旅×自転車 記事

【神奈川県・山梨県】道志みち~箱根裏街道~湘南海岸を行く

こんにちは!
今回は、2020年東京オリンピックの自転車ロードレースのコースにもなっている「道志みち」を走ってきました!

「道志みち」とは、神奈川県の相模原市から山梨県の道志村を経て山中湖に至る国道413号のことです。山あいを縫うように走るので、景色も良く、走りやすい道です。信号がほとんどないのも魅力で、実は、近傍のサイクリストにとっては定番のルートです。というのも、「道志みち」の入口、相模原市の「青野交差点」をスタート/ゴールとして、山中湖をぐるっと一周して帰ってくると、ちょうど100kmなんです。だから、休みの日は、多くのサイクリスト達が走っています。

かく言う私も、数え切れないほど通った道です。ただ、普段は山中湖で折り返すのですが、今回は、せっかくなので、そこから「箱根裏街道」と呼ばれる国道138号で箱根(宮ノ下)を経由して小田原に出て、最後は湘南海岸に沿って江の島まで走ってきました。トータル約150kmとちょっと長めですが、山あり湖あり海ありの楽しいコースになっていますので、是非、ご堪能ください!

1.  まずは国道412号で「道志みち」にアプローチ

「道志みち」へのアプローチは、国道20号や国道16号が一般的かも知れません。ですが、私はいつも国道246号でアプローチするので、神奈川県の厚木市で、国道246号から国道412号に入るところから始めさせていただこうと思います(文末の「ルートラボ」では、旧道を走っていますが、以下、写真が始まるのは国道412号に合流した後です)。

まずは国道412号でアプローチ
▲まずは国道412号でアプローチ

10kmほど走ると、道は中津川に沿って走ります。水源は丹沢山地のヤビツ峠付近で、この先相模川に合流する河川です。ヤビツ峠は、神奈川近郊のサイクリストにとって聖地の一つなのですが、その話はまた別の機会にしましょう。

中津川の河川敷にはキャンプ場も多い
▲中津川の河川敷にはキャンプ場も多い

そこから5~6kmほどでしょうか、登坂車線のあるキツい坂を上ると、その先に「オギノパン」が出てきます。ここは本社工場直営店です。あげぱんが有名なのですが、私はここの「丹沢あんぱん」が好きなので、いつも立ち寄っています。

サイクルラックも用意されていますし、敷地内の東屋にはテーブルと椅子が用意されているので、買ったパンをその場で食べることが可能です。

▲オギノパン工場併設店
▲オギノパン工場併設店
筆者オススメの丹沢あんぱん いろんな味があります
▲筆者オススメの丹沢あんぱん いろんな味があります

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▼オギノパン工場併設店 基本情報

営業時間 9:30~18:30 ※12月・1月・2月は17:30閉店
定休日 なし
住所 神奈川県相模原市緑区長竹2841
TEL 042-780-8121
URL http://www.ogino-pan.com/

 

2. 新緑に煙る道志みち(山伏峠)

オギノパンから5kmほど走り、「青山交差点」を左折すれば、いよいよ「道志みち」です。

序盤は開けた田畑の中、そのうち周囲は深い緑に囲まれはじめると、いよいよ「道志みち」という感じです。徐々に高度を稼ぎながら、約30km先の「道の駅 どうし」を目指します。

繰り返しになりますが、この道は、来年のオリンピックでも自転車ロードレースの舞台となるところです。道路のあちこちに、レースを盛り上げようと横断幕が出ていました。

オリンピックを歓迎する横断幕
▲オリンピックを歓迎する横断幕
新緑に煙る道志みち
▲新緑に煙る「道志みち」
道志みちは美しい道志川に沿って走ります
▲「道志みち」は美しい道志川に沿って走ります

1時間半くらい走ったでしょうか。

後ろから「すみません。『道の駅』ってあとどれくらいですか?」と声をかけられました。
振り返ると、トレーニングモードのサイクリストでした。長い登りに心が折れそうなのでしょうか…。

「もうすぐですよ。あと1~2kmくらいです」と答えましたが、実際は道の駅に着くまで、そこからさらに5kmほど走る必要がありました。まあ、自転車乗りの「あとちょっと」はアテにならないという「自転車あるある」ということで、ご容赦を。

「道志みち」は、途中、コンビニは1軒しかないし、休憩する場所が少ないので、ここを走るサイクリストの多くは、「道の駅 どうし」を目指します。

だからこそ、この駅には、多くのサイクリストが集まります。サイクルラックもたくさん用意されていて、自転車に優しい道の駅です。

私もサイクルラックに自転車をかけていると、「アンケートにご協力いただけませんか?」と、声をかけられました。

聞けば、地元「都留文科大学」の学生さんのようです。サイクリストの意見を聞きたいということでしたので、もちろんOKです。多くのサイクリストが同じように協力していました。

