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【神奈川県】TABIRIN MAPで行く1泊2日「三浦半島一周」74kmサイクリング

都心からアクセスの良い三浦半島のサイクリングコースを紹介している、TABIRIN MAP「TABIRIN_01 三浦半島」。
サイクリングマップと、TABIRINアプリを使った、1泊2日の三浦半島一周サイクリングを、最新情報を交えてご紹介します。

JR横須賀駅からスタート

JR横須賀線 横須賀駅前では「よこすか海軍カレー」の公式キャラクター「スカレー」がお出迎え。

駅のすぐ前にはフランス庭園様式を取り入れた「ヴェルニー公園」。
ここから三浦半島一周サイクリングをスタートです
「ヴェルニー公園」から3kmほどで「うみかぜ公園」。
TABIRINアプリではコース上に「スポット情報」が表示されるのでとても便利です。

「うみかぜ公園」には、東京を防衛するための第三海堡大型兵舎が移設され、貴重な土木遺産として常設展示されています。

JR横須賀駅から観音崎までの「うみかぜの路(海と緑の10,000mプロムナード)」の一部に設置されたアートギャラリー「うみかぜ画廊」は、約700mの区間に15作品が描かれています。

観音崎を経て約15km走って、久里浜「ペリー公園」へ。

ペリー公園は、ペリー上陸を記念して作られた歴史公園で、園内には記念碑やペリー記念館などがあります。

太平洋岸自転車道

ペリー公園の前、久里浜海外から見える東京湾フェリー「久里浜港」。ここから先は「太平洋岸自転車道」のルートでもあります。


ペリー公園から約3.5km、野比海岸のマイルストーン(記念撮影用モニュメント)。

マイルストーンから少し走り、2022年6月オープンのリゾートカフェ「D-PEPE-SEA」でランチタイム。
スパイス料理と三浦野菜が人気のお店なので、三浦野菜をバターソテーした「三浦野菜カレー(1400円)」をオーダー。

三浦海岸から城ケ島へ

ランチを終え、再び海岸沿いを走り横須賀市から三浦市へ。

ウインドサーフィンで賑わう「三浦海岸」から、強い南風と闘いながら約9kmで「劒崎灯台」。

劒崎からは西へ4.5km、さらに勢いを増した横風に耐えながら「宮川公園」へ。
2基の風車が地域のシンボルとなっている公園の風車は、三浦宮川風力発電所として稼働しています。

この時すでに風速10m。2基の風車は勢いよく回っています。
ここでもマイルストーン発見。

宮川公園から2kmで「城ケ島大橋」。
三浦半島と城ケ島をつなぐ城ケ島大橋は全長575m 。1960年4月に開通しました。
橋からは富士山を望む美しい景色が広がっています。

城ケ島は、周囲約4km、約220世帯が暮らす(2005年時点)冬でも比較的温暖な島です。
この島の西側で、初日41kmのサイクリング終了です。

TABIRINアプリの「地図どこ」機能を使えば、紙マップがスマホ画面に表示され、そこに自分の位置情報も表示されるので、とても便利です。(「地図どこ」に登録されているマップのみ対応する機能です)

お土産屋さんの通りを抜け、城ケ島灯台近くの旅館「港屋」で宿泊。
“旅×自転車情報”の「サイクリストに優しい宿」に掲載している宿です。 

サイクリストもよく訪れるこの宿では、館内にサイクルラック2台を用意してくれています。

そして「TABIRNを見た」と言えば、ミネラルウォーターの他にスポーツドリンクも1本サービスしてくれます。

部屋からは美しい夕陽を見ることができますが、宿から磯へと降りれば、富士山と夕陽を見ることができます。

「港屋」では以前、夕食も提供していましたが、今は素泊まりのみ。
なので、夕食は三崎漁港近くのイタリアンレストラン「Misaki Italiano Bocca」へ。

海の幸をイタリアンで堪能し、宿へ戻って早めの就寝。

城ケ島から三浦市を北上


朝5時半に起きて、部屋から外を見れば夜明け前の美しい空。風も穏やかになっています。
海沿いを700mほど歩いて「馬の背洞門」へ。長い年月をかけて海からの浸食でできた、海蝕洞穴の洞門から、朝日が昇ってきました。

