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【滋賀県】近江八幡「びわ湖よし笛ロード」田園風景と水郷めぐり&スイーツの旅

「びわ湖よし笛ロード」は、琵琶湖東部の近江八幡市、安土町、能登川町を走る26.2kmの自転車道路。昭和61年に完成したそうです。

とても平坦なコースなので近江八幡をのんびり自転車旅してきました。

「びわ湖よし笛ロード」とは

びわ湖よし笛ロードは、滋賀県南東の東近江エリアに位置するサイクリングロードです。全体を通して道の起伏が少なく、道中には歴史的遺産が点在し立ち寄ることができるため、初心者にもおすすめのコースです。

近江八幡駅にはレンタサイクルもあるので、気軽にサイクリングを楽しむことができます。

びわ湖よし笛ロードの中でも、ぜひ立ち寄りたい代表的なスポットをご紹介します。

スタート地点から7.7km先、まず初めに訪れたいスポットが、聖徳太子が開基したと伝えられる長命寺、別名「紫陽花寺」。境内には500株の紫陽花が植えられており、見ごろの6月下旬 〜 7月上旬には大輪の紫陽花が咲き誇ります。秋には紅葉を楽しむこともできます。

お寺の中には、十一面観音・毘沙門天など、国指定の重要文化財が多く安置されており、建造物の全てが県または市の文化財として指定されている、由緒ある寺院です。

その先の道を進むと、織田信長の居城として有名な安土城にほど近い、琵琶湖最大の内湖「西の湖(にしのこ)」が見えてきます。湖の周りには人の背丈よりも高いヨシ(葦)が大群落を作っており、季節によって移り変わる湿地の風景を楽しむことができます。

ゴール地点の近くには、水郷集落の伊庭があります。瓜生川から引いた水路網が現存する希少な集落で、水路にそって古民家が立ち並ぶ様子を見ることができます。2018年には国の重要文化的景観に選定されました。情緒あふれる伝統的な水郷の景観は、一見の価値があります。

それでは、実際に走行した自転車旅をご紹介します。

「びわ湖よし笛ロード」田園風景と水郷めぐり&スイーツの旅

スタートは近江八幡駅すぐ白鳥川沿い

JR近江八幡駅北口から東へ向かうとすぐに白鳥川があります。
ここが「びわ湖よし笛ロード」のスタート地点。(13:00にスタート)

のどかな田園風景を見ながら4kmほど白鳥川沿いを走ります。


県道26号に出ると右折して、県道右側の自歩道がコースになります。(スピードの速いロードバイクは車道を走っています)。北へ2kmほどで長命寺です。

▲長命寺港から見たびわ湖

▲滋賀県は飛び出し注意の看板「とび太くん」の本場。こんなオリジナルバージョンも。

川沿いと水郷をめぐって西の湖へ

長命寺から県道25号を東へ。ここも県道右側の自歩道がコースです。

正面の水門を右折すれば水郷めぐりの舟屋が見えてきます。

のどかな田園風景には面白い案山子(かかし)もありました。NHK人気バラエティの「チコちゃんとキョエちゃん」、そして「カールおじさん」ですね

そして水郷を見ながらサイクリングロードを走ります。

西の湖畔に出たところでちょうどスタートから15kmくらいです。

たねやクラブハリエと八幡堀

ここから一般道を走り、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)方面へ。まず、和菓子・洋菓子の「たねや クラブハリエ」で有名な「たねやグループ」のフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」へ行ってみました。

さすがに人気のお店は行列していたので、日牟禮八幡宮近くの「クラブハリエ」へ。

ここはテイクアウトのみなので、近くの八幡公園で紫陽花を見ながらスイーツタイムを過ごします。

八幡堀めぐり

八幡公園から八幡堀はすぐ近く。

石畳の小路を、行き交う船を眺めながらのんびり押し歩き。

まだ20kmも走っていないのですが、見て撮って食べているともう16:30。3時間半も経っています。

最後に安土城跡へ

能登川までサイクリングロードを走るつもりでしたが、もう夕刻なので最終目的地を安土城跡に変更します。八幡堀から安土城跡までは東へ約6kmです。

安土城に天守閣は残っていませんが、安土山には多くの石垣など城跡が残っています。天守閣跡へ上る時間はないので、安土山周囲を走ることに。

▲ここにも安土バージョンの「とび太くん」がいました。

安土山周囲は約4kmで、6月の道端にはたくさんの紫陽花が咲いてとても美しいです。

時間はもう17時を過ぎていますので、ここから西へ約5kmの近江八幡駅へ戻り自転車旅の終了です。

コース紹介

映像レポート

今回の自転車旅レポート映像も作ってみました。

まとめ

観光地としても知られている近江八幡。「びわ湖よし笛ロード」を走れば田園風景や水郷の景色を楽しみながら、近江八幡の趣ある景色やおいしいスイーツも楽しめます。

観て食べて撮っていると、時間はどんどん過ぎていきます。30km程度のサイクリングですが時間はたっぷり余裕をもって近江八幡の「旅」を楽しんでください。

執筆:YASU





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