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【アルゼンチン 】世界で一番高い標高で作られたワイン!アンデス高原、カチ(CACHI)村をレポート1

こんにちは、Hiro です。自転車で世界を旅しています。

今回は、カチ村に到着してからとキャンプ地の様子、ワイナリー見学、地元民しか知らない秘密の川を目指したり、夕陽の臨める展望台の様子をご紹介します。

(アルゼンチン・サルタの街から約160km離れたカチ村までの旅の様子は最後にご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。)

▲アンデス山脈に位置するカチ村(CACHI)

まずはカチ村のご紹介

アルゼンチンの最北端に位置するサルタ州の西側にある小さな村で海抜2,531mのアンデスの山岳地域に位置しています。

人口約5,500人と小さな村ですが、カチ山 (標高6,356m) 登山の拠点であり、アルゼンチン北部の美しい自然風景が楽しめるため、年間を通して多くの観光客が訪れている地域です。

山岳気候で雨が少なく、乾燥している、高地のため昼間は日差しが強く、夜はマイナスの気温になるなど寒暖差が大きく、厳しい自然環境ですが、だからこそアルゼンチンの中でも質の高いワインの生産地としても有名です。

建築物はコロニアル様式(17世紀から18世紀のイギリス・スペイン・オランダの植民地で多く見られる建物)が中心で、スペイン統治時代の名残を残しています。

では、前日はカチ村に到着直前の地点から体験を通してカチ村の様子をご紹介してまいります。

カチ村まで残り4km

カチまで残り4kmの地点に「CACHI」の看板があります。

看板の向こうに見えるのが、カチ山(Nevado de Cachi)。うっすら雪が乗っています。6,380m。寒いわりに乾燥しているので、雪は少しですね。ちなみに南米で一番高い山は、アコンカグアで、6,962m。同じくアルゼンチンにあります。アンデス山脈で、一番高い場所ということですね。

▲記念撮影。
▲このくらい離れたところからのパノラミックな景色が好きでした。

Cachi に到着

▲9:30カチに到着。無事に着きました。Bienvenidos a Cachi = カチへようこそ

インフォメーションセンター

まずは、インフォメーションセンターに立ち寄りカチ村についての情報を収集します。

▲まずは、インフォメーションセンターを探して行ってみます。

ツーリストインフォメーションセンターは、町の中心にあり、すぐに見つけられました。無料の地図がもらえ、カチ観光のアドバイスがもらえます。

▲係の人に地図にいろいろ記入してもらい、2日間で回れるところを説明してもらいました。見所を写真に撮っておきます。

インターネットを2日間使っていないので使いたい。。目の前の中央広場に Wi-Fi があると言われたがありません。図書館の Wi-Fi の電波が入るので、図書館へ行ってみます。

Cachi図書館

▲Cachi図書館

中へ入ると、まだ新しい図書館は、本を整理していました。

係のおばちゃんに、事情を説明すると、渋々、パスワードを入れて, Wi-Fi を使わせてくれました。本当は、関係者向け Wi-Fi だったのだが、使わせてくれたのでありがたい。

10分程、 Wi-Fi を使わせてもらった後、少し話をしました。おばちゃんの名前はエヴァ。この図書館で、長年働いています。

カチで生まれ育ち、死んだらこの近くの墓地にに入るのだ。と笑っていた。

その後、どこから来た、どこへ行く、日本のこと、中国のことを質問を受ける。ラテンアメリカあるあるなのだが、こっちの人は、アシア人イコール中国人。道を歩いていても、チノ、チノ(中国人)と声をかけられるのはいつものこと。

エヴァは、即席でA4用紙で作った袋に何か入れてくれた。ミックスナッツと、クッキーだった。

後で、食べなさい。と、プレゼントしてくれた。

30分程、図書館にいさせてもらい、また後で。と別れた。エヴァは質問の仕方などは、ぶっきらぼうであったが、天真爛漫で笑顔の素敵おばちゃんだった。ありがとうございます。

