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【イタリア】ベネチアのリド島観光をレンタサイクルで楽しむ!

イタリア有数の観光地「ベネチア」。本島中心部は自転車NGなので、その南東に位置するリド島で自転車を借りて、のんびりサイクリングを楽しんでみました。

※この記事は2018年2月16日に公開されたものを2021年1月に更新したものです。

ベネチア本島は自転車禁止

イタリア有数の観光地、水の都として知られる「ベネチア」。

もともとは異民族から逃れるための避難所として造られた町ですが、その後、世界有数の貿易都市として発展した歴史があります。

ベネチアには、ナポレオンが世界一美しい広場と賞賛した「サン・マルコ広場」をはじめ、鐘楼、ドゥカーレ宮殿などたくさんの見どころがあります。

イタリアは自転車大国とご紹介しましたが、実はベネチア本島内は自転車のみならず、すべての車両の乗り入れが禁止されています。

運河と迷路のような狭い道が張り巡らされているこの街にはたくさんの観光客が訪れるので、そもそも自動車や自転車が走るスペースはないですね。

リド島を巡る観光スタート!

まずはベネチアを巡る

夏の終わりの週末、快晴のベネチアは多くのファミリーやカップルで賑わい、出張の合間に男一人で立ち寄った私には、なかなか居場所がない感じ。

到着した日の半日ほど島を散策して、翌日は船(水上バス)で、サイクリングができる「リド島」を目指しました。

「リド島」ならサイクリングで観光が楽しめる

ベネチアの南東に浮かぶリド島は、ベネチア国際映画祭が開催されることで知られている長さ約12kmの細長い島。

ベネチアの島々の中では数少ない自動車が走れる島で、サイクリングもできます。

ベネチアからは水上バスで約15分。
到着した港の近くにはレンタサイクルの看板がいくつか出ています。

リド島でサイクリングスタート!

港近くのレンタサイクルは、特に身分証明書の提示もなくお金を払えば貸してくれました。

自転車の準備もできたので、簡単な島内マップをもらっていざ出発!

細長い島なので、道を間違うこともないほどシンプルで、ベネチア本島とはちょっと違った近代的な雰囲気です。

人口は約17,000人、自動車も少なくとても静かで美しい町並みをのんびりサイクリングできます。

特に観光地というのも見当たらない(国際映画祭の会場になる建物くらい)のですが、島の東側のビーチへ行けばたくさんの人がビーチリゾートを楽しんでいます。

のんびりした一日

東側のビーチでのんびり

その後は西側へ行ってベネチア本島を眺めながらのんびり

カットフルーツを食べてのんびり

とにかくのんびりした1日を過ごすことができました。

まとめ

リド島は3時間程度の滞在でも充分のんびりできます。ベネチア本島の賑わいを少し離れて、静かなリド島でサイクリングリゾートをお楽しみください。

執筆:YASU

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