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豊洲周辺を自転車で廻ってみた!【レンタサイクルで快適走行】

※この記事は2018年11月1日に公開されたものを2020年11月に更新したものです。

こんにちは!
TABIRIN (たびりん)編集部です。

2018年10月11日、豊洲市場がついにオープンしました。

そこで今回は豊洲市場の周辺を江東区臨海部コミュニティサイクルで走ってみることにしました。

街のいたる所にレンタサイクルポートが設置されていたり自転車道などの自転車走行空間も整備されていたりと、歩行者にも自転車にもやさしい街になっていましたよ。

タワーマンション、話題のスポット、銀座や東京オリンピック・パラリンピック会場からも近いなどなど…おしゃれなまちになった豊洲周辺を今回の記事を参考にコミュニティサイクルで走ってみませんか。

東京都江東区にある豊洲

東京都江東区にある豊洲は銀座から約5km圏に位置します。
鉄道駅は東京メトロ有楽町線、ゆりかもめの豊洲駅、ゆりかもめの新豊洲駅、市場前駅があります。幹線道路は晴海通りが通り、環状二号線の豊洲から築地までの区間について開通しています。

近年ではタワーマンションが林立し、キッザニア、バーベキュースペース、チームラボプラネッツなどの話題のスポットが続々と増えています。

【豊洲の地図】

豊洲のレンタサイクル情報

豊洲でのレンタサイクルは、2012年から江東区が実施主体、ドコモ・バイクシェアが運営主体となって営業している「江東区コミュニティサイクル」が便利に利用できます。豊洲近辺ではほかのレンタサイクルは見当たりませんので、レンタサイクルをするなら実質的に「江東区コミュニティサイクル」一択となるでしょう。

「江東区コミュニティサイクル」とは

江東区では「江東区都市計画マスタープラン」および「豊洲グリーン・エコアイランド構想」に基づく施策として、コミュニティサイクル事業に取り組んでいます。

コミュニティサイクルとは、一定の地域内に複数配置されたサイクルポートで24時間365日自由に自転車の貸し出し・返却をすることができる自転車シェアリングシステムです。利用者は、どのポートで自転車を借りても良く、また、借りたポートとは異なるポートで返却することもできます。

このコミュニティサイクルの導入により、街の回遊性向上や、地域の活性化、自動車移動が減少することによるCO2削減効果などが期待されています。

利用方法やポートマップなどの詳細情報は以下の公式ホームページでご確認ください。

レンタサイクルで巡る豊洲サイクリングスタート!

実際に豊洲でレンタサイクルしてみる

用事のあった芝浦工業大学付属高校に最も近い『H1-29.スカイズタワー&ガーデン』のポートで江東区コミュニティサイクルを借ります。

江東区コミュニティサイクル
▲H1-29.スカイズタワー&ガーデンのポート
奥にみえるのが正式なポート、手前はポートからあふれたコミュニティサイクル

スマホから会員登録を行い、1回会員を選択します。1回会員の料金は、基本料金0円、最初の30分が150円、以後30分毎に150円が加算されます。

借りたコミュニティサイクル
▲借りたコミュニティサイクルタイヤの空気がはいってバッテリー充電も100%の自転車を選択

サイクルポートから出発!

▲広い路肩にブルーの矢羽(矢印)とラバーポールが設置されている

準備も整ったので、いざ出発!
サイクルポートの目の前の道路は広い路肩にブルーの矢羽(矢印)がペイントされ、ラバーポールも設置されています。交通量も少なくとても走りやすいです。

きやり橋からみえる風景
▲きやり橋からみえる風景

正面に見えるきやり橋を渡ります。きやり橋からスカイズタワーや運河沿いの歩行者や自転車が通れる水辺の空間が見えます。

急ピッチで建設が進む有明アリーナ
▲急ピッチで建設が進む有明アリーナ

さらに進むと左前方に急ピッチで建設が進む有明アリーナが見えます。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、バレーボールや車いすバスケットが行われる会場です。開催まで1年を切った東京オリンピック・パラリンピックが待ち遠しいですね。

建設が進む有明体操競技場
▲こちらも急ピッチで建設が進む有明体操競技場

きやり橋を渡った後、引き返します。左側に有明体操競技場が見えます。

きりや橋の自転車走行空間01
▲きやり橋の自転車走行空間
歩道の色と白線で歩行者と自転車が分離されている

きやり橋の自転車走行空間は、白線と舗装の色とサインで歩行者と自転車が分離されています。いわゆる視覚的分離です。自転車走行空間には矢印とピクトで自転車の通行位置が明示されています。

きりや橋の自転車走行空間02
▲飛び出し注意の看板

カーブで先が見えない場所には、飛び出し注意の看板も設置されています。歩行者と自転車がしっかりとルールを守れば、交通量が少ない区間はこの手法もありですね。

豊洲市場
▲豊洲市場の外観
運河沿いに歩行者や自転車が通れる水辺の空間がある

右側には、2018年10月11日にオープンした豊洲市場が見えます。これからどのように市場の歴史を築いていくのでしょうか。

豊洲市場の正門
▲豊洲市場の正門

豊洲市場には、一般利用者の自転車駐車場はないため、自転車を利用する場合は、コミュニティサイクルを利用して近くのポートに返却してから豊洲市場を見学することをお勧めします。
豊洲市場へは、『H1-61.Brillia ランニングスタジアムマギーズ東京前』か『H1-44.テプコ豊洲ビル』に返却して向かうのが便利です。

テプコ豊洲ビルのサイクルポート
▲豊洲市場から比較的近いH1-44.テプコ豊洲ビルのサイクルポート

豊洲市場の前の道路には、豊洲駅から新豊洲駅、市場前駅、有明テニスの森付近までの区間に一部工事区間がありますが、両側に連続して自転車道が整備されています。

新市場前駅から有明テニスの森へ向かう自転車道
▲新豊洲駅付近の自転車道
新市場前駅から有明テニスの森へ向かう自転車道
▲新市場前駅から有明テニスの森へ向かう自転車道

自転車道は歩道と自転車道を柵で分離し、歩道と自転車道の色と材質を変えられています。
また中央に白線を引き、矢印とピクトを設置することで自転車走行位置を指定していました。

歩行者が多い区間がありますが、歩行者も自転車も概ねルールを守っている印象で、自転車にも歩行者にもやさしい道路になっていました。

ガスの科学館がすてなーに
▲ガスの科学館がすてなーに
科学と暮らしの視点からエネルギーと環境のはてなを学べる
豊洲公園のアーバンゲートブリッジ
▲豊洲公園のアーバンゲートブリッジ
ららぽーと豊洲と隣接している

そして「がすてなーに」「豊洲公園」などの話題のスポットを周り、コミュニティサイクルを借りたサイクルポートと同じポートに返却しました。とても気持ちの良い約1時間のサイクリングでした。

運河沿いの歩行者と自転車の水辺空間
▲運河沿いの歩行者と自転車の水辺空間

豊洲サイクリングで久々のサイクリングをしてみませんか?

豊洲はコミュニティサイクルのポートが充実しており、様々な自転車走行空間も整備され、気持ちよくサイクリングができる自転車にやさしいまちになっていました。

初心者の方や久しぶりに自転車に乗る方も、暖かい日にコミュニティサイクルを借りてぶらり豊洲周辺をサイクリングしてみませんか。

その他東京都のサイクリング情報については以下の記事も参考にしてみてくださいね。

【本日のサイクリングルートはこちらから】

Cycle Route 5682601 – via Bikemap.net Open Route in Bikemap App

(文責:s.k2)

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