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【大阪府】世界遺産と自転車のまち・堺市をのんびりサイクリング

100年前から自転車部品製造がはじまり、「自転車のまち」として知られている堺市。また2019年には「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録されており、古墳群の中でも「仁徳天皇陵」は世界三大墳墓として世界的に有名です。

自転車のまちでもあり、世界遺産なども多数点在する歴史的なまち、堺市をのんびりサイクリングしてきましたのでレポートをお届けします。

※この記事は2020年10月27日に公開されたものを2021年10月に更新したものです。

大阪は世界遺産が多い!?サイクリングしながら観光がおすすめ

大阪には、世界遺産に登録されている歴史的な観光資源がたくさんあります。

中でも堺市には、そんな世界遺産に登録された「古墳」が多く集まっているのが特徴。それぞれサイクリングしながら周れる距離のため、愛車で世界遺産を巡っていくのもおすすめです。

堺市のんびりサイクリングスタート

仁徳天皇陵(大仙陵古墳)

大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)は、大阪府堺市にある前方後円墳で日本最大の古墳。宮内庁により百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)として仁徳天皇の陵墓に治定され、仁徳天皇陵(にんとくてんのうりょう)と言われています。

空から見れば美しい前方後円墳が見られるのでしょうが、一般には外からしか見ることはできません。

自転車を置いて近づいてみます。1周は約2.8km、歩くと1時間はかかるそうです。サイクリング途中に散歩してみるのもいいかもしれません。

お堀がずっと続いています。

これより中に入ることはできませんが、木々に囲まれた大仙陵古墳は壮大な雰囲気です。

大仙公園

仁徳天皇陵の向かいにあるので「大仙公園」。この大仙公園は百舌鳥古墳群の一角なので世界遺産の一部でもあります。


博物館、茶室、日本庭園、緑化センターなどの施設もあり、園内には古墳が点在し巡ることもできます。

公園中ほどにある「どら池」周辺は約400本の桜が植えられ「桜の園」といわれているそうです。

桜が咲いていなくても美しい風景です。

瓢箪型のどら池は、江戸時代からあるため池を改修して作られたそう。

サイクリング途中の休憩に。広大な自然に心が落ち着きます。

園内は自転車で巡ることもできますが「歩行者優先 自転車徐行」です。

休憩所(とトイレ)もこの雰囲気。

晴れた日はおだやかな時間が流れています。

自転車博物館サイクルセンター

公園の一角には「自転車博物館サイクルセンター」があります。自転車を地場産業とする堺市ならではの施設です。

館内では、自転車の歴史の紹介や珍しい自転車の展示などを行っています。

また、サイクルイベントが豊富なのもポイント。子ども向けの自転車乗り方教室やクラシック自転車試乗体験、大人向けの健康サイクリングやロードバイクセミナーなど、幅広い方が楽しめるイベントがたくさん開催されています。

自転車好きならきっと満足できる、おすすめスポットにぜひ足を運んでみてください。

くるみ餅で有名な和菓子屋「かん袋」

大仙公園から海の方向へ約2kmにある「かん袋」は、くるみ餅が有名な和菓子屋。久しぶりに立ち寄ってみました。

「かん袋」という名前は、豊臣秀吉がつけたとか。

休日は行列になることもあるほど人気のくるみ餅です。

木の実のクルミが入っているのではなく、甘い餡をお餅でくるんでいるから「くるみ餅」とのこと。サイクリングで疲れた体にやさしい甘さが染み渡ります。

大浜公園と旧堺灯台

かん袋から2kmほど(大仙公園から4km)ほどで、海に近い「大浜公園」へ到着。

この大浜公園から歩道橋を渡って海へ向かうと「旧堺灯台」があります。木製六角形の洋式灯台跡は、現存する最古の洋式灯台のひとつとして国の史跡に指定されています。広大な海を眺めていると、大阪・古墳巡りサイクリングの達成感もひとしおです。

まとめ

平日の少し空いた時間に、ポタリング感覚で堺を巡ってきました。晴れた日には車に自転車を載せて、ちょっとした近場散策も良いですよ。



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執筆:YASU

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