【京都】立本寺 宿坊 四神閣から様々な時代を感じる周辺ポタリング
京都市上京区にある日蓮宗本山「立本寺」。300年の歴史があるお堂をリノベーションした「宿坊四神閣」で動画撮影があると聞き、自転車を持ち込んで同行&周辺ポタリング写真撮影させていただきました。
まずは、その動画をご覧ください。
立本寺 宿坊四神閣
「立本寺(りゅうほんじ)」は二条城の北西約2.5kmにある、日蓮宗の本山。1321年(元亨元年)創建、その後焼失などを経て文禄3年(1594年)、豊臣秀吉の命により、寺町今出川(上京区立本寺前町)にふたたび移転。宝永5年(1708年)宝永の大火で焼失後、現在の地に移転し、伽藍を再建したそうです。
永い永い歴史を経て、300年前のお堂の一つが2018年に宿泊施設としてリノベーションされ、「宿坊四神閣」となっています。
翌朝6時には「朝のおつとめ」があります。その時には写真が撮れないので、特別に事前に本堂を案内していただきました。何百年にも渡る歴史を感じる厳かな空気が感じられます。
その後、静かな境内で撮影。お寺ならではの写真が撮れるのは嬉しいですね。
桜の季節には、とても美しい景色が広がるそうです。
近くの通りや路地は「様々な時代の風情」
まず立本寺近くの町家でランチタイム。「ランチタイム」というより「お昼ごはん」という言葉が似あう佇まい。
食後は同じ建物のとなりでカフェタイム。
「カフェ」というより何と表現したらいいのか、、、穏やかな空気が溢れるお店。
美味しい珈琲を飲みながら、たくさんある本を読みふけるもよし、ネコを見ながら何も考えない時間を過ごすもよし、そんなお店です。
すっかり長居したあとは「北野天満宮」へ。500m程なので自転車が無くても行ける距離です。この500mの間にも懐かしい感じのお店がいくつも残っています。
令和を感じるお洒落なカフェ
北野天満宮から帰り路(行く途中で気になっていた)お洒落なカフェに。ここはコンフィチュール(仏語でジャムだそうです)とパフェがおススメ。
一気に時代が進んで令和を感じる時間を過ごすことができます。
夜は静かな境内でのんびり
夜はさらに静かなお寺の境内。宿坊にお願いすれば畳などを用意してくれるので、お茶やお酒などを飲みながらのんびり過ごすことができます。晩ご飯はケータリングを依頼することもできます。
今回は近くのお店へ外食にでかけ、この日を終えます。
宿坊の朝
朝は6時から約50分「朝のおつとめ」。写真や映像でお伝えできませんが、宿坊ならではの慎ましい時間を体験することができます。
おつとめの後は、近くを散策し有名なお豆腐屋さんで「豆乳」を購入。
立本寺の日本庭園
チェックアウトまでの時間「日本庭園」を見せていただきました。
日本庭園を見るには有料で事前に予約が必要ですので、宿坊にお尋ねください。
立本寺 宿坊四神閣
まとめ
京都には何度も訪れているのですが、二条城の北東部にはほとんど足を運ぶことがありませんでした。自転車でのんびり散策すると様々な時代の建物やお店が残っていて、不思議な時間を過ごすことができました。「宿坊」という非日常な宿を拠点に、自転車であまり知られていない「京都」を探す旅を楽しんでみてください。
撮影:2020年10月
執筆:YASU