【神奈川県】ヒルクライマーなら挑みたい!ヤビツ峠&箱根峠サイクリング
こんにちは!たびりん編集部です。
今回ご紹介するのは、神奈川県秦野市にある「ヤビツ峠」から国道1号線を経由して箱根市内に向かい、旧東海道で「箱根峠」を2018年のゴールデンウイークに登ったサイクリングレポートです。
神奈川にある二大峠を一度に攻めるヒルクライマー向けのコースをご堪能ください。
ヒルクライムの聖地ヤビツ峠編
ヤビツ峠は神奈川県秦野市にある峠で、秦野市と清川村を南北に結ぶ県道70号秦野清川線上にあります。
東京から近いヒルクライムポイントということもあり、多くのサイクリストが訪れます。
ヤビツ峠と秦野市街にある国道246号線を結ぶ南側のルートを通称「表ヤビツ」、つり橋のイルミネーションで有名な宮ヶ瀬湖がある清川村を結ぶ北側のルートを通称「裏ヤビツ」と呼びます。
表ヤビツは距離が短く勾配がキツめ、裏ヤビツは勾配が緩い代わりに距離が長く、道幅が狭い特徴があります。
今回は南にある小田原、箱根に抜けるので裏ヤビツを登って表ヤビツを下るルートをチョイス。
平均斜度3%ほどの峠を、綺麗な清流に沿ってえっちらほっちら登ります。この時期の午前中は日陰が多く、涼しく登れるため快適です。
1時間ほどで山頂に到着!登頂記念にパチリ。
疲れが抜けないうちに、自販機でコーラを補給。登頂後のコーラが全身に染み渡ります。
この日はGW初日ということもあってか、山頂は大勢のサイクリストで賑わっていました。近年、サイクリストが激増するヤビツ峠では事故防止とマナーアップ運動として、下りの時速を抑えるよう声かけが行われています。
ヤビツ峠は自転車専用ではなく、地元の方にとっては路線バスも通る生活道路です。マナーを守って地域の方と共存できるサイクリストでありたいですね。
休憩もそこそこに、表ヤビツをルールを守って慎重に下っていきます。
ゆっくり下っていたら、綺麗な富士山がクッキリと!
これだけでも登って来た甲斐があったというものです。
旧東海道をヒルクライム!箱根峠編
下りきった後、海沿いにある大磯の国道1号線まで南下したら、いよいよ本日のメイン、箱根峠です!箱根峠は神奈川県と静岡県の境にある峠で、箱根駅伝や漫画「弱虫ペダル」の舞台としても有名です。
国道1号線をひたすら走り、小田原を抜けると、箱根登山鉄道の箱根湯本駅が見えて来ます。神奈川県側から箱根峠へのルートは、箱根駅伝で使われる国道1号線と旧東海道(県道732号線)の2つのルートがあります。今回は旧東海道を登るので駅の手前で左折します。
旧東海道に入ると、一気に斜度が上がり、既にヤビツ峠を越えてきた脚には乳酸が容赦なく襲い掛かってきます…!
しかし、ヤビツ峠と同様日陰は涼しく、道も綺麗で走りやすいため、キツい登りでも景色を楽しみながら進んでいきます。
「動物注意」はよく見かけますが、「えづけ禁止」は初めて見ました。
30分ほど進むと、何やら見慣れない看板が見えてきます。
「これより1.2kmの間七曲り 上り勾配10.1%」
これはきっとサイクリストへ檄を飛ばしてくれているのですね…!
ダンシング(立ち漕ぎ)を駆使して何とか登りきり、芦ノ湖へ到着!!
暫し達成感に浸りつつ遊覧船などを眺めた後、再び国道1号線を沼津方面へと下って行きました。
登頂記念にパチリ。
ヒルクライマーなら挑戦したいヤビツ峠と箱根峠
今回はヤビツ峠から国道1号線を経由して旧東海道で箱根峠を登るヒルクライマー向けのサイクリングレポートをお届けしました。
登っている最中は苦しいのですが、終わってみれば「また登ってみても良いかな?」と思ってしまうのがヒルクライムの不思議ですね!
峠に慣れていない方はどちらか一つの峠からはじめるといいでしょう。ヤビツ峠の場合は小田急小田原線・秦野駅から、箱根峠の場合は箱根登山鉄道・箱根湯本駅が最寄り駅となります。
最後に関東近県のヒルクライムレポート記事をまとめましたのでぜひご覧ください。
(執筆:r.s)