【埼玉県】レンタサイクルとロードバイクで、幸手市カフェ&スイーツポタリング
桜が有名な幸手市で、カフェやスイーツめぐり。
ロードバイクと、レンタサイクルで、春風を堪能しながらゆっくりと約10㎞走りました。
東武鉄道幸手駅前でレンタサイクル
東武鉄道幸手駅東口から歩いて1分ほどのところにある「井草自転車預かり」で、自転車を借ります。
1台400円で朝8時から夕方5時まで借りることができます。
レンタサイクルにはギアもついています。
駅舎の壁面が桜吹雪を思わせるモザイクアートになっていました。
桜を見に行くのも楽しみになりますね。
上庄かふぇ
お昼も近かったのでまずはランチすることに。
旧街道沿いには国登録有形文化財の建物を改装した趣のあるカフェがありました。
江戸時代末期に醤油醸造業を営んでいたそうです。
店内には柱や梁が当時の雰囲気を感じさせてくれます。
マルゲリータピザと、えびのトマトクリームパスタを注文。どちらも素材の味が引き立っていて美味しかったです。
食後に春限定の「桜ラテ」をいただきました。ふわっと桜が香ってきて癒される味。
オーロール東城屋
お腹を満たしたところで気になるパン屋に立ち寄りました。
1931年(昭和6年)創業、80年の歴史を誇るお店だそう。
手に取ったのは人気商品のひとつ「パンバスケット」。
手のひらサイズのウインナーロールやチョココロネなど5つのパンが、パン生地でつくられたバスケットに入っています。
インパクトもあり、ピクニックにぴったりです!
幸手権現堂桜堤(県営権現堂公園)
レンタサイクルのかごにパンバスケットを入れて、走ること約2㎞で見事な桜堤が見えてきました。
幸手市の桜の名所「幸手権現堂(さってごんげんどう)桜堤」。約1000本の桜が約1㎞にわたって咲き誇ります。
お花見客が多く訪れていました。
園内は自転車走行が禁止なので押し歩きでゆっくりと景色を楽しむことをお勧めします。
菜の花畑とのコントラストも素晴らしかったです。
また、6月は色とりどりの紫陽花、9月は曼珠沙華が一面を赤く染め、1月には白い水仙が見ごろを迎え、季節ごとの花を楽しむことができるそう。
cimai(シマイ)
街中をポタリングしていると行列店がありました。
姉妹で営んでいるというパン屋「cimai」。おしゃれな外観が目に留まります。
「フルーツパン」は天然酵母生地に白いちぢく、レーズン、伊予柑ピールが入った少し固めのパン。爽やかな味で美味しかったです。
「キャラメルケーキ」は天然酵母で作られたケーキ。しっとりとした生地にキャラメルの程よい甘さ。
素材にこだわったパンがたのしめるお店でした。
お店の前の通りは「陽光桜通り」。
その名の通り、歩道には「陽光桜(ようこうざくら)」という早咲きの桜が咲いていました。
永文商店
1903年(明治36年)創業、老舗酒屋に立ち寄りました。
建物は趣があり大正末期の関東大震災後に改造されたときのままだそう。
入ってすぐのところに地酒「権現桜」。
桜をみた人たちがお土産に買うことが多いとか。
ピンク色のにごり酒。このピンク色は赤色酵母の色で着色料は一切使用していないそうです。
帰宅後に飲んでみましたが、甘い味わいが美味しかったです。
桜を思い出しながらいただきました。ソーダ割りもおすすめということだったので様々な飲み方で楽しめます。
お店の横にはお酒の搬入に使うトロッコ。古くから使用されているそうです。
「トロッコ鉄印」を記念に購入。
珈琲・珈処
サイクリングの締めにコーヒーで一休み。
注文をうけてからご主人が丁寧に一杯ずつハンドドリップしたコーヒーは、香り高くまろやかな味がしました。
夫婦で営まれている、落ち着いた店内では穏やかな時間を過ごすことができました。
コース紹介
▼幸手市レンタサイクル
https://www.satte-k.com/rental/index.html
▼幸手市観光協会
https://www.satte-k.com/download/index.html
まとめ
幸手市は、パンやコーヒーなどの素材にこだわりのあるお店や古くから地元の人に愛されてきたお店で溢れていました。
調べてみると職人魂を感じるお店がまだまだありそうです。
自転車を使い自由に街を巡ってみて、出会ったお店でゆっくりとその空間を楽しんでみてください。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |
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