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クロスバイクが濡れたら手入れやメンテナンスはどうするのが良い?

※この記事は2020年8月12日に公開されたものを2021年4月に更新したものです。

GWが終わり梅雨の時期を迎えると、クロスバイクも雨に見舞われることが多いのではないでしょうか。

クロスバイクは、濡れたまま放っておくと、錆が出てきて見た目が悪くなるだけでなく、異音や軋みが出たり、走行性能も悪くなってしまうのです。

そこで今回の記事ではクロスバイクが濡れてしまった時のお手入れの手順について解説していきます。

雨の日のサイクリングが楽しくなる、おすすめの雨具についてはこちらをご覧ください。

クロスバイクが濡れてしまった後の手入れやメンテナンス方法は?

雨の中を走ってきたクロスバイクは、濡れているだけでなく、走行中に巻き上げた路面の砂や泥などで汚れています。

そのためクロスバイクが濡れてしまった後のお手入れは、まず砂や泥を落として水を拭き取り、乾燥させるというのが基本の手順になります。

それぞれの手順で気をつけておきたいポイント等ありますので参考にしてください。

クロスバイクが濡れた後のメンテナンス手順1『水で洗い流す』

まずはフレームに傷がつかないよう、ホースでサッと水を掛けて、砂や泥などの汚れを落としましょう。もしホイールが簡単に外せるのであれば、外してお手入れすれば、細かいところの汚れもとれます。

この時、勢いよく水を当てる必要はありません。

かえって内部に水が入り込んでしまうこともあるので、優しく水を掛けながらスポンジや手で汚れを落とします。また中性洗剤や専用のクリーナーを用いるのもおすすめです。

近くに水道が無ければ、じょうろなどで水を掛けてもOKです。

チェーンやスプロケット(後輪のギヤ部分)の部分は砂が入り込んでいることもあるので、クランク(ペダル)を逆回しして空回りさせながら水を掛けて落としましょう。

またフレームの裏側部分、ブレーキ周りも砂が付きやすい箇所になっているため要チェックです。

汚れが落ちたら、自転車をトントンと少し持ち上げて落としてみたり、裏返しにするなどして水滴を落としておくと、この後のふき取り作業が楽になります。

ここで掃除と併せて、タイヤやブレーキパッドのすり減り具合、フレーム等のがたつきもチェックしておくと安心です。

クロスバイクが濡れた後のメンテナンス手順2『拭き取る』

先ほどの手順1で洗い流した車体についた水滴をキッチンペーパーや雑巾、古いタオルなどを使って拭き取っていきます。

上から下に、

サドル・ハンドル
フレーム
タイヤ・ホイール
ブレーキ
チェーン

の駆動系の順で進めて行きましょう。

また雨天時にブレーキパッドには砂や小石などの異物も入りやすくなっているため、リムを傷つけることがないよう、念入りにチェックした上で拭き取っておきたいところです。

クロスバイクの中でもチェーンは錆びやすい箇所のひとつのため、コマの中に入り込んでいる水滴を吸いとるようなイメージで行うといいでしょう。

水滴がついていない程度まで拭き取れていればOKですが、お部屋の中まで持ち込む方はしっかり拭いておかないと、部屋も汚れる羽目になってしまうので要注意です。

クロスバイクが濡れた後のメンテナンス手順3『乾燥させる』

室内に持ち込める、あるいは屋根があって雨の当たらない場所がある方は、そこで自然乾燥させるのが良いです。

室内では残っていた水滴が落ちて床が汚れないように、下に新聞紙等を敷いておくといいですね。

屋外で保管している方は、自転車カバーをかけて保管します。

天気が良くなったら、カバーを外して車体を乾かしましょう。

クロスバイクが濡れた後のメンテナンス手順4『チェーンに注油する』

画像出典元:Amazon

日頃からきちんとクロスバイクがメンテナンスされていていれば、雨の中を走ったからといって毎回注油する必要はありません。

手順3の『乾燥させる』までできていれば大丈夫でしょう。

ただし普段あまりメンテナンスしていない、あるいは長時間雨の中を走った場合は、チェーンのオイルが切れている可能性もあります。

チェーンに多少水分が残っていても構わないのですが、しっかり乾燥させてからの方がより効果が長持ちします。

チェーンオイルの中には『水置換性』オイルといって、残った水分を押しのけてオイルが潜り込んでくれるタイプのものもあり、チェーンが濡れていてもすぐ注油することができます。

チェーンを空回ししてオイルを馴染ませたら、余分なオイルは拭き取っておきましょう。

またオイルはチェーンだけでなく、駆動部分にも注油しましょう。

その際、専用のオイル等あるので気を付けてください。

詳しいメンテナンスの仕方や道具については、こちらの記事も参考にしてください。

雨の日も積極的に走る方はウェットタイプのオイルがおすすめ!

梅雨など雨が続くような日でもクロスバイクに積極的に乗る方はチェーンオイルをウェットタイプにするのがおすすめです。

ウェットタイプのオイルは粘度が高いため、雨などで濡れても落ちにくく、チェーンをより長持ちさせることができます。

保管時も雨に濡らさない工夫を!

ここまで、濡れてしまったクロスバイクのメンテナンス方法をお伝えしました。

乗っている最中に雨に降られてしまった場合は仕方ありませんが、保管の際にもできるだけ濡らさないことが大切です。

掃除やメンテナンスの手間を省いて愛車を長持ちさせるため、下記の記事を参考にしながら、ベストな保管方法を見つけてくださいね。


愛車をメンテナンスにして、1日でも長く乗ろう!

クロスバイクは、雨に濡れたからといってすぐにガタがくるわけではありません。

しかし濡れたままにしておくことで故障や錆の原因になりやすいのです。

今回ご紹介したメンテナンスの他、フレームにワックスをかけておくと、汚れもつきにくく次回の掃除が楽になりますよ。

クロスバイクで雨の中をブルーな気持ちで帰ってきて、一刻も早く休みたい気持ちもわかりますが、ほんのちょっと手間をかけて、大切な愛車をいつまでもいい状態にしてあげてくださいね。

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