旅×自転車 記事

【福井県】発見!ローカル鉄道の挑戦。コスパ最高のサイクルトレインが福井に???

サイクルトレインといえば、最近話題の千葉県房総で運行されている「BOSO BICYCLE BASE」が有名ではないでしょうか?日本全国、特に地方の路線で導入されていることが多いサイクルトレインですが導入にかかるコストや課題がまだ多いようです。

そんな中、福井県大野市で国体(ロードレース競技)のプレイベントが行われ社会実験的に行われた「越美北線のサイクルトレイン」が低コストでコスパ最高でした!福井県内のサイクルトレインも含めて紹介します。

 

奥越へつながるローカル鉄道「越美北線」って???

福井市の市街地と奥越地域をつなぐローカル鉄道である「越美北線」は「九頭竜線」の愛称で親しまれています。

奥越地域には、恐竜博物館や国史跡白山平泉寺がある勝山市、まち全体が山に囲まれ、天空の城大野城やまち中に湧き出す御清水と呼ばれる湧き水が有名な大野市の2つ市があり、福井県内でも訪れる観光客が多い地域です。

そんな奥越地域へは、越美北線のほかに福井市から勝山市へ通じるえちぜん鉄道が運行しており、えちぜん鉄道では、すでにサイクルトレインが導入されています。自然豊かな田園風景が楽しめるこの地域で、越美北線がサイクルトレインとなれば、初心者でも簡単に、奥越をぐるっと回るコースができるのでは?と期待されます。

 

国体プレイベントで臨時のサイクルトレインが運行

実は、平成最後の国体が福井県で行われます。様々な競技が行われる中、自転車関連競技は、ロードレース競技とトライアスロンの2つで、ロードレース競技が、平成309月末に大野市で開催されます。これに合わせて、国体コースをゆったりと走行するプレ国体イベントが8月に開催されました。その際、越美北線が臨時のサイクルトレインとして運行され、イベント参加の中から抽選で15名が自転車を車両に積み込み大野市までの道のりを愛車とともに楽しみました。

車内に入ると…簡易的な自転車固定用フックが!

職員さんが丁寧にフックに自転車を固定していきます。

座席の片側に自転車が並ぶ光景 非日常的体験です。

フック以外にもゴム製のひもで固定され、車両が揺れても動じません。

フックは手作りで作成され、荷物置き棚と擦れる部分には、指サックが使われています。

約1時間の乗車を終え、越前大野駅で下車!乗り降りは段差と入り口が狭いため、慎重に…

イベント会場では多くのサイクリストが集結し、ゆったりとした大野のまちを走って走っていました。

美しい田園風景の中をゆったりと進んでいきます。

30kmのみちのりを走り終えると会場にはおもしろ自転車や食事ブースがあり、走り終えたサイクリストやその家族でにぎわっていました。

最後に

今回行われたサイクルトレインは、これから常時運行が行われる予定は今のところ無いようです。多くのサイクリストは、サイクルトレインを利用することなく、自らの力で奥越まで走っていくことや車社会の福井で、自転車に乗る人が少ないことなどが要因になっていると思います。

今後は、サイクリングをしていて、不慮の事故で自転車が走行不可能になったときの手段として、自転車を積み込むことができたり、普段サイクリングをしない人がのぼりを回避するためにサイクルトレインが利用さればいいのでは?と思います。

疲れたとき、もっと遠くへ行きたいときなど様々な場面でサイクリングの可能性を引き出してくれるサイクルトレインが広く普及し、ハードユーザーからローユーザーまで幅広い人がサイクリングを楽しめる未来が来ることを期待します!最後のたびりんサイト内の「たび×自転車 情報」の中にあるサイクルトレイン情報のリンクを用意しました。

あなたの知っている鉄道もサイクルトレインを導入しているかも!必見です!

サイクルトレインの情報

下のリンクをクリックするとサイクルトレイン情報が見られます!

旅×自転車情報|サイクルトレイン

 

<執筆:福井工業大学 山田将大>

  • Facebook
    Twitter
  • 編集部おすすめ
    ランキング
    カテゴリー