Cachi 市営キャンピング場

▲カチの市営キャンピングサイト。街の中心から近く自転車で5分。入り口でおじさんが案内してくれた。サイトは、電源付きが450ペソ(約500円)、電源共用サイトが、350ペソ(約400円)、2泊目以降は、どちらも1泊100ペソ引きで泊まれるそう。350ペソ支払い、電源共有サイトへ。
▲柱についているコンセントで充電をしながら、朝ごはんを食べる。先についていた、昨日のサイクリストカップルに挨拶をした。彼らは、以前カチに来たことがあるので、そんなに観光はせずに、サイトでゆっくりするみたい。テントを建てる。犬が周りにいるが、テントに悪さをしないか、少し心配。

キャンプをする上で、実は犬は大敵。テントにおしっこをひっかけられたりするだけならまだしも、テントを無残にもビリビリに大破された旅行者にもあったことがある。

▲綺麗なキャンプサイト。所々に机と椅子、バーベキュー台がある。電源が数カ所にしかない安いサイトの利用者は僕だけだった。

日があるので、洗濯をして、干す。シャワーは、お湯が出るのが、17-20時らしいので、後で入ることにする。

キャンプサイトでは、移動中にできなかったことを、まとめてやらないといけないため、意外と忙しい。

Cachi サイクリング

▲13:30サイクリングに出発。インフォメーションセンターでもらった地図と情報を基に、ボデガ(ワイナリー)と、西にある綺麗な川を目指すことにする。
▲砂利道でまあまあ交通量もあるので、砂ぼこりが鬱陶しく、日差しが強く暑い。
▲今日も快晴。
▲上りの砂利道を8km進まなければならず、カチについたのも束の間、意外と応えます。
▲カチも綺麗ですね。

ワイナリー・プーナ (Bodega Puna)

▲14:30ボデガ,プーノに到着。ワイナリー見学ツアーに参加しようとは思っていなかったのですが、15:00からちょうどあるので、それまで待つことにする、レストランも併設されており、きれいなところだ。

ツアーは、10:00〜12:00と、15:00〜18:00の間で行われています。バス送迎もあるようでした。

▲近くに、もう一つボデガはあるが、ツアーが無料なので、こっちに来てみた。しばし、ソファで休憩。外は日差しで暑いが、標高が高いため、建物の中は、ひんやりしている。

ワイナリー見学ツアー

▲15:00 一人の女性が案内してくれること。20分のツアー。パンデミックの影響で、今は時間短縮しているらしい。
▲全てスペイン語でのツアーだったため、全て理解はできなかったが。印象的だったのが、どのワインも保管して、年数をおけばおいしくなるというわけではなく、若い(young)ワインは、新鮮なうちに早く飲まないといけないとのことだった。寝かせた方がおいしいようのワインは、それように作っているので、見極めて買わないといけないと教えてくれた。
▲ここプーノでは、寝かせた方がいいのは2種類(右2本)作っていて、最大10年くらい寝かせた方がいいものと、それ以上、寝かせた方がいいものがあるとのことだった。グラス1杯250ペソで試飲できるとのことで、飲みたかったが、まだ、鼻水ずるずるで本調子ではないため、やめておく。15:30ツアー終了。
▲若いブドウの木。
▲収穫の時期は3月。
▲この場所は、カチの町よりも高い海抜2600m。カチのワインは、世界で一番高い場所で育てられたブドウで作られたワインらしい。
▲まだ新しく綺麗なワイナリーでした。

ワイナリー・ミラルナ (Bodega Miraluna)

▲ワイナリー・ミラルナ (Bodega Miraluna) 近くにもう一つのボデガ。

 

まだ、川に行く時間あると思い、先へ進む。ボデガから、さらに8kmと地図にあった。道が険しくなり、上りもきつくなる。ボデガまでで、結構ヘタっていたので、あんまり大変なら戻ろうかとも考えている。。4kmほど進んだところで、人がいたので、聞いてみると、もうすぐ近くだという、本当だろうか、4km残りのはずだと思ったら、本当に結構すぐにあった。

エル・アルガロバル (El Algarrobal)

▲16:30川に到着。ボデガから、5kmほどしか進んでいないため、もっと先があるのかと思ったが、インフォメーションセンターで、撮った写真と同じ場所だったので、着いたとわかった。まだかなりあると思っていたのでラッキー。

