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長期旅行にも最適!スーツケースに入る軽量折りたたみ自転車「CARACLE-S」実用レポート

今回は市販のスーツケースにも入る軽量小型の折りたたみ自転車「CARACLE-S」を紹介します。

販売会社である株式会社テックワンさんからお借りして、3泊4日の宮古島サイクリングで体験した収納性や走行性を、私個人的な感想として本音レポートします。

軽量で走りやすい折りたたみ自転車「CARACLE (カラクル)」

画像出典元:CARACLE公式HPより

「CARACLE (カラクル)」は、大阪府に本社・工場を置く、株式会社テックワンが製造する「走行性能を犠牲にしない折りたたみ自転車」をキャッチフレーズに掲げる自転車のブランド。

取り扱う自転車は、軽さと走行性能を兼ね備えた折りたたみロードバイク「CARACLE-COZ」と、市販のスーツケースに入る折りたたみ自転車「CARACLE-S」、折りたたみ機能を省いて高強度と軽量化を実現したミニベロ「Chalet-COZ」が2020年夏~秋に発売予定です。

今回お借りしたCARACLE-Sの特徴はその小ささ。

本体重量約は約10kg、折りたたんだサイズは65×47×33cmで、3辺の長さが158cm未満のスーツケース(一般的な航空会社で手荷物として預けられるサイズ)に収納できます。

アルミ合金製のフレームに信頼性の高いシマノ製のスポーツグレードパーツが使われていて走行性能とコンパクトサイズを兼ね備えた一台です。

慣れれば10秒!?「CARACLE-S」の折りたたみの手軽さと注意点

まずはCARACLE-Sをウェブサイトに紹介されている通りに折りたたんでみます。

実際に作業してみて気になった点も併記しました。

1.ペダルをたたみ、サスペンション位置に右ペダルを移動する
⇒ここでこの位置にペダルを持っていかなければ最後に上手く両輪が固定できないので重要。

2. ハンドルポストを折りたたむ

3.前フォークを180度回す
⇒2と3の作業はカンタンです。

4.後部フレームを下方へ折りたたむ
⇒ちょっと慣れるとカンタンです。

5.前部フレームを折りたたむ
⇒両輪がマグネットで固定できるようになっています。立てたままで上手く固定できない場合は自転車を寝かしてみると固定しやすいです。

6.サドルを下げて、折りたたみ完了!
⇒サドルを一番下まで下げるとサドルバーがスタンド代わりになって安定します。サドルの後方にハンドルがついていて上げた状態で押し歩きしやすくなっています。

まず折りたたみ始める前に調整したハンドルを規定位置にもどしておく必要があります。

そしてライト類やキーロックなどを車体に付けている場合はそれらを取り外しておくことをお忘れなく。

ロングライドには欠かせない予備のチューブ。20インチには種類があるようなので確認して間違えないように準備します。

ウェブサイトに記載してある「慣れると10秒」は、記載通り「慣れると可能」でした。

最初はちょっと難しさを感じますが、何度も繰り返すことでカンタンに折りたためるようになりました。

「CARACLE-S」を通して、折りたたみ自転車をスーツケースに入れて運んでみて感じたことやメリット

自転車の隙間に荷物が入る

「CARACLE-S」は折りたたんだサイズがちょうどスーツケースに収まるように設計されていますが、自転車だけでいっぱいになるわけではなく、厚みの部分には、かなりのスペースができます。その空いたスペースにヘルメットやウエア類などをクッション代わりに入れることができ、思った以上の収納力。

今回は3泊なので衣類を収納できるのはとても便利に感じました。

駅まで自転車を担がなくていい

私の家は最寄り駅まで徒歩約10分。手荷物はデイパックに入れて背負い、スーツケースだけを引っ張って行けます。

キャスターが付いているので重さは感じません。

私が利用する改札は上りのエスカレータとエレベータが無いのでそこは持ち上げなければならないですが、これは他の旅行や出張の時も同条件なので気になりません。

普通の輪行のように駅前で輪行袋に収納する手間がなく、車内でも自転車を持ち込んでいる感がないので気兼ねせずに済みます。

空港でのチェックインが楽

飛行機での輪行時は破損に備えて厳重にパッキングしたいところですが、スーツケースなら大丈夫。

チェックインの際の手荷物預けも問題ありません。

中身が自転車であることは告げて「FRAGLE(壊れやすい)」扱いにしてもらいます。自転車+スーツケース+衣類(ヘルメット)で約17kgです。

目的地に着いたら走りだせる

宮古島空港へ到着。ここでスーツケースをコインロッカーに預けてサイクリング開始も可能です。今回は小雨だったのでタクシーでホテルまで行くことに。タクシーに乗せるのも普通の旅行と何ら変わりない感じです。

