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2021年8月リリース「TABIRINアプリ」を使ったサイクリングレポート

2021年8月にリリースされた「TABIRINアプリ」を使って、始めてのコースを走ってみましたので、感想をレポートします。

まず、「TABIRINアプリ」って何かと言えば、簡単にいうと、自治体等が作成したサイクリングコースに位置情報を表示させて走ることができるアプリです。
では、早速使ってみましょう。

セッティング

アプリなので、お手持ちのスマホにインストールして、自転車のステム等に固定します。
ステムホルダーは様々なメーカーがいろいろな形のものを生産してますので、お好みの使いやすいものをチョイスしてくださいね。
TABIRINでも、スマホホルダーを紹介しています。

セッティングするとこんな感じです。サイクルコンピューターをお持ちの方は、並べてセットすると使いやすいですし、各種データとマップを同時に見れるので操作の手間が省けます。

初期画面には、マップが出てきます。そして、表示させたいアイコン(道の駅やトイレなど、TABIRINと同じメニュー)を選択すれば、自分に必要な情報のみマップ上に表示させることができます。

非常に簡単、準備はこのくらいです。
では、すぐに走り出しましょう!
今回のコースは、「ツール・ド・堺 100kmコース」を選択。


コース選択すると、コース表示が赤に変わります。
そして、自分の場所が表示され、走行方向も分かるようになっています。

「これは、見やすいぞ!」ということで、いざ出発!

実際のコースを走行してみました

まずは西除川の河川敷を南下します。信号が少なく自動車は通らないので走りやすいです。

途中、こんな轍も走りますが、通常だったら行かないルートも、たびりんアプリを使えば迷わず走行できます。「これは誰かにアテンドしてもらってるみたいだぞ!」という感じです。


新しく道路が出来て、コースが寸断されているところがありますが、少し迂回すれば大丈夫。

おそらく、一人であれば走ることのないような未舗装路も迷うことなく走行できます。

最近大好きな里山ルートも設定されていて、「ここはほんとに堺市?」というところも通過します。
「これは、楽しすぎるぞ!」と思いつつ、どんどん進みます。


そして、観光スポットも表示されます。
日本遺産になっている「金剛寺」に立ち寄ります。

金剛寺は、大阪府河内⾧野市にある真言宗御室派の大本山の寺院で、山号は天野山(あまのさん)。
高野山が女人禁制だったのに対して女性も参詣ができたため、「女人高野」とも呼ばれ、奥河内の観光地の一つです。
https://amanosan-kongoji.jp/

サイクルラックも用意されています。


ここからは、里山ののんびりしたルートを進みます。

少し山岳ルートもありながら、途中お洒落なイタリア料理店「エヴァンス」でランチ。
創業は1971 年、概ね私と同い年!
https://evans1971.business.site/

サイクルラックや空気入れも用意してあり、サイクリストフレンドリーなお店でした。

途中、光明池に立ち寄ります。
堺市南区と和泉市にまたがる光明池は、槇尾川上流から分水貯水された農業用ため池で、池の周囲に広がる樹林帯では野鳥が多く見られるほか、周辺湿地帯には絶滅危惧種ヤマトサンショウウオが生息しているとのことです。知らなかった...
https://www.pref.osaka.lg.jp/senshunm/gyoumu/koumyouike.html


ここから泉北高速鉄道を渡るのですが、光明池駅内の自由通路を通過します。
さすがに2Dのマップでは少し迷いました。

途中の鳳駅付近では、昔懐かしい雰囲気の商店街もルートに入っていて、少し立ち寄ってみたくなります。こんなところも迷わず走行できます。

そして、潮の香りの漂う浜寺公園へ。
http://hamadera.osaka-park.or.jp/

海沿いを進み堺浜へ。
堺浜はクリテリウムでも有名で、練習しているサイクリストとすれ違います。海を見ながらのサイクリングは、また格別です。

堤防沿いを進み、阪神高速湾岸線をくぐって、大泉緑地へ向かいます。

途中の自転車通行帯は、しっかり幅員をとっています。さすがシマノ発祥の地「堺市」。

ちなみにシマノは今年100 周年を迎えるそうです。日本が世界に誇れるスゴイ会社です。

そして、大泉公園に戻ってきました。

まとめ

今回は一人でのライドでしたが、山あり川あり海ありグルメありの大満足のサイクリングになりました。
TABIRINアプリのおかげで、迷うことなく推奨のルートを走ることが出来ました。
仲間同士で初めてのルートでの旅も可能と思います。

ここで、TABIRINアプリのメリットをまとめてみますね。
・いつも使っているスマホで操作できるので慣れていて使いやすい。
・走りたいコースを指定でき、自分の場所や方向が表示されるので迷わない。
・地形図がベースになっているので、坂が分かりやすい。
・マップに掲載されているおススメスポットを表示できるので見逃し通過がない。
・サイクルコンピューターにコースをインストールする手間がかからない。
・サイクルコンピューターと同時表示できるので、地図画面との切替等の手間がない。
・パソコンのたびりん情報は全部見ることができる。

逆にデメリットとしては、
・ハンドル周りがごちゃごちゃする(好みですかね)
・バッテリーの心配がある(予備を持ちましょう)
・自治体等の推奨のコースなどコースが限られる(増やしていきますね)

▼TABIRINアプリのインストールはこちらから

執筆:KUNO

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