【広島県・愛媛県】意外と穴場!?島々をめぐる「とびしま海道」を行く一泊二日の自転車旅
こんにちは!
TABIRIN (たびりん)編集部です。
とびしま海道を巡る1泊2日の旅、1日目はしまなみ海道のちょうど中間地点の大三島一周を楽しみ、新しくオープンした「IKIDANE HOSTEL &CAFE SHIMANAMI」で宿泊しました。
今回は「とびしま海道」2日目になります!
果たしてどんな旅になったのか…?
ぜひご覧ください!
※この記事は2019年8月28日に公開されたものを2021年3月、2023年10月に更新したものです。
目次
とびしま海道とは
この記事から読んだ方に、改めてとびしま海道についてご紹介します。
皆さんがよく聞く海道といえば広島の尾道と愛媛の今治をつないだ自転車道「しまなみ海道」を思い浮かべると思いますが今回紹介する海道はその隣「とびしま海道」です。
とびしま海道は、本土の広島県の呉市と愛媛県今治市の岡村島の間にある7つの島を橋でつないだ海道です。それぞれの島や橋はサイクリングロードとして整備されており、最短で30kmほどでアップダウンも少ないため、初心者にも優しいコースになっています。
しまなみ海道と同様にブルーラインも整備されて、信号や交通量も少ないため、潮風を満喫しながら快適なサイクリングが楽しめますよ。
とびしま海道のレンタサイクル
下蒲刈島で自転車を借りることもできますので、輪行はハードルが高いという方も気軽にサイクリングが楽しめます。
クロスバイクはもちろん、電動アシスト付きのミニベロも選べて初心者にも安心です。
乗り捨てのサービスもありますので、自由にコースを設定することができますよ。
詳しい情報は公式サイトからどうぞ。
とびしま海道の宿泊施設
とびしま海道の魅力をたっぷり味わいたいなら、宿泊でのサイクリングはいかがでしょうか。
宿泊施設は下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島の4島にあり、素泊まりの施設から海の幸が味わえる旅館、かまどや囲炉裏を備える1棟貸しの施設や大正時代の洋館を改装したゲストハウスなど、泊まること自体が楽しみになる魅力的な宿がいっぱいです。
詳しい情報は下記からご確認ください。
【今回のコース】
とびしま海道サイクリングレポート
フェリーで岡村島へ
今回は今治市の岡村島からスタートしてとびしま海道を満喫しました。
前日、大三島を1周して1泊していますので、大三島からフェリーで岡村島に向かいます。
島々に向かうには旅客船とフェリーがありますが、時間と本数が限られていますので、行き帰りのフェリーの時間に合わせて予定を立てるのが吉です。片道運賃は、大人410円、自転車250円の計660円です。
ちなみに今回は8:50のフェリーに乗りました。(サイクリストの朝は早い…。)
フェリーの中では、おひとりでとびしま海道を回るサイクリストやライダーもいました。
話を聞いてみると、お休み中にしまなみ、とびしまを回るそうです…。あこがれますね。
とびしま海道出発!岡村島→大崎下島
瀬戸内の島々を横目に20分ほどで岡村港に到着!
いよいよこれからとびしま海道1周を開始します!
今回はとびしま海道の島々を南側ルートで半周して、岡村港に戻りながら北側ルートを半周するルートを走ります。総距離約は60~70㎞です。
途中、橋を3つ越えますが、とびしま海道は橋の種類も多彩で橋好きにもたまりません。
大崎下島の「海の駅とびしま」
大崎下島を時計回りに半周していくと、途中海の駅に「とびしま館」があります。
なんでも日本で初めての「海」の駅だそうです。ただし早く着きすぎたため営業時間外でした…。時間があれば寄り道したい場所です。
大崎下島の見どころ「御手洗の町」
少し走ったところに、歴史的な街並みが残る日本遺産に認定された「御手洗」があります。
落ち着いた街並みで、休憩所もありますので一息つくにはもってこいです。
僕たちは帰りのフェリーもあったので、写真を撮って足早に後にします。
大崎下島→豊島のサイクリングを満喫!
あとは、ひたすら海と太陽を見ながらサイクリングです!
常に海が見える道を潮風を浴びながら走るのは最高でした!
豊島→上蒲刈島に渡る「豊島大橋」
豊島から上蒲刈島に向かう豊島大橋へアクセスするときは、北側を走るルートをオススメします。
島の南側から回った場合、道が分かりづらく、勾配のきつい坂もありますので注意です!ただし良い景色から写真が撮れるので寄り道するのも悪くないです。
上蒲刈島で地元食材満点のお昼ご飯
豊島大橋を渡り、少し走ったところでお昼にすることに。ちょうど「レストラン花美月」というお店があったので入ることに。
たまたまの立寄りでしたが、地元の食材を使った天ぷらがとてもおいしかったです。
隣の席のご夫婦は広島の川尻町仁方から自転車で岡村島へ向かう途中とのことでした。
ご夫婦で仲良くサイクリングする姿がとても心に響きました。
こうした触れ合いや出会いもサイクリングの醍醐味ですね。
折り返して南側ルートをサイクリング
ここで、少しフェリーの時間と相談して上蒲刈島を1周するか悩んだのですが、帰りの時間も考えて食堂で折り返し、岡村島をめざします。
帰りは島の北側を通って帰りましたが、どの道も案内がしっかりしており、道に迷うことはありませんでした。
約2時間ほどでゴール!
平坦基調のとても楽に進める道だったので、写真をとる間もなくゴールしてしまいました。
フェリーの時間より早めに到着したので、少し周辺を散策してフェリーに乗り込み岡村島を後にし大三島へ向かいました。
サイクリストのために船にはスリッパがあるので、履き替えてゆっくりできますよ。
とびしま海道の旅は初心者にもおすすめ!
みなさん、とびしま海道のレポートはいかがでしたか?
とびしま海道は道も平坦で走りやすく、初心者の方にもおすすめですよ。
今回は大三島からとびしま海道を巡りましたが、次の機会は広島、呉からもとびしま海道を堪能したいと思います!
また今回はフェリーを使うことで、宿泊地から少し離れた場所でも気軽にサイクリングを楽しむことができました。当メディア・TABIRIN(たびりん)には、他にもフェリーを使ったサイクリングのレポートがありますので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。
フォトギャラリー
走行中の写真をピックアップしました!色々な橋を通るのでわくわくしますよ!
執筆:ame
更新:2021年3月
更新:2023年10月(大阪編集部)