城ケ島は、夕陽と朝陽、そして富士山を見ることができる、素晴らしい島です。

宿に戻り、準備をして2日目スタート。

城ケ島大橋を渡り、きれいな港町を走り、城ケ島大橋を見渡せる「花暮岸壁」。

三崎港の「うらりマルシェ」を過ぎて坂を登れば、ヨーロッパのような景色が美しい「油壷湾」。

国道134号線へと入り、京急三崎口駅近くの「Mito café」で朝食。

2022年10月にオープンしたこのカフェは、「丸石自動車」に併設されています。
テラス席で、富士山を見ながらブレックファーストは贅沢な時間です。
クルマ屋さんが開いている時間であれば、かんたんな工具は貸してもらえるとのこと。

駅前の好立地で、メンテナンスもできるカフェなので、サイクリストには嬉しい新しい拠点になると思います。

三崎口駅から北へ走れば再び横須賀市。「菓匠かわもと」で、シャインマスカットとピオーネの大福を1つずつ購入。

国道134号線を左折して「佐島」方面へ。
佐島地区の小さな「天神島」と、島にかかる「天神橋」。海がとても青いのが印象的です。

再び国道134号線を走れば、海岸に突き出た大きな奇岩「立石」をはじめ、美しい海岸の景色で知られている「立石公園」。正面に富士山を望む美しい風景です。

さらに進んだ長者ケ崎海岸も、美しい富士山を望めるスポット。ここにもマイルストーンがあります。

葉山町から逗子駅へ

葉山町へ入り、葉山御用邸を過ぎて国道から県道へと入れば「一色海岸」。

一色海岸は、2013年アメリカのニュース専門放送局CNNが選ぶ「世界ベスト100ビーチ」で65位に選ばれた美しい海岸です。
波の音を聞きながら、シャインマスカットとピオーネの大福で、スイーツタイム。

一色海岸の先、真名瀬海岸もきれいな青い海。

そのすぐ近くには、源頼朝が創建した「森戸大明神」。

神社の先、森戸海岸に浮かぶ無人島「名島」の鳥居は神秘的な風景です。

森戸大明神近く、森戸川沿いのカフェ「Esmeralda」でフルーツジュース。

最後に3.5kmほど走り「逗子駅」で2日目33km、三浦半島一周(74km)終了です。

コース紹介


1日目:距離 41.1km  獲得標高 256m
2日目:距離 33.3km  獲得標高 186m
全コース:距離 74.4km  獲得標高 442m

▼TABIRIN MAP 三浦半島

▼城ケ島 港屋
http://minatoya-jgm.sakura.ne.jp/

▼D-PEPE-SEA
https://d-pepe.com/sea/

▼mito cafe
https://maruishimortors.com/mito_cafe/

まとめ

三浦半島の魅力

東京駅から横須賀駅まで、JR横須賀線で約1時間20分(逗子駅まで約1時間)というアクセスの良さ。
海岸沿いを走る半島一周は、海の景色が次々と変化していき、西側は富士山を見られるスポットが多いのが魅力です。
また厳しい坂道がほとんどなく、コンビニや飲食店なども点在しているので、安心感があります。
1日で一気に走り切ることもできますが、1泊2日で景色や食を楽しむのがおすすめです。

TABIRIN MAPの使い方

TABIRIN MAPには、三浦半島一周だけでなく、南部を一周する約30kmコースや、三崎口から鎌倉への約44kmコースも掲載しています。
ご紹介したコースの後半は、南部一周コースを走っています。
紙マップでどのコースを走ろうか検討し、スマホでTABIRINアプリを使ってコースやスポット情報をチェックしながらサイクリング。
「TABIRINアプリ」には、沢山の機能があるので、サイクリングのスタイルに合わせていろいろ活用できます。
またスマホのバッテリーが気になる人には、走行中の充電に便利な「モバイルバッテリーバッグ」もおすすめです。


執筆:HANADA

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