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【愛媛県】宇和島遊子から大分県国東半島を目指すサイクリングの旅(前編)

今回は段畑で有名な愛媛県宇和島市の遊子(ゆす)をサイクリングして、八幡浜からフェリーで国東半島を目指すサイクリングの旅のご紹介です!

※この記事は2018年5月17日に公開されたものを2020年10月・2023年8月に更新したものです。

八幡浜でフェリーに乗る前に、まずは遊子でサイクリング

遊子は、遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑で有名な土地で、愛媛県宇和島市の三浦半島の真ん中あたりに位置しています。

「耕して天に至る」と形容される段畑は、急な山の斜面でじゃがいもを栽培するために作られました。

遊子の人々が苦労して農地を切り拓いてきた歴史と造形美が同居する景色は圧巻で、「日本農村百景」や「国の重要文化的景観」にも選ばれています。

遊子へのアクセスはサイクルルーム付きの「宇和海」が便利

遊子の最寄り駅は予讃線の宇和島駅で、そこからはバスで60分という長い道のりになります。

そこで、車両にサイクルルームが整備されている特急「宇和海」を利用して、愛車で訪れるのがオススメです!

特急「宇和海」は、松山~宇和島間を運行しています。ただし、お盆や年末年始などの混雑する期間はサイクルルームの利用はできません。

また、自転車の積み降ろしができるのは松山駅、宇和島駅の2駅に限られていることも注意してください。

【特急「宇和海」におけるサイクリスト向けのサービスの実施について PDF】

愛媛県のサイクリングはサイクリングオアシスを活用しよう!

愛媛県には、サイクリストのための「サイクルオアシス」がなんと300ヶ所以上あります!
サイクルオアシスでは自転車の空気入れや休憩施設のが無料で使えるほか、サイクリングに必要な情報も手に入れることができますので、愛媛県をサイクリングする際にはぜひ活用してみてください。

サイクリングオアシスのリストや問い合わせ先など、詳しい情報は愛媛県庁のホームページからチェックしましょう。

宇和島駅から遊子の段畑に向けてサイクリングスタート!

三浦半島海沿いをサイクリング

この日はあいにくの空模様ですが気を取りなおしてまずは宇和島市の遊子のある三浦半島の海沿いをサイクリングします。

三浦半島の海沿いは漁村になっており、その中を進んで行きます。

途中には海の家コモテラスがあり、サイクルオアシスにも指定されています。海を眺めながらのんびりできるスペースもあります。

さらに、遊子を目指して走って行くと、海のすぐ近くを通過できます。あいにくの天気で、海のキレイさをお伝え出来ないのが残念です…。

遊子に到着!休憩は「だんだん茶屋」で

宇和島駅を出発して約40km、段畑で有名な「遊子」に到着しました!

こちらは遊子のおすすめ休憩スポットの「だんだん茶屋」さんです。

食事もできてトイレもキレイなサイクルオアシスです。

ちなみに、天気が良ければ遊子の段畑からはこんな景色が楽しめますよ♪

宇和島駅から八幡浜港を目指す

宇和島駅へ戻り、大分県行きのフェリーが出ている八幡浜港を目指します。
なお、松山から宇和島までは特急「宇和海」でアクセスでき、車両にはサイクルルームも整備されています。

ただし自転車の積み降ろしができる駅は松山駅、宇和島駅の2駅に限られていますので注意が必要です。

【特急「宇和海」におけるサイクリスト向けのサービスの実施について PDF】

フェリーの出ている八幡浜港に到着

八幡浜港にやってきました。

ここには、道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなと みなと交流館が整備されており、海の幸や石窯ピッツァもいただけます。

また、サイクルオアシスにも指定されており、サイクリングの拠点としてもおススメです。

待合室で大分行きのフェリーを待つ

フェリーの待合場所はこんな感じです。なんだか懐かしい感じがしますね。八幡浜~別府へは1日6便就航しています。

もちろん、自転車の持ち込みも可能です。ただし通常の運賃に加えて自転車の運賃も必要になりますので、詳細は公式サイトで確認しましょう。

フェリーで上陸した大分でのサイクリングは後編で

このフェリーに乗って、いよいよ大分県に上陸したのですが、以降のレポートは後編の記事でご紹介します。

後編の旅はこちら。

愛車と海を渡る!フェリーでのサイクリング情報はこちら

海を渡ることで、陸路では難しいアクセスが簡単になることもありますし、自転車と一緒に乗れるフェリーは観光の幅をぐっと拡げてくれます。

TABIRINには、愛車をフェリーに乗せてサイクリングしたレポートがたくさんあります。
フェリーや海の写真が多くて雰囲気が伝わりやすいものを以下で厳選していますので、ぜひご覧ください。

東京湾フェリーを使って館山・南房総への日帰りサイクリングです。
館山城を観光したあと、ロケ地などとして有名な岡本桟橋で夕陽を見る贅沢なコースです。

1,000羽の野生のうさぎが暮らす無人島「大久野島」をフェリーで訪れます。
うさぎが可愛いのはもちろんのこと、名産品のタコを食べたり廃墟になっている発電所を訪れたりと盛りだくさんのレポートです。

フェリーを利用して、広島県と愛媛県にまたがる「とびしま海道」を走るレポートです。
50キロ以上の上級者向けルートですが、潮風が気持ちよく、コースも整備されているので走りやすいようですよ。

TABIRINでは、愛車と一緒に乗れるフェリーの情報もまとめています。
ぜひ旅の参考にしてくださいね。

コース紹介


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執筆:n.k
更新:yamada

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