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ピストバイクとは? 特徴やメリット、おすすめ5台を一挙ご紹介!

皆さんはピストバイクという自転車をご存知ですか?

とてもシンプルな作りになっている自転車で、意外と街中でも見かけることも多い自転車でもあります。

一見、ロードバイクやクロスバイクと同じような自転車に見えますが、実はピストバイクには他の自転車にはない魅力が沢山あります。

今回はピストバイクの特徴やメリット・デメリット、おすすめの車種などを紹介します。

※この記事は2021年2月18日に公開されたものを2021年8月に更新したものです。

ピストバイクってどんな自転車?

ピストバイクは以下の2種類に分けることができます。

競技用ピストバイク

ピストバイクは元々、トラックレースなどで使用される競技用の自転車です。

ブレーキが取り付けられておらず、ギアが固定されているため、変速がないのが特徴です。

競技用としてのピストバイクは「トラックレーサー」とも呼ばれ、レースコースもしくは競輪場のようなトラックを走ることを目的としているので、公道を走行することはできません。

街乗り用ピストバイク

上記でピストバイクにはブレーキが取り付けられていないと記述しましたが、街乗り用のピストバイクにはブレーキが搭載されています。(※公道を走る自転車には必ず前後にブレーキが取り付けられている必要があり、ブレーキのない自転車に乗ることは道路交通法違反となります。)

街乗りなどのサイクリングでよく使用されるロードバイクやクロスバイクとは違い、パーツが少ないため、見た目がシンプルなのも特徴です。

ピストバイク (街乗り用)の特徴をより詳しく解説

 

ギア

ピストバイクの大きな特徴は、固定ギアが搭載されていることが多いところです。

この固定ギアとは後輪とペダルを漕ぐ箇所が直結されているもの。そのためママチャリなどとは違って、後ろに漕げば後ろに進みます。

この固定ギアは少し練習すれば扱えるようになりますが、走行するには慣れが必要です。

一般的な自転車のようなフリーギアが良いという方は、後輪に固定ギアとフリーギアの両方を装備し、ホイールの向きを変えることで自由にギアを切り替えられるピストバイクを選ぶと良いでしょう。

ブレーキ

基本的に街乗り用のピストバイクではそのシンプルな見た目を崩さないよう、キャリパーブレーキ (ホイールのリムを挟んで制動するブレーキ)が搭載されていることがほとんどです。

ペダル

ピストバイクは購入時に、ペダルが付属されていないモデルも多々あります。

フラットペダルを取り付けるか、または「トゥクリップ」と呼ばれる足とペダルを固定する器具を取り付けます。

トゥクリップは足を引き上げる力を利用することでもっとスピードを出したり、疲労を軽減できます。

どちらのペダルを取り付けるかはそれぞれの好みになりますが、トゥクリップは慣れていないと転倒する危険があります。

そのため、ピストバイクを初めて試す方は、フラットペダルを取り付けるのがおすすめです。

さらに、ペダルだけが空回りしないよう、フラットペダルと足とを固定する「ペダルストラップ」を装着するとより安心です。

ハンドル

ピストバイクのハンドルはドロップ、フラットなど明確に決まりがあるわけではありません。

クロスバイクのようなフラットハンドルを取り付けている方もいれば、ママチャリのように曲がったものを取り付けている方もいます。

多くの種類がありますので、見た目や操作感など自分に合ったハンドルを探しましょう。

ピストバイクのメリット&デメリットって?

メリット:自分好みに装備を変えられる!

ピストバイクのメリットとしては、

  • 価格が比較的安価
  • 構造がシンプルなので強度が高くトラブルが発生しにくい
  • メンテナンスの手間が少ない/自分の好みの装備やパーツを取り付けやすい

などが挙げられます。

特にピストバイクは部品やパーツの数が少ないため、メンテナンスの際の手間の少なさや、自分の好きな装備やパーツを取り付けやすいのも魅力です。

見た目がすっきりしているため街に馴染みやすく、ファッションの一部としても使用することも可能。

自分の服装や雰囲気に合わせてカスタムしていく楽しみがありますよ。

デメリット:長距離サイクリングには不向き

ロードバイクなどとは異なり、ピストバイクは走行する場所や状況に合わせてギアを変えられません。(固定ギアの場合)

一段で固定されているので、上り坂や長距離の走行はロードバイクなどと比べるとかなり辛いことになります。

ピストバイクを購入する前に知っておきたい注意点

構造が簡単なので自分でカスタムする方も多いピストバイクですが、車やバイクと同じく、きちんと整備がされていない自転車は大変危険です。

自分で整備・カスタムする場合は、きちんと方法を調べ、正しい知識を身につけてから作業に臨みましょう。

整備不良の自転車は事故やトラブルの原因になります。技術や知識に自信のない方は、最寄りの自転車販売店に持ち込んで、作業をお願いしましょう。

また、簡単な整備や清掃で大切な自転車を長くきれいに保つことができます。これはどの自転車にも共通することです。

自転車の手入れやメンテナンスについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

また、おしゃれにピストバイクに乗りたいからといってヘルメットをしないで走るのは危険です。

どのような自転車でもヘルメットをかぶり、ルールを守って走行することが安全につながりますので、TABIRINではヘルメットをかぶることを推奨しています。

おすすめのピストバイク・メーカー5台をご紹介!