アンケートの内容は、サイクリストにとって道志村はどのようなところか、欲しいサービスなどあるか、道の駅の良い点や改善点などはあるか──といったものでした。

道の駅どうしでは、都留文科大学の学生さんがアンケート調査をしていました
▲「道の駅 どうし」では、都留文科大学の学生さんがアンケート調査をしていました
▲アンケート協力の見返りは、道志の水でした
寒い季節は豚汁200円が嬉しい
▲寒い季節は豚汁200円が嬉しい

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▼道の駅 どうし 基本情報

営業時間(売店) 9:00~6:00(夏期~19:00/冬期~17:00)
休館日 年末年始 ※詳しくはお問い合わせください
住所 山梨県南都留郡道志村9745
TEL 0554-52-1811
URL http://www.michieki-r413.com/

 

さて、「道の駅 どうし」の標高は約650m。ちょっと肌寒くなってきました。ここからはウィンドブレーカーを羽織りましょう。

道の駅を後にして、ここからは一気に標高1100mの山伏峠を目指します。
一層深くなった緑の中、黙々とペダルを回します。
峠までは約9km。そこそこの勾配の道を上り詰め、ようやく山伏峠に到着です。

山伏峠(道志村側)
▲山伏峠(道志村側)

トンネルを超えると山中湖村です。
一応、こちら側でも写真を撮りましたが、ちょっとクオリティ低くないですか?(いや、すみません)

クオリティが…
▲気のせいか、トンネル前と比較するとクオリティが…

山伏峠を越えれば、あとは山中湖まであっという間のダウンヒルです。

 

3. 穏やかな山中湖

さて、山中湖に着きました。

実は私、GW中にも来たのですが、その時とはうって変わって、今日は湖畔も静かです。
ただ、残念ながら曇っていたため、富士山は雲の中でした。

穏やかな山中湖
▲穏やかな山中湖
湖畔のサイクリングロードも閑散としています
▲湖畔のサイクリングロードも閑散としています
いろんなところにレンタサイクルがありました
▲いろんなところにレンタサイクルがありました

 

4. 箱根裏街道は裏街道でもクルマが多い(籠坂峠、乙女峠)

山中湖畔には多くの店が点在しています。腹ごしらえしたら、次は箱根裏街道です。

山中湖畔沿いの道をぐるっと回って、南側に抜ける国道138号で御殿場を目指します。
湖を後にして、緩やかな坂を少し上ると、標高1104mの籠坂峠です。まあ、山中湖自体の標高が高い(980m)ので、ここは難なくパスです。

峠を越えれば、御殿場の市街まで、一気にダウンヒルです。

標高1104mの籠坂峠 本日の行程の最高点
▲標高1104mの籠坂峠 本日の行程の最高点

「裏街道」とは言いますが、国道139号は国が管理する直轄国道。大型車の通行も多いです。道路の端を慎重に下りましょう。
御殿場まで下りてくれば、気温もだいぶ上がってきました。ここからはウィンドブレーカーは不要ですね。

ウィンブレは背中のポケットへ
▲ウィンブレは背中のポケットへ

勾配5~8%程度のだらだら坂を5kmほどのヒルクライム。乙女峠は標高810mです。
箱根というと、表側の国道1号の最高地点874mが有名ですが、裏街道の乙女峠もそこそこの標高なんですね。

乙女峠のふじみ茶屋で一休み
▲乙女峠のふじみ茶屋で一休み

乙女トンネルを越えれば、約20km先の小田原までは、ひたすら下り。
新緑に映える道を快適に下ります。

新緑の箱根路(写真は宮ノ下付近)
▲新緑の箱根路(写真は宮ノ下付近)

 

5. 最後は湘南海岸に沿って江の島へ

箱根路を下れば、あとは平らな国道1号と国道134号で江の島まで。言わずもがな、サイクリストの定番コースなので、多くのサイクリストが走っています。ゆっくりポタリングの人からトレーニングモードの人まで、いろんな人がいます。

多くのサイクリストが走る国道134号 向こうに海が見えます
▲多くのサイクリストが走る国道134号 向こうに海が見えます
最後は江の島でパシャリ
▲最後は江の島でパシャリ

まとめ

さあ、いかがだったでしょうか?

ちょっと盛りだくさんなコースですが、全部でなく一部だけでも十分楽しめると思います。
皆さんも、いつか走ってみてください。

ちなみに私はこの先、自走で帰宅しました。。。

 

▼本日のサイクリングルートはこちらから

(執筆:T.Km)

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