この場所は、キャンプもできるようになっており、水道、水洗トイレがあり、紙まで備え付けてある。(ラテンアメリカの公共トイレで紙が備え付けてあるところは初めて見た。)電気はないが、無料らしい。少し、町からは外れますが、リラックスするには、最適な場所でした。

次回来ることがあれば、ここでいいな。

▲一通り見た後、ピーナッツと、ひまわりの種を食べて綺麗な川沿いで休憩。
▲長閑なせせらぎ。
▲机と、椅子バーベキュー台もあり、週末は地元民で賑わうらしい。
▲近くで作業していたおじさんに聞くと、夏は、客も増えるから、50ペソ(約60円)の寄付をもらっているらしい。今は、寒いので、キャンプする人はいないらしい。
▲17:30 少しのんびりした後、帰ることにする。インフォメーションセンターでお勧めされた通り、ボデガがあったあたりから、川を渡り、カチアデントロという地区を通って帰ることにする。
▲山が綺麗。

カチ・アデントロ(Cachi Adentro)

▲川に出たが、川幅が大きく渡れなかった。しかし、少し探すと、言われた通り、ギリ渡れるところがあり、驚いた。
▲カチ・アデントロ側は、来た道よりも家があったり、教会があったりして、道も走りやすかった。

カチ・アデントロは、カチ中心部からの西側一帯の名称です。主に住宅街、と小さな農場が広がっています。中心部が、商業と、観光客中心のエリアで、こちらは、カチ地元民エリアといった感じです。

18:00 ミラドール・ノルテ(北の展望台)に行ってみることにする。

ミラドール・ノルテ(Mirador Norte):北の展望台

▲意外と上った後には、墓地もあった。
▲立派な墓地。
▲夕暮れの景色。

この場所は、町の中心からも歩いてこれる展望台です。360度カチの風景を眺めることができます。

▲逆光が強くで、西側は、よく見えなかったが、夕陽に照らされた、綺麗な街並みを見ることができた。
▲観光客に写真を撮ってもらった。
▲北西の景色が好きだった。
▲頂上は、意外と敷地があって、最後まで車で来れるようになっていた。

キャンプ場へ帰還

19:00 キャンプサイトへ戻った。犬は、遊んでもらいたくて、木の棒を持ってくる。遊んであげると喜んだ。かわいい犬で、ついてくる。

シャワー。お湯がかなりぬるくて寒かったが、2日ぶりのシャワーは、気持ちよかった。

この2日間で肌荒れが、ヤバすぎる、乾燥しすぎて、デコにシワが深くついて、肌がチカチカする。手も赤ギレのように切れていて痛い。クリームを忘れたのが、失敗だった。

夕食

▲夕食を調理をする。

ガソリンコンロに火をつけて、パスタを茹で、ツナを加える。粉ミルクも加えて、ツナクリームパスタの出来上がり。

汁多めのスープパスタ風にしたので、寒い中、温まり、美味しかった。

鍋が小さいので3回同じように作り、1回分を食べ、残り2回分は、タッパいっぱいに作れたので、明日の分にも十分だ。

▲明日セーブして食べれば、明後日の分にも足りてもう調理しなくて良くなる。

料理は好きな方だが、キャンプ中の料理は意外と面倒なので、できれば毎日したくない。。。22:00 調理完了。

▲カップルのところに行って、しばらく話をする。

彼女さんにクリームを少し使わせてもらえたのでよかった。彼らは、3回目の自転車旅で、これまで、トゥクマンに行ったり、フフイにも行ったらしい。長期でも旅行してみたいと言っていた。

就寝

今日も一日動きっぱなしだったので、なかなかの疲れ具合。

明日も一日、カチを散策の予定。今日思ったよりも回れたのでよかった。

23:00 就寝。

テント入り口がちゃんと閉まらないので、一旦眠るも、夜中に、入り口側の頭が寒くなって起きた。

引き続き、マイナス下でのキャンプは辛い。。。

 

本日の走行

2021 年8月27日

Cachi 市内観光

合計 29.96km

走行マップ

 

カチまでの自転車旅の様子は、こちらのリンクからご覧ください。

▲【1日目:ケブラーダ・デ・エスコイぺ編】

▲【2日目:クエスタ・デル・オビスポ編】

▲【2日目:ロス・カルドネス国立公園編】

 

▲Hiro インタビュー記事

 

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

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