雪が残る山間の町、高山市の古い町並を自転車で気ままに巡る旅
※この記事は2018年3月5日に公開されたものを2020年10月に更新したものです。
TABIRIN (たびりん)自転車部のコぶたです。
寒さも徐々に和らぎ、春の足音が…。
TABIRIN (たびりん)でも桜などの春らしい記事が多数ありますが、今回はまだまだ雪国をご紹介します!
今回は前回の白川郷に引き続き、岐阜県の高山市です。
前回の白川郷の記事はこちらから。
目次
飛騨の中心「高山市」の見どころは「古い町並」
飛騨高山には、我が国屈指の観光資源のひとつ「古い町並」があります。
こちらは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに3つ星で紹介されていて、高山駅は外国人でいっぱいになるなど、外国人にとても人気のある観光スポットです。
飛騨高山までのアクセス
高山駅までの交通手段ですが、3大都市(東京、名古屋、大阪)からは高速バスがでています。
鉄道の場合は以下の移動手段があります。
鉄道 | 東京→北陸新幹線→富山→JR(ワイドビューひだ)→高山 | 東京→東海道新幹線→名古屋→JR(ワイドビューひだ)→高山 |
料金 | 16,000円〜 | 15,000円〜 |
時間 | 4.0時間 | 4.5時間 |
鉄道 | 名古屋→JR(ワイドビューひだ)→高山 | 大阪→JR(ワイドビューひだ)→高山 |
料金 | 6,000円 | 8,000円 |
時間 | 2.5時間 | 4.5時間 |
高山市を巡る旅スタート
「ワイドビューひだ」で到着した飛騨高山は雪景色
今回は「ワイドビューひだ」で高山市に到着。実は「ワイドビューひだ」に乗るのは初めて。上の画像は高山駅からの雪景色です。電車と雪がコントラストとなっていてとても映えます。
高山駅は平成28年に新駅舎が整備されましたが、当時 (2018.03)は駅前広場はまだ整備中。
ですが、駅構内はとにかく中が綺麗でした。
綺麗なだけでなく、こんなモニュメント?があります。
まずは雪の中を歩いて散策開始
駅舎からの景色、雪国らしい景色が素晴らしいですね。
新駅舎の外観。当時はまだ工事中なのが残念。とりあえず歩いて散策。
駅の目の前の景色。写真を撮っているときは気づきませんでしたが、左の銅像が気になる…
情緒ある街並みの風景です。
ミシュラン三ツ星の「古い町並」に到着
古い町並です。ここがメイン通りになります。人が多いので自転車の場合は降りて、押して歩きましょう。
観光案内所。
こんなお洒落な案内も町中にありました。
ふと足元を見るとここにも案内が。
高山駅に戻ってレンタサイクル!飛騨高山のサイクリングスタート!
なんと今回はレンタサイクルを借りられました!
初雪国ライドでテンションMAXです!
借りた場所は高山駅の北側にある「池畑商店 地酒十二蔵」。
地酒のお店ですが、飲むのも買うのも乗った後で。
高山駅の周辺の雪と坂道のサイクリングを楽しむ
それではいざサイクリングスタートです!
とりあえず中心部をぐるっと周ることにします。
いきなり高山市役所。立派な建物です。
こちらは途中の歩道の様子。すべて雪で覆われている歩道もあり、車道を走るしかない状況なので、雪国では車道走行が身につくかもしれませんね…笑
こんな感じのところもありました。さすが雪国。
走行しているといい坂を発見!ただ、今回は坂に雪が積もっている状況です…。
「大変だろうな…」と思っていましたがなんとか登れました!
「大雄寺」は雪とのコラボが美しい場所
どんどんペダルを漕いで進んでいくと「大雄寺」を発見。雪とのコラボでとても荘厳に見えます。
境内も雪でいっぱい。
風神・雷神的なもの。昔のヤンジャンの漫画を思い出しました。
雪国ならではの町づくり。
雪景色を楽しみながら「高山別院」~再びの「古い町並み」
そしてこちらは高山別院。外観のみとなってしまいましたが写真を撮りました。
景色を眺めているとこんなところにさるぼぼベンチを発見!
これは撮影するしかないです。訪れた際には是非探してみてくださいね。
そして引き返します。
先ほどのメイン通りを外側から。
この橋からの景色がいい感じでした!
サイクリングの休憩は「二四三屋 (ふじみや)」のみたらし団子
「小腹が空いてきたかな?」と感じ始めたとき、ルートの途中にみたらし団子を発見!それが「二四三屋」さんです。
1本60円?80円?か値段の記憶は曖昧ですが、醤油が香ばしく、しっかりとした味でサイクリングとの相性もばっちし!(写真映りが悪くてごめんなさい…)
雪に気を付けてお目当ての「高山陣屋」へ
走行中の雪の塊。このような車道の端にある雪には絶対に乗ってはいけません。間違いなくスリップします!
高山陣屋に到着!
とても楽しみにしていましたが、なんと閉館していました…。(時間見ておけばよかった…)
最後にもう一度雪国の景色をお楽しみください。名残惜しみながら高山をあとに…
「北陸」「信州」「飛騨」の3つ星街道はサイクリングで楽しもう
雪国でのサイクリングはスリップの心配で不安でしたが、なんとかなるもんですね。
歩道は危険ですが、車道なら普通に走れますね。自転車は原則車道だから問題ないか…。
ただ、一部では車道に積もった雪を路肩に集めている場合があるので注意は必要です。
今度はマウンテンバイクで雪の上をがっつり走りたいですね!
今回は飛騨高山の古い町並をご紹介しましたが、飛騨とつながりの深い北陸と信州もあわせて、「3つ星街道」と呼ばれているのはご存じでしょうか?
このエリアには、ミシュラン3つ星の観光スポットや世界遺産、国宝がコンパクトにまとまっているため、とても観光しやすくなっています。
そんな3つ星街道の他のおすすめ観光スポットもたくさんありますので、この周辺地域をサイクリングで楽しんでみるのもおすすめです。
TABIRNでは3つ星の「兼六園」、世界遺産の「白川郷」、国宝の「松本城」をめぐるレポートを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
【兼六園】
加賀百万石と呼ばれて栄えた金沢市を、シェアサイクルで楽しむコースです。
金沢市は、兼六園の他にも長町武家屋敷の町並みや尾山神社など、見どころが多いだけではなく、自転車事故を6年間で半減させるなどの実績を持っているため、安心してサイクリングできるのも魅力です。
【白川郷】
雪の白川郷の写真が美しいレポートです。レンタサイクルの情報もありますのでぜひご覧になってくださいね。
ただし、雪の季節はレンタサイクルが休みとのことなので、ご注意ください!
【今回のサイクリングルート】
【松本城】
こちらは松本城もコースになっている、北アルプスサイクルツアーのご紹介です。
2018年は秋のツアーで松本城を訪れたようですが、2020年は春のツアーだったので、毎回コースが変わるようです。
公式サイトとあわせて、最新情報をチェックしてくださいね。