奥さんの手作りパン。
メニューも豊富。ランチセット「手打ちそば&キーマカレー」を注文。
ご主人手打ちの蕎麦だそうです。キーマカレーはピリ辛で食欲をそそります。
話を伺うと電気店をはじめて75年、息子さんで3代目になる老舗電気店だそうです。
おやつにアップルパンも購入。りんごの食感もあり甘くて美味しかったです。
藤屋製菓
カザマデンキから近くに「みそまんじゅう」とかかれた看板。お店から、湯気が出ていました。
店先には、切り株のサイクルスタンド。
お土産用に「みそまんじゅう」を購入。黒糖が香るふかふかの皮に餡子がたっぷり入っていました。
親沢公園
親沢公園はキャンプ場として利用することができるので、周辺のお店で買い出しをしてキャンプやバーベキューを楽しむのもおすすめ。
駐車場にはヤドリギがあります。バードウォッチングや釣りに訪れる人もいる公園です。
親沢公園をあとにし、涸沼湖岸を走ることができる湖岸道路を行きます。
雄大な涸沼を眺めることができます。
宮前公園
ベンチもあり眺めがいいので足をとめました。
広浦港
スタート地点の広浦公園が目前の場所で、船が停まっていて港町を感じることができました。
しじみ漁をしている方々もいました。
コース紹介
▼大洗町「夕日の郷松川」
https://uhimatsukawa.wixsite.com/matsukawa
▼鹿島臨海鉄道「涸沼駅」
https://www.rintetsu.co.jp/route_map/hinuma
▼カザマデンキ
https://www.ibaraki-town.jp/category/1967362.html
まとめ
約43㎞のライドは、涸沼周辺の長くまっすぐな道や、上り下りもほどよくあり走っていて楽しいコースでした。
立ち寄りポイントもいくつもあるのでお菓子やパンを買って、景色を眺めながら食べるのもおすすめです。
田園風景が広がる風景は、初夏にもおすすめのコースです。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |