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【香川県】「塩江温泉鉄道」歴史探訪サイクリング

春までもう1歩という、冬晴れの1日。

高松空港から塩江温泉へサイクリングをしました。

国道193号線は幹線道路で交通量も多いので、香東川をはさんで東側の田舎道をのんびりたどって行きます。

この道は、昭和4年~昭和16年まで、仏生山駅~塩江温泉まで片道約17kmを結んでいた「塩江温泉鉄道」の廃線跡で、そこかしこに当時の面影が。

高松空港から塩江鉄道廃線跡へ

高松空港ビル西側のサイクルステーション

高松空港ビル西側のサイクルステーションからスタート。
ここには、自転車工具などの他、電動レンタサイクルやレンタルバイクもあります。
思い立って参加も可です。

最初の信号を右折

空港から降りて行って最初の信号を右折します。
右側木の陰にうっすら見える白い石垣はイサム・ノグチの壁面彫刻作品とのこと。
ちなみに、空港敷地内には「TIME AND SPACE」という作品もあります。

国道193号線に突き当たる

さらに1kmほど下ると国道193号線に突き当たります。
ここを右折して塩江温泉に向かいますが、「塩江温泉鉄道」廃線跡に行くために、国道左側の香東川をどこかで渡ります。

香東川

香東川を渡る鉄橋

香東川を渡る鉄橋、廃線跡でしょうか?

赤い橋のようなもの

橋の上から、遠くに赤い橋のようなものが見える!!
さて、これはなんでしょう。答えは、後ほどお伝えします。

香東親水ゾーン

ベンチ

川の様子

廃線跡は生活道路として使われている他、親水ゾーン等の公園としても整備されていました。
ベンチもあるのでほっと一息入れられます(トイレはありません)。
川には大きな鯉(?)の魚影も。

廃線跡と桜並木

桜並木

廃線跡は1車線道路が比較的まっすぐ続いており、なんとなく雰囲気でわかります。
もうすぐ満開の桜並木となるでしょうか。

橋、橋、橋

吊橋

香東川には、地元の方が渡るちょっとした橋がいくつもありました。
吊り橋、沈下橋など、風情がありますね。沈下橋は落ちないようご注意ください。

沈下橋

沈下橋

田んぼビオトープ

田んぼビオトープ

廃線跡に沿って人工的なせせらぎが。

田んぼビオトープ

里山の美化と自然保護を通じて自然環境の保全するために、NPO法人コミュニティビジネス・しおのえが独自につくられた、「田んぼビオトープ」。
水路や水車がある小規模の親水エリアとなっており、夏にはホタルも観られそうです。

「塩江温泉鉄道」の名残

「塩江温泉鉄道」の名残

「塩江温泉鉄道」の名残

「塩江温泉鉄道」の廃線跡を感じる風景です。
トンネルは生活道路になっていますが、車が一台しか通れないのでご注意を。
また鉄橋の橋脚だけが残されているところもありました。

塩江温泉郷の周辺

塩江温泉

空港から約10㎞強走って、やっと塩江温泉郷に到着。
塩江温泉郷は、約1,300年前の奈良時代に僧の行基によって発見され、弘法大師空海が湯治の地として伝えたという由緒ある温泉です。

いこい食堂

いこい食堂

いこい食堂の名物「中華そば」

「塩江温泉鉄道」の終点だった「塩江温泉駅」跡地付近に、「いこい食堂」があります。
昼食時には、観光客だけでなく、地元民も多く、地元感を味わえる食堂です。
香川県といえば、うどん県ですが、うどんだけじゃない!
いこい食堂の名物「中華そば」は530円とお手頃ですが、鶏肉と卵とじで懐かしい味に暖かい気持ちになります。

いこい食堂
営業時間:8:00~16:00
住所:761-1612 香川県高松市塩江町安原上東95-8
TEL:087-893-0513
定休日:第2・第4日曜

道の駅「湯愛の郷しおのえ」

道の駅「湯愛の郷しおのえ」

塩江温泉郷の目印にもなっている「観光物産センターしおのえ」が隣接しており、塩江の特産品が購入できます。道の駅では、野菜などの地場の特産品を扱っています。
近くの牧場のソフトクリームを販売しておりこれが名物。

道の駅「湯愛の郷しおのえ」
営業時間:8:00~18:00(11月~2月)
8:00~17:00(3月~10月)
(駐車場・トイレ・電話は24時間)
住所:香川県高松市塩江町安原上東390-21
TEL:087-893-1378
定休日:毎週火曜日、12月31日~1月2日、(火曜日が祝祭日の場合は翌日休暇)
https://www.my-kagawa.jp/point/297/

行基の湯(足湯)

行基の湯(足湯)

サイクリングで疲れた足を休めるのに足湯は最適です。
こちらの「足湯」は、行基の湯の敷地内にあり、無料で利用できます。

行基の湯(足湯)
営業時間:11:00~17:00
住所:761-1612 香川県高松市塩江町安原上東37-1
TEL:087-893-1136
定休日:毎月第1・3火曜日(祝日の場合は翌日)
https://www.shionoe.jp/stay/foot_bath.html

行基の湯

行儀湯

行儀湯

行基橋を渡ると、行基の湯があります。
効能は、慢性リウマチ、慢性皮膚病、神経痛、糖尿病などに効きます。
山間の静かな環境と和風情緒漂う温泉で癒しの時間を味わえます。

行基の湯
営業時間:9:00~22:00(受付は21:30まで)
※11月から3月の間は21:00までの営業
住所:761-1612 香川県高松市塩江町安原上東37-1
TEL:087-893-1126
定休日:毎月第1・3火曜日(祝日の場合は翌日)
入浴料:大人470円、小人(6歳以上12歳未満)240円、6歳未満無料、高齢者(60歳以上)360円
https://www.my-kagawa.jp/point/258/

塩江の不動の滝

不動の滝-1

不動の滝-2

塩江温泉郷からほど近い場所に、不動の滝があります。
高さ約40mの滝で、弘法大師が修行した際に、不動明王が現れたことから名付けられたそうです。
滝へ続く遊歩道があり、空気も澄んでいて滝の音が気持ちよく、周辺は公園にもなっており散策しやすくなっています。

高松空港の進入灯橋梁

高松空港の進入灯橋梁

最後に、途中で、上空に赤い大きな橋。
これはなんと、高松空港の進入灯橋梁でした。
進入灯とは、航空機が夜間や悪天候時に着陸する際、滑走路の方向・位置を航空機に示すライトのことです。
タイミング良く、真上に離着陸する飛行機を見ることができた方は、ラッキーですね。

今回のサイクリングまとめ

今回は高松空港からのんびり「塩江温泉鉄道」廃線跡をたどって塩江温泉まで行きました。懐かしい田舎風景で心身ともに癒されてきました。
塩江温泉郷は、昭和の初めには「高松の奥座敷」として鉄道がひかれるほど栄えたのですが、今も山あいの温泉郷として雰囲気があるところです。

高松空港から10km強と比較的近場にあるので、天気が良い日で少し時間がある人は、空港レンタサイクルで行ってみてはどうでしょうか。

(執筆:f.h)

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