【神奈川県】TABIRIN MAP「三浦半島」を行く《後編》
※この記事は2019年5月30日に公開されたものを2021年4月に更新したものです。
こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。
『TABIRIN MAP「三浦半島」を行く《後編》』です。前回に引き続き、TABIRIN MAP「三浦半島」に紹介されている3つのコースを繋いで走ったレポートをお送りいたします。
前編の記事はこちら。
目次
油壺マリンパークはまたの機会に(58km地点)
さあ、前編の最後に立ち寄った三崎漁港を後にし、三浦一周のサイクリングも後半戦です。
時刻は14時。まだまだ日は高いです。三崎漁港から10分くらい北上すると、油壺マリンパークに着きました。園内は楽しそうでしたが、時間の関係で残念ながら素通りです。
※開業から53年間続いた油壺マリンパークですが、2021年9月を持って閉館となります。
テントだらけの三戸浜海岸(64km地点)
国道134号までのゆるやかな登りをこなし、国道134号に入ると、道は下りに転じます。そのまま下れば1.5kmほどで京浜急行の終着駅、三崎口駅に出ますが、今日はその手前を曲がって三戸浜海岸に下ります。
ダウンヒルを下って海に出れば、そこには何もない三戸浜海岸─
のはずだったのですが、今日はテントがたくさん張っていました。ポカポカ陽気なので、キャンプ日和ですもんね。
名前 | 三戸浜海岸 |
住所 | 神奈川県三浦市初声町三戸1111-3 |
※現在、三戸浜海岸では釣り、バーべキュー、キャンプが禁止されています。
菜の花一面「ソレイユの丘」(69km地点)
再び国道134号に戻って数分走ると、再び海の方に進路を取ります。両側に畑の広がる道を少し進むと、「ソレイユの丘」に到着します。
ソレイユの丘は海軍基地跡地に開園した農業・畜産体験施設であり、野菜の収穫体験や動物とのふれあい体験などもできるほか、遊園地や宿泊施設、キャンプ場やレストランなどもある、総合テーマパークです。
▼ソレイユの丘 基本情報
開園時間 | 【3~11月】 9:00~18:00、【12~2月】9:30~17:00 |
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定休日 | なし |
入園料 | 無料 |
住所 | 神奈川県横須賀市長井4丁目地内 |
TEL | 046-857-2500 |
URL | https://www.seibu-la.co.jp/soleil/ |
荒崎公園は釣り人がたくさん(70km地点)
ソレイユの丘を出て、そのまま海まで下ると、そこは荒崎の海です。波に洗われた岩場には、多くの釣り人が糸を垂れていました。
天神島で岩場を歩く(79km地点)
再び国道134号に戻って20分くらいペダルをこぐと、佐島に向かう道が出てきます。これを曲がって佐島マリーナに向かうと、マリーナのある島が天神島です。
ここは、横須賀市の「自然・人文博物館」附属の「天神島臨海自然教育園」として整備された、自然が保護された島であり、学術上貴重な多くの海浜植物や海岸動物が生息する地域です。岩場は自由に入れるので、磯遊びスポットとしても楽しめます。
名前 | 天神島 |
住所 | 神奈川県横須賀市佐島3丁目7 |
長者ヶ崎から江の島を望む(85km地点)
天神島から海沿いに15分ほどペダルを回すと、長者ヶ崎です。ここからは、空気が澄んでいれば、江の島と富士山が見えるのですが、今日は江の島だけですね。
森戸海岸の「ダブルサンドウィッチ」で一服(88km地点)
三浦一周のサイクリングも、いよいよ終盤に差しかかってきました。太陽もだいぶ傾き、小腹がすいてきたので、葉山森戸海岸の「ダブルサンドウィッチ」で軽くエネルギー補給です。
※2021年追記:「ダブルサンドウィッチ」は、残念ながら閉店しています。
日本ヨット発祥の地「葉山マリーナ」(89km地点)
森戸海岸から5分も走れば、葉山マリーナに着きます。レストランやカフェ、アパレルショップなどが併設された施設で、江ノ島を周遊するクルージングを行うこともできます。
今回は立ち寄る程度でしたが、夕暮れのマリーナは風情があります。時間がある方は是非中に入ってみてはいかがでしょうか?
名前 | 葉山マリーナ |
住所 | 神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2 |
定休日 | 毎週火曜日・夏期無休 |
公式HP | こちら |
夕暮れの「逗子マリーナ」(93km地点)
スタート地点の逗子の市街を抜けて、鎌倉を目指します。次に現れたのは「リビエラ逗子マリーナ」です。「まるでハワイ」と言われるヤシの木の並木が並び、最近ではインスタ映えスポットとしても有名です。レストランやカフェはもちろん、ホテルもあり、逗子の海の風景をバックに、ゆったり過ごしたい方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
名前 | 黄昏の逗子マリーナ |
住所 | 神奈川県逗子市小坪5丁目23−9 |
公式HP | こちら |
魚処丸正で小坪漁港の味を味わう(94km地点)
さあ、長かった一日も、そろそろ終わりが近づいてきました。一日走って疲れた身体を美味しい海の幸で満たしましょう。逗子マリーナの入口付近、小坪漁港の定食屋「魚処丸正」で舌鼓を打ちます。魚処丸正ではその他日替わり定食や釜揚げしらす丼など、たくさんのメニューがあります。是非立ち寄って、お好きなメニューを選んでくださいね。
名前 | 魚処丸正 |
住所 | 神奈川県 逗子市 小坪 4-4-6 |
URL(食べログ) | こちら |
すっかり日の暮れた「由比ガ浜」(96km地点)
小坪海岸トンネルを抜ければ、もう鎌倉市。すっかり日は暮れてしまいましたが、最後に由比ガ浜で写真だけ撮りました。
自転車の向こうに建つのは「さくら貝の歌」の歌碑です。昭和初期、由比ガ浜の桜貝に魅せられて作られたという、不朽の名曲です。
いつの日か、この地にさくら貝の絨毯が復活する日は来るのでしょうか。
ゴールはJR鎌倉駅(97km地点)
ようやくゴールの鎌倉駅に到着です。時刻は19時半。いろいろと立ち寄ったので、一日がかりの行程となりましたが、取捨選択すれば、短めのコースも含め、多くのバリエーションルートが作れそうです。
三浦半島のサイクリング情報はTABIRIN(たびりん)で
三浦半島は、海の眺めが良いのはもちろんなのですが、広大な丘が広がっていたり、歴史を感じる建物があったりと、自転車で巡るには楽しいコースだと思います。ロードバイクが初めての方から、一日で半島を一周する上級者まで、さまざまな人が楽しくサイクリングできる場所ですよ。
是非皆さんも一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
三浦半島は、ナショナルサイクルルートの候補に選ばれた「太平洋岸自転車道」のコース上にあることからも注目を集めています。
当メディア・TABIRIN(たびりん)では、三浦半島の情報やサイクリングレポートを多数掲載しています。ぜひ、旅の参考にしてくださいね。
▼本日のサイクリングルートはこちらから
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