【千葉県】千葉市 海浜幕張エリアで気ままにシェアサイクル「ハローサイクリング」
海浜幕張といえば、野球観戦やライブイベントのイメージが強くありませんか。
幕張新都心の入り口で駅周辺にはオフィスビルやショッピングセンター、ホテルが建ち並びます。
ビル街から少し離れ千葉市のシェアサイクルを使って気ままに自転車旅をしてみました。
どんな景色に出会えるのか楽しみです。
目次
JR「海浜幕張駅」南口をスタート
千葉市のシェアサイクル「ハローサイクリング」を使うことにしました。
専用のアプリをダウンロードし簡単に登録を済ませたら、電動アシスト付き自転車を借りることができます。
15分あたり70円で最大12時間レンタルだと1000円。住民がちょっと乗るのにも利用しやすい料金設定になっています。鍵の施錠はアプリ内に表示される番号を自転車のハンドル付近にある操作パネルに入力すれば良いので簡単です。気ままなサイクリングに出発です。
県立海浜幕張公園
高層ビルやマンションが立ち並ぶ街中に緑いっぱいの公園。
休日だったこともあり自転車できた家族連れや子供たちで賑わっていました。
中でも印象的だったのは「花時計」。
花時計のある広場には、花でハートに見立てた花壇もありました。
海浜幕張公園を抜けると、街がありました。
集合住宅群「幕張ベイパーク」。
道路沿いにはスーパーやカフェ、コミュニティスペース、スポーツ施設などが並んでいます。
花見川
千葉市花見川区のシンボル花見川。
川を渡ったところでサイクリングロードに入ってみました。
花見川サイクリングロードは全長14.3㎞。
一部を走りましたが、ロードバイクだけでなく買い物帰りのシティサイクルや散歩に来ている人などもいて、地元の憩いの場になっていると感じました。
歩行者も多いので気を付けて走りましょう。
手作り公園まさご
気になる看板を見つけたので自転車を押して歩いてみることに。
小さな公園ですが、花がたくさん植えられていたり、アニメの空き地においてあるような土管があったりしました。公園内の草花や芝生の手入れ、花壇などの維持はボランティアで行っているそう。
春らしい色の花が咲いていたので写真を撮りながら公園を楽しみました。
Café Craftsman Base
住宅街を走っていきマリーナストリートに面したところに小さなカフェがありました。
ショーケースにはケーキや焼き菓子、その他パンもならんでいました。
テイクアウトのみということなので、手軽に食べられそうな「マカロンショコラ」、「スイートポテト」、「ショコラテリーヌ」を購入。
4㎞ほどいくと海があるようなので、そこで食べることにしました。
稲毛海浜公園
長さ約3㎞、面積約83haの稲毛海浜公園。
ピクニック広場や美術館、キャンピングサイト、野球場、スポーツ施設などがある総合公園です。
公園内には「いなげの浜」「検見川の浜」があります。
敷地内にもシェアサイクル。電動キックボードのシェアレンタルもありました。
緑豊かな公園です。
稲毛の浜灯台
稲毛の浜の端にある「稲毛の浜灯台」を見てきました。自転車を停めて歩いていくと海上にはたくさんの船舶が。
工業地帯が近くにあるため、船の往来が多くありました。
灯台までの道は震災の影響で斜めに傾いていますので足元注意。
ここでは先ほど購入した「ショコラマカロン」をいただきました。
ほどよい甘さとチョコの風味が絶妙。
もっとこの風景を楽しみたい!と思い、一息ついたところで海浜幕張方面へ向かいます。
海浜公園内の海沿いには松がならんでいて、樹々の間から海を見ることができます。
砂浜プロムナード
園内の2つの浜と海浜幕張駅からほど近くZOZOマリンスタジアムがある「幕張の浜」の3つの浜をつなぐ散歩コースが「砂浜プロムナード」。
海を眺めながらゆっくり進みました。各所にテーブルとベンチがある休憩スポットがあり、ジョギングや散歩の人も座って海を眺めていました。
ここで購入していたスイーツを一つ。
鳴門金時「ゆめいも」を使ったスイートポテト。
お芋の下にはクッキーとレーズンが。
食べやすい手のひらサイズのスイートポテトは甘くてしっとり。
その後、海浜大通りを走って街中へ戻っていきます。
海浜大通り
美浜橋から見える海も絶景でした。
橋を渡った先にはヤシの木の並木道と高層ビル群。
外国を思わせる雰囲気で気分が高揚しました。
MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD(MAKUHARI BREWERY)
行き道で幕張ベイパークを通ったときに気になっていたお店に行ってランチをすることにしました。
幕張ベイパークの地域コミュニティの拠点となる施設「MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD」。
テラス席もあるので、良い天気の日は外でも気持ちよさそうです。
千葉市発のクラフトビールを作っている「MAKUHARI BREWERY」で食事をすることに。
自転車のためビールを味わうことはできませんでしたが、6種類のオリジナルビールがあるそうです。
「釜玉パスタ」を注文。
お好みで醤油だしをかけながらいただきます。素揚げしたナスと獅子唐、刻み葱と海苔の優しい味でした。
JR「海浜幕張駅」北口で返却してゴール
アプリで返却する場所を選び自転車を戻します。
鍵を施錠し操作パネルにある「リターン」ボタンを押したら返却完了。
コース紹介
▼県立海浜幕張公園
https://www.seibu-la.co.jp/makuhari/
▼稲毛海浜公園
https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/chuo-mihama/inagekaihinkoen.html
▼MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD
https://makuhari-neighborhood.jp/
まとめ
約18㎞のサイクリングでしたが、イベントなどでしか訪れたことがなかったため想像していたよりも街には花や緑が溢れ、海外のリゾート地を思わせる素敵な風景に出会うことができました。
シェアサイクルを活用している住民も多く、自転車が似合う街でした。
サイクリングをメインに行ってみてはいかがでしょうか。
執筆:水越恭子
茨城県出身。地元ラジオ局でリポーターをしていた頃にロードバイクを購入。公私ともに自転車を楽しんでいる。現在はフリーランス。SNSで茨城サイクリングの魅力を発信。自転車のさまざまな楽しみ方を研究中!現在は、行方市自転車活用推進会議委員を務め、行方エリアテレビ「なめテレ」に出演し自転車で市内をめぐりレポートし放送している。 |
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