【アルゼンチン】プレインカの歴史と雄大な自然、そして地元民しか知らない不思議な場所へ。トレッキングまとめ 〜チレシート観光2〜
アンデスの麓、豊かな水資源と、プレインカ(インカ帝国時代以前)の足跡の残るチレシート。
自転車旅の小休憩に幾つかのトレッキングに挑戦しました。
商業観光が未発達のため、地元民しか知らないとっておきの場所には、見たことのない景色が広がっていました。
▲前回の記事:ゴールドラッシュの足跡
目次
シエラ・デ・パイマン(Sierra de Paiman)
チレシート到着から一夜あけ、昨晩から降り続いた雨もやみ、友人と町中にある山にハイキングへ行くことに。
昨日まではあんなに暑かったのに、雨が降り、日光がないと冷え込みが激しい南アメリカです。
町でアルゼンチン名物『エンパナーダ』を買い、ハイキングへ出発です。
カスカーダ・グアンチン : グアンチンの滝(Cascada Guanchin)
町から自転車で2時間ほどの《グアンチンの村》。滝を見にトレッキングに行きました。
アグア・ネグラ:黒い水(Agua Negra)
町から1時間ほどのアグア・ネグラには茶色い水と澄んだ水が半々におり混ざる、不思議な川があります。
ベラスコ(Verasco)
少なくとも1000年以上前のプレインカ時代に、人々が住んでいたとされる場所にもトレッキングへ出かけました。
町から自転車で3時間の場所から、トレッキングスタート!
トレス・ピエドラス(Tres Piedras)
4WDの車やモトクロスバイクでしか行くことのできない難易度の高い場所《トレス・ピエドラス》。
ファマティナ山脈の雄大な自然を満喫できました。
辺りにいくつか、このような石を見つけることができました。
抱えられるサイズのものは、持ち去ってしまわれることが多く、以前はもっとたくさんあったそうです。
まとめ
前回の金鉱の歴史に引き続き、今回はチレシートの自然をトレッキングの様子とともにお伝えしました。
山や滝、川。町の近くに多くの自然が残るチレシートが好きになりました。
少し距離は離れますが、特に《トレス・ピエドラ》の壮大な景色には圧巻でした!
観光資源が豊富なチレシートですが、ツーリスト向けのインフラが整っていない印象を受けました。
こんなに魅力がたくさんあるチレシート、近くに寄った際は、ぜひトレッキングにも挑戦してみてください!
では、また!
▼Hiro インタビュー記事
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Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ) 自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム https://www.instagram.com/yukihirotsuda/ |