【東京都】自転車で週末の都心を散走 /ディスカバー東京:千代田区・文京区編
東京都台東区の南西部に位置するJR御徒町駅近くに本社を構える「東京サンエス株式会社」。
南西には千代田区、北西には文京区が近くにあるここから、週末の朝の都心サイクリング。
澄み渡る冬の青空のもと、週末ならではの都心の景色などをご紹介します。
目次
スタートは台東区「東京サンエス本社」
台東区に本社を構える「東京サンエス株式会社」は、1927年(昭和2年)創業。自転車総合卸とオリジナル商品の企画販売を行う会社です。
下町情緒が残る本社から、まずは千代田区方面へサイクリングスタート。
神田川にかかる「昌平橋」
東京サンエス本社から南西へ1.5km、神田川にかかる千代田区の「昌平橋(しょうへいばし)」。
昌平橋から、お茶の水駅方向を見ると「JR中央線」「JR総武線」「東京メトロ丸の内線」の3つの路線が交差しているのが見えます。
ちょうど中央線と総武線の電車が交差。
丸の内・東京駅
昌平橋から南へ1kmほど走れば大手町、そして丸の内。
大手銀行の本店や大企業の本社ビルが建ち並ぶ、日本屈指のオフィス街も、日曜の朝は人も車もほとんどいなくて、とても静かで美しい景観です。
皇居外苑(皇居前広場)
東京駅を西へ曲がればすぐ皇居前広場。地下鉄二重橋前近くのここは皇居外苑の代表的な広場。
広大な広場は、都心とは思えない開放的な雰囲気。
日本武道館
皇居前広場から反時計回りに2kmほど走って皇居外苑北の丸広場にある「日本武道館」へ。
1964年東京オリンピックの柔道競技会場として建設された武道館。
私にとっては「武道」より1966年ビートルズのコンサートが実現した「音楽の聖地」としてのイメージです。
「田安門」を抜けて早稲田通りへと向かいます。
牛天神北野神社
飯田橋駅前から水道橋方向へ走り、神田川を北に渡れば、文京区。目の前には「東京ドームシティ」。
小石川後楽園横を抜けて、春日通りの坂をのぼって「牛天神北野神社」へ。
境内にある牛の形をした岩「ねがい牛」を撫でると願いが叶うといわれています。
梅まつりの時期で「あまざけ」を頂けました。
根津神社
「牛天神北野神社」から東京大学横を通って「根津神社」へ。
根津神社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝えられ、東京十社の一社に数えられています。
境内には沢山の鳥居が連なる「乙女稲荷神社」もあります。
文京区と台東区「へび道」
根津神社から不忍通りを渡れば「よみせ通り」へと繋がる通称「へび道」。
その名の通りクネクネと曲がっているこの道は、昔ながらの町家が軒を並べ下町の風情たっぷり。左(西側)は文京区千駄木、右(西側)が台東区谷中です。
VANER(ヴァーネル)
谷中銀座商店街を抜けてJR日暮里駅方面へ。谷中霊園沿いに南下して「VANER」へ。
ベーカリーショップ「VANER」は、2018年8月、台東区の「上野桜木あたり」という昭和初期の古民家を改装した建物の一画にオープンしました。
ノルウェーで収穫された風味豊かな小麦を、サワードウ発酵させて焼き上げたベーカリーが人気。
シナモンロールとカルダモンロールをテイクアウト購入。
上野恩賜公園
年齢制限なく誰でも入館することができる児童書を専門に扱った「国際こども図書館」。
そして「上野恩賜公園」を走れば「パンダポスト」を発見。
最後に、東京サンエスがお世話になっている「五條天神社」へお参りして、御徒町の本社へ戻りサイクリング終了。
コース紹介
▼牛天神北野神社
http://ushitenjin.jp/
▼VANER
https://vanertokyo.stores.jp/
詳細は以下でもご覧いただけます。
まとめ
約20kmを、週末朝約4時間のサイクリング。
日本経済の中心を実感する千代田区大手町・丸の内の静かな朝、都心とは思えない皇居前広場の広い空を感じ、東京の古き良き風情を感じる「谷根千」。
谷中は台東区で、根津・千駄木は文京区、であることも改めて知ることができました。
初めて走る道はもちろんのこと、曜日や時間帯が違うだけで今まで見たこともない景色に出会えるのはとても新鮮。
これからどんどん暖かくなる季節。もっと「どこか近くの知らない景色」を、自転車で探しに行ってみようと思う週末でした。
協力:東京サンエス株式会社
執筆:HANADA(TABIRIN編集部)
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