輪行とは異なるスーツケースでの自転車の持ち運び

自転車をスーツケースに入れて持ち歩くということは、輪行とは全く違う考え方になります。輪行袋に入れて電車移動する場合、サイクリング開始地点とゴール地点が違っていてもOKですが、その考え方はできません。「行った先でスーツケースはどうするの?」と聞かれることもありましたが、輪行ではなく「旅先に自転車を持っていく」という考え方が正しい自転車です。

旅のメインが自転車ではなく、旅先や出張先での移動手段のひとつとして考えると利便性が広がります。もちろん、CARACLE-Sは輪行袋を使った普通の輪行にも使えますし、スーツケースに入れない方はより走行性能に優れたCARACLE-COZという選択肢もあります。

「CARACLE-S」は高い走行性能でサイクリングも快適

組立てはカンタン

ホテルに到着して早速組立てます。少し狭いシングルルームでしたが、全く問題なくカンタンに組立てられました。

コンパクトサイズなので、部屋に自転車を持ち込むということに気兼ねがないです。

ロードバイク乗りは小径車への慣れが必要

早速サイクリングを開始。ちょっと気になったのは小径車への慣れです。

普段ロードバイクに乗っていると前輪がふらつくように感じます。また、トップチューブが無いので止まる時に太ももで自転車を支えることができません。

これはCARACLEだけでなく小径車にはじめて乗ると感じる方が多いようですね。

もちろんすぐ慣れました。自転車の種類や走行距離については以下の記事もご参照ください。

快適な走行性

私は距離や時間にこだわらずマイペースで走る「自称中級者」。

ホイールベースの長いCARACLEは思ったより安定感があり(スポーツ走行性を求める人の感想はわかりませんが)、結構スイスイ走ります。

比較的坂の少ない60km程度の宮古島サイクリングだと全く問題なく楽しめます。

宮古島でのサイクリングについては以下の記事もご覧ください。

サスペンションはオプションのエラストマー式サスペンション「f.light」を装着。密閉構造でないことで、危険物と誤解される恐れのない航空輸送に適したパーツです。

フロントギアはシングルですが、私が上る程度の坂道では問題の無いギア比です。

小回りが利くので市街地での走行も快適でした。

女性にもおススメ

全国のサイクルイベントで活躍するスポーツMC、MCアケさんが、CARACLE-Sでインドネシアのジョグジャカルタでサイクリングをした写真をお借りました。

女性にも楽しいモデルですが開発中の16インチモデルがさらに楽しみだそうです。

軽量でスーツケースに入る折りたたみ自転車は海外旅行に最適!

「スーツケースで自転車を持っていく」ということに、期待と不安はありました。

不安はまずやはり「手軽に組み立てられるのか?」

これは「慣れ」が全て解決してくれました。

そして「50kmを超える距離を楽しめるか?」

これは私のサイクリングスタイルでは全く問題ありませんでした。

そして期待と不安が入り混じっていた「旅の相棒としてどんなものか?」

「自転車で旅をする」というより『旅先で自転車に乗りたい』という私の楽しみ方には期待以上の相棒でした。

スーツケースに入れるという利点を生かすには、日帰りや近場の旅行ではなく、3泊以上の長期旅行や、遠ければ遠いほどその楽しさは実感できるような気がしました。荷物を手荒に扱われることの多い外国の空港でも、自転車の破損を心配せずに済みます。

長期休暇を利用してヨーロッパの旅などの機会があれば是非また一緒に連れて行きたい自転車です。

執筆:YASU

協力:株式会社テック・ワン
https://www.caracle.co.jp/


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