ピストバイクは様々なメーカーがありメーカー・モデルごとに特徴があります。

今回は初心者におすすめなピストバイクを5台ご紹介します。

※価格は全て税込、時期により変動します。

おすすめのピストバイク1. FUJI『FEATHER』

FUJI (フジ) ロードバイク FEATHER (フェザー) (マットカーキー) 49サイズ/ シングルスピード・ピストバイク

商品名 FEATHER
メーカー FUJI
価格(Amazon) 71,800円
カラーバリエーション Matte Black、Matte Khaki、Salmon Pink、Silver
特徴 FUJIを代表するクロモリ素材のフレームの乗り心地を体感することができる一台です。
豊富な4色のカラー展開と、初めてのピストバイクとして購入しやすい、価格を抑えたコストパフォーマンスが魅力のモデルです。
商品リンク Amazon

おすすめのピストバイク2.FUJI 『TRACK ARCV』

商品名 TRACK ARCV(トラックアーカイブ)
メーカー FUJI
価格(楽天) 104,500円
カラーバリエーション Matte Black、Ash、Lazer
特徴 競技用自転車のDNAを受け継ぐストリート仕様のトラックバイクです。とても軽量なフレーム&フォークのため持ち運びが楽な点もポイント。洗練されたカラー展開で、見た目に拘りのある方にもおすすめです。
商品リンク 楽天

おすすめのピストバイク3. GIOS『VINTAGE PISTA』

ジオス GIOS VINTAGE PISTA ヴィンテージ ピスタ 2024 ロードバイク スポーツ自転車 700C [24 VINTAGE PISTA]

商品名 VINTAGE PISTA
メーカー GIOS
価格(Amazon) 89,900円
カラーバリエーション GIOS BLUE 、WHITE 、BLACK
特徴 街中を走行することを前提とした使いやすいギア比になっているため、ストレスなく走ることができます。
GIOSブルーと呼ばれるメーカー独特の青色と、クロモリ素材のフレームが特徴のモデルです。
商品リンク Amazon

おすすめのピストバイク4. CARTEL BIKES『AVENUE LO』

商品名 AVENUE LO
メーカー CARTEL BIKES
価格(楽天) 69,800円
カラーバリエーション MATTE BLACK、MATTE WHITE、ECRU、BLUEFOG、TURQUIOSE
特徴 CARTEL BIKESは西麻布のストリートバイクショップDINERが手がけるプライベートブランドです。しなかやさが持ち味のクロモリ製のロングセラーモデルのAVENUEは、街乗りを楽しみたい初心者にぴったりです。
最小限のパーツで構成されたシンプルなデザインが魅力で、自分好みにカスタムできる互換性も兼ね備えています。その2ndモデルであるLOはハブ、リアエンド、ブレーキがバージョンアップされています。
商品リンク 楽天

おすすめのピストバイク5. ANIMATO『700C PISTO』

商品名 700C PISTO
メーカー ANIMATO
価格(楽天) 28,800円
カラーバリエーション マットブラック、マットブラック×ゴールド、ホワイト×グリーン、メタリックブルー
特徴 アニマートのピストバイクは、初心者からピストバイク好きまで納得のデザインと性能を持っています。工具を使用することなく車輪の着脱ができるため、自在に自分好みへカスタマイズも可能。また固定ギア/フリーギアの両方が付いているので自身の状況に応じて組み替えできます。
商品リンク 楽天

ピストバイクをスタイリッシュに乗りこなそう!

余計なものがついていないシンプルなデザインと、足の力がダイレクトに地面に伝わる走りで、ピストバイクで颯爽と街中を駆け抜ければテンションも上がりますね!

カスタムして自分だけの一台を作ればさらに愛着が湧いて、街へ繰り出すのが楽しみになるかもしれません。

ただし前述した通り、整備不良の自転車は事故やトラブルの原因になるため、自分で整備・カスタムする場合は正しい知識を身につけてから行いましょう。

またピストバイクに乗りたいたけど、操作性などで不安を感じる方は一度実際に自転車屋さんで話を聞いてから検討すると、より自分に合ったピストバイクが見つかりやすくなりますよ。

是非皆さんも、ピストバイクに乗っていつもとは少し違う景色を見に行きませんか?

また、ピストバイクを購入した後、違う景色を見に行くときは是非当メディア・TABIRIN(たびりん)の各種機能を使ってみてください!

TABIRINには各都道府県のコースやマップを検索できる『コース・マップ検索』『都道府県検索』機能など、サイクリストにとっては嬉しい機能がたくさんあります。

是非チェックしてみて下さいね。

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