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【群馬県】渋川市のレンタサイクルで、いちご狩りと古き良き町なみを巡る15kmサイクリング《PR》

群馬県 赤城山の南西に位置する「渋川市」。伊香保温泉でも知られる渋川市の町なかを、レンタサイクル(電動アシスト自転車)を使って、いちご狩りや、歴史を感じる古き良き宿場町をめぐる約15kmのサイクリングをご紹介します。

JR上越線「渋川駅」


サイクリングのスタートはJR上越線渋川駅。
渋川駅は、三国街道の宿場町として栄えた渋川市の中心駅で、利根川支流の平沢川南岸に位置しています。
伊香保温泉の最寄り駅であり、榛名山観光の拠点ともなっていることから「伊香保温泉・榛名湖口」の副駅名もあります。

渋川市レンタサイクル「あじサイクル」


渋川駅前プラザでレンタサイクルを利用。「手ぶら観光」をPRしています。

自転車を借りるには身分証明書が必要です。必要事項を記入すれば、番号が書かれた鍵とバッテリーを受け取り駐輪場へ。

車種はクロスバイクとシティサイクルで、いずれも電動アシスト自転車。
「あじサイクル」は、渋川市で有名な紫陽花をイメージしてネーミングされています。

大畠武雄いちご園

渋川駅から利根川沿いに北上し3.6kmで「大畠武雄いちご園」。

30分食べ放題1,200円で、「とちおとめ」「やよいひめ」「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ(べにほっぺ)」「もういっこ」 を食べ比べできます。

練乳は無料サービス。

いちごは食べて美味しいだけでなく、写真を撮るのも楽しいですね。

源空寺 / 玄棟院

大畠武雄いちご園から利根川を半時計回りにぐるっと渡り約4km、源空寺(げんくうじ)へ。

1590年(天正18年)創建の源空寺は白井宿の北側に位置していて、一段高い所に境内を構えています。

源空時から、かつての交通の分岐点「松原の道しるべ」を経て500mほどで玄棟院(げんとういん)。

厳かな雰囲気の玄棟院。境内はよく整備されていて庭園は見ごたえがあります。

白井城址と白井宿

玄棟院から400mほどで、白井城址。

1430年(永享2年)築城の白井城(しろいじょう)。「しらいじょう」と言われることもありますが、地元の読み方は「しろいじょう」です。

天守閣は現存せず、本丸、二ノ丸・三ノ丸などの跡が残っています。
城址には約40本のしだれ桜があり、桜の季節は美しい風景になるそうです。
白井城址のすぐ東側、南北約950mの古き良き町なみが残る「白井宿」。

白井宿は景観整備がされていて、8つの「つるべ井戸」や、「常夜灯」が残されています。

通りには電柱が無く、大正ロマンあふれる街路灯が並び、川沿いには約100本もの八重桜が植えられています。

道の駅 こもち

白井宿の北端に位置する「道の駅 こもち」。

白井宿ふるさと物産館でランチタイム。店内も良いですが暖かい日は屋外での食事もおススメ。

名物「かつ丼」は、モチモチの上州豚を使ったおすすめの逸品です。

へそ地蔵、渋川商工会議所

道の駅からは、再び白井宿を南下し「へそ地蔵」へ。

渋川市は、日本の最北端、北海道宗谷岬と最南端の鹿児島県佐多岬を円で結んだ中心に位置しているため、「日本のまんなか」と言われています。

1984年、渋川商工会議所を中心に「へそ祭り実行委員会」が組織され、渋川市が「日本のまんなか・へそのまち」であるという「へそのまち宣言」を行いました。
そしてここ、寄居町自治会館の前には、へそ地蔵とへそ石が設置されています。
マンホールにも日本のまんなかを示すデザインが施されています。

へそ地蔵から600mほどで、渋川商工会議所。

旧渋川公民館の建築様式は、鉄筋コンクリート造の様式建築の要素を多く取り入れたアール・デコの建築です。太平洋戦争の空襲による機銃掃射被弾痕が残っていて、歴史的にも貴重な遺構として、2011年、渋川市重要文化財として指定されました。

渋川商工会議所からは渋川駅前通りを走り約1kmで渋川駅。
約15kmのサイクリング終了です。

コース紹介

▼渋川あじサイクル
https://tabi-rin.com/archives/bicycle_info/29787

▼渋川駅前プラザ
https://www.city.shibukawa.lg.jp/sangyou/sangyou/syougyou/sibukawaekimaepuraza.html

▼大畠武雄いちご園
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000192241/

▼道の駅 こもち
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19087

まとめ

東京駅から、JR上野東京ライン・両毛線・上越線を乗り継げば約2時間半で行ける「渋川」。レンタサイクルを使ったサイクリングは日帰りで「手ぶら」でも楽しめる手軽さです。
いちご狩りは1月から6月ごろまで楽しめますし、4月は白井宿の八重桜も美しい風景になるそうです。
夏には青々とした木々、秋には紅葉と、季節によっても様々な表情を楽しめます。
晩秋から冬の季節には、「伊香保温泉」に泊まって温泉を楽しむこともできるので、季節によって様々な「渋川サイクリング」を楽しんでください。


ガイドのご協力いただいた、小渕春男様(渋川サイクリング協会 会長)、塩川信夫様(渋川サイクリング協会)、松島伸安様(観光地域づくり法人赤城自然塾、サイクルツーリズムプロデューサー)、松島奈央様(Discover Link Associates ゼネラルマネジャー)
ありがとうございました。

広告主:特定非営利活動法人赤城自然塾(観光庁登録観光地域づくり法人)
取材・執筆:HANADA(TABIRIN編集部)

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