旅×自転車 記事

【アルゼンチン】リムの破損からはじまったチレシート観光~人生初のロッククライミングに挑戦!〜

走行中に自転車のリムが破損が破損していまい、まずは自転車の修理を最優先に始まった今回のチレシート観光。

なんとロッククライミングに初挑戦しました!

今回は予定よりも長く滞在していたので、色々な場所へ行き、さらに地元紙のインタビューを受けたりもしました!

▲アンドルーカス渓谷

▲前々回の記事:ゴールドラッシュの足跡

▲前回の記事:トレッキング集

自転車の修理

新しいリムがないか自転車屋さんを5,6 件回りましたが、小さなまちのチレシートでは、見つけることができなかったのですが、ネットショップで調べてみると、コルドバ(アルゼンチン第二の都市)で売っているお店を発見。友人がコルドバから戻る際、買ってきてくれました。

一つ1300ペソ(約1,500円)ほどで購入できました。前輪、後輪交換します。(2021年11月時点の価格)

「ヒューストン(HOUSTON)」という、聞いたことのないメーカーです。以前使っていたメーカーのアレックスリムスは、値段が4倍ほどしたので、強度が多少心配ですがこちらにしました。

また、製品選びも手伝ってくれた自転車修理屋さん「フェデフローレス:Taller Fede Flores」 で修理をお願いしました。

▲ヒューストン:VTX502 というリムに交換します。
▲できるところは、お手伝いします。タイヤを外し、スポークがバラバラにならないようにテープで留めて、
▲ニップルを外し、分解できました。スポーク、バブは現状使っているものをそのまま使います。
▲ニップルで軽く留めた後は、オーナーのフェデさんが本留め、芯出し調整をしてくれました。
▲お店の方の好意で、自転車も綺麗にしてもらいました!
▲最後に記念撮影!

お金を払おうとすると、旅を応援したい、と無料で修理をしてくれました!

とても優しいフェデさん。少しでもお返しができればと、撮っていたビデオを編集してみました。

ラテンの人々の暖かさに感動です。

人生初ロッククライミング

友人がミランダ渓谷へロッククライミングをしに行くということで、同行させてもらいました。前日に到着してキャンプをし、朝からロッククライミング開始です!

 

▲ミランダのクライミングルートを作ったエステバンさん。初心者の僕にも親切に教えてくれました。
▲コルドバからの学生グループも近くで登っていました。
▲とても高くまで登っていて、観ているだけで恐ろしくなります。
▲友人のフランシスコが上ります。
▲僕も挑戦。

初のロッククライミング、怖くて、指先がとてつもなく痛かったです。。

普通の靴で登ったので、クライミングシューズがあれば、もっと登れるよ。とのこと。

ミランダの滝

また別の日、友人らとミランダの滝へ。車で1時間ほどの距離にあります。

▲ミランダ渓谷
▲ミランダの滝に到着。実はこの先に、いくつかの隠れた滝が。
▲2つ目の滝。
▲泳いだ後は焚き火で暖を。暖かい。

帰り道のノノガスタでは、子供たちが馬を自転車のように使っていて驚きました。とても日常的に馬に乗っているようでした。

▲馬を駐輪ならぬ、駐馬。

チレシートの夕焼け

友人パブロと、マテを飲みに出かけました。

▲丘の上から綺麗な夕日。
▲チレシートのナイトビュー

ボスケシージョ(サニョガスタ)

友人らとサニョガスタという小さな村の川へ。

▲渓流でのんびりとした日曜日
▲スラックラインにも久々に挑戦しました!

ラ・オジャ(La Olla):アンドルーカス(Andolucas)

チレシートへ向かっている際、訪問したかったのですが日程上、泣く泣くパスしたアンドルーカス渓谷にも、友人が誘ってくれました。ラ・オジャとは、スペイン語で《鍋》の意味。

▲アンドルーカスの近くを通過した際の記事

▲少しのトレッキングの後にたどり着きます。
▲ラ・オジャよりも遠くにある、友人お気に入りの隠れスポット。こちらには人がいません。
▲巨大なおたまじゃくし
▲ラ・オジャ(鍋)に到着!

岩に囲まれた様子が鍋のようだから、このネーミング。近くに大きなキャンプ場もあるため、週末は多くの人で賑わいます。

ウニオン・デ・ロス・リオス(Union de los Rios)

前回、2種類の川の合流地点を紹介しましたが、もっとポピュラーな場所<ウニオン・デ・ロス・リオス>にも行ってみました。

▲まずは友人とアグアネグラ川へひと泳ぎ。
▲ウニオン・デ・ロス・リオス。テレビでも紹介される、チレシート名物。雨の影響で左の川も濁っていますが、通常はもっとクリアだそうです。

ラス・チュカラス(Las Chucaras)

ラス・チュカラスへ友人と出かけました。本当のラス・チュカラスは、ここよりも少し下にありますが、こちらも友人のお気に入りの隠れスポット。

▲車で1時間ほど走った後、ハイキングするとたどり着きます。
▲標高約2,500mの川の水は泳ぐと冷たいですが、すっきりし、のんびりと過ごせます。

カピージャ・サント・ドミンゴ(Capilla Santo Domingo)

不思議な教会を紹介。教会の上部の窓の中に白くマリア像のような形が見えますが、実は、外からの灯りの影で自然にできたもの。

▲上部の窓の中に、白いマリア像の影。
▲中に像はなく、自然にこのような形に。不思議!

あまりにも偶然にできたマリア像の形に、ナショナル・ジオグラフィックも取材に訪れたそうです。

お気に入りのカフェ

▲何度か訪れたカフェ。200円で美味しいコーヒーと、クロワッサンが味わえます。ビデオも作りました。

グアンチンの農場

農場にも訪れました。

▲綺麗な馬と、
▲生後2日の仔牛。2日でこの大きさ!

その他

▲プールで見つけた不思議な花。少し毒々しい。。?
▲友人のライブへ!
▲猫たちは自由に休み     
▲アルゼンチン伝統音楽のフォルクロールをみんなで歌いながら、夜は更けていきます。

おまけ

地元紙からインタビュー

地元紙のインタビューを受けることに。短いインタビュー動画を作成してくれ、公開された後、何度か「ニュースの人だよね」と声をかけられました。

▲インタビューしてくれた、記者の方と。

まとめ

今回は、ロッククライミングをしたり、チレシート観光を満喫した様子をお伝えしました。

自転車のリムも無事に交換でき、旅を再開できるので、一安心です。手伝ってくれた友人や、フェデフローレスさんには感謝です!

また、とてもアクティブな友人らと共に過ごした時間は、とても充実したものでした。

合計1ヶ月と、予定よりもだいぶ長い滞在となったチレシート。アルゼンチンでのハイライトの一つになりました!

次回は、また自転車旅を再開!

お楽しみに!

▼Hiro インタビュー記事

*旅をサポート頂ける企業、または個人の方を募集中です。特にアウトドア・自転車・カメラメーカー等の企業の方、ご興味あれば、ご連絡ください。

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋

 

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