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【フランス】フランスのシェアサイクルが使える都市10選

※この記事は2018年4月24日に公開されたものを2021年7月に更新したものです。

こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。

イタリア、スペインに続き、フランスのシェアサイクルが使える10都市を調べてみました。

drive.google.com

シェアサイクルについては、以下の記事で解説してますのでご覧ください。

フランスでの自転車交通ルール

フランスでは日本と異なる自転車の交通ルールが存在します。
重要なルールは必ず頭に入れて自転車を利用しましょう。

原則歩道の通行不可

フランスでは自転車が歩道を走行することは原則できません。
車道を自動車と同じ方向で通行することとなっています。
ただし8歳以下の子どもは歩道を通行することができます。

ヘルメットの装着推奨

自転車に乗る時にはヘルメットの装着が推奨されています。
特に子どもはは極力装着するように強く推奨されています。

リフレクタやベストの着用

フランスの自転車にはいくつか義務付けられているリフレクタがあります。
前、横、後ろからみてもリフレクタが見えやすくするためです。
また見通しが悪い場合は反射材が使用されたベストの装着が義務化されています。

自転車専用レーンやバス共用レーンの利用

フランスは自転車利用の推進のため、インフラ整備に力を入れています。
そのため自転車専用レーンや、バスレーンを自転車と共用利用することを促しています。
車道を走行する際は道路上に自転車のマークがあることを確認し、そのレーンを走行するよう気をつけましょう。

上記は以下のサイトを参考にして記述しています。
内閣府 | フランス
国土交通省 | 欧州各国の総合的な都市交通計画における「自転車」について
在フランス日本国大使館 | 交通法規

フランスのシェアサイクルが使える都市10選

1. パリ Paris

導入されているシェアサイクル:「Vélib’」

フランスの首都であるパリは人口約210万人、イル=ド=フランス地域圏の首府であり、ヨーロッパにおける芸術やファッションの中心地です。また、凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム寺院など世界的な観光スポットが点在しています。

そんなパリでは、2007年に世界最大のシェアサイクル「Vélib’」が導入され、世界初のシェアサイクルの成功モデルとして知られています。一方、2018年2月には「Gobee bike(ゴービーバイク)」がサービス終了したようです。


2. マルセイユ Marseille

導入されているシェアサイクル:「le vélo」

マルセイユはフランス南部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の首府で、実に2600年の歴史を持つフランス一の港湾都市です。人口約79万人のこの街は、フランス国内では人口第2位の都市です。

3. リヨン Lyon

導入されているシェアサイクル:「Vélo’v」

リヨンはフランス南東部オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の首府で、人口約47万人のこの街は、フランス国内では人口第3位の都市です。中世より「絹の町」として知られ、ヨーロッパ有数の商業都市であるとともに、美食の町としても有名です。

リヨンでは「Vélo’v」が導入されており、341箇所のステーションが整備されています。

4. トゥールーズ Toulouse

導入されているシェアサイクル:「VélôToulouse」

トゥールーズはフランス南西部オクシタニー地域圏の首府で、れんが造りの建造物が夕日に輝く様子から「バラの町」とも呼ばれる都市です。人口約43万人、フランス国内では人口第4位の都市です。航空産業の中心地であり、10万人以上の学生が集う学生都市でもあります。

5. ニース Nice

導入されているシェアサイクル:「Nice Ride」「Vélo Bleu」

ニースは、フランス南東部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の都市で、地中海コートダジュールに面する高級リゾート地です。人口は約34万人でフランス国内では人口第5位の都市です。「天使の湾」とも呼ばれるニースの海岸は必見です。

ニースでは「Nice Ride」とブルーのカラーリングが印象的な「Vélo Bleu」が導入されています。


6. ナント Nantes

導入されているシェアサイクル:「bicloo」

ナントはフランス西部ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏の首府であり、ロワール川が大西洋に注ぎ込む河口に開けた街です。現代アートの町としてその都市計画が高く評価され、「フランス人が最も住みたい町」と言われています。人口約28万人、フランス国内では人口第6位の都市です。

ナントで導入されている「bicloo」は、103のステーションと883台の自転車が整備されています。

7. ストラスブール Strasbourg

導入されているシェアサイクル:「VÉLHOP」

ストラスブールはフランス北東部グラン・テスト地域圏の首府で、人口は約27万人。フランス国内では人口第7位の都市です。かつて交通の要衝として栄え、「道の町」を意味するラテン語に由来する街です。それゆえ、ドイツ色が濃厚な街でもあります。

8. モンペリエ Montpellier

導入されているシェアサイクル:「Vélomagg」

モンペリエはフランス南部オクシタニー地域圏の都市であり、13世紀創立の由緒正しい大学があるなど、中世からの学生都市として有名です。観光客として訪れるよりも住んでみたいと思わせる町と言われています。人口は約25万人、フランス国内では人口第8位の都市です。

モンペリエで導入されている「Vélomagg」は、54のステーションが整備されています。

9. ボルドー Bordeaux

導入されているシェアサイクル:「V³」

ボルドーはフランス南西部ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の首府で、言わずと知れた世界的なワインの産地です。人口は約23万人、フランス国内では人口第9位の都市です。

ガロンヌ川の湾曲部にそって三日月形に形成された市街地は、「月の港」として世界遺産登録されています。

10. リール Lille

導入されているシェアサイクル:「V’Lille」

リールはフランス北部、ベルギー国境近くオー=ド=フランス地域圏の首府で、中世にはフランドル伯領として栄えた歴史のある街です。1994年に英仏海峡トンネルが完成し、ユーロスター発着の街としても有名となりました。人口約23万人、フランス国内では人口第10位の都市です。

リールで導入されている「V’Lille」は、200ものステーションが整備されています。

フランスでのシェアサイクルを楽しもう

やはりフランスにおいても、主要な都市のほとんどでシェアサイクルが導入されていますね。是非シェアサイクルを使ったサイクリングをして、自転車の本場フランスの風を感じてみてください。

またフランスのレンタサイクルで行ける絶景スポットも紹介しています。
詳細はこちらの記事を参照ください。

【イタリアのシェアサイクルはコチラ】

【スペインのシェアサイクルはコチラ】


【日本のシェアサイクルはコチラ】

(執筆:クリス)

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