シェアサイクルで自転車通勤を始めてみた【エピソード1】
※この記事は2018年11月9日に公開されたものを2021年7月に更新したものです。
前回の記事でシェアサイクルで自転車通勤を始めることにした筆者ですが、月が替わり晴れて月額会員となったため、いよいよシェアサイクルで自転車通勤の日々が始まることとなりました。
※前回の記事はこちら
今回選んだサービスは「ドコモバイクシェア」です。
東京都内では他にもシェアサイクルが提供されていますので、下記の記事も参考にしながら、エリアやニーズに合わせて選んでみてくださいね。
それでは、シェアサイクル通勤初日の出来事をご紹介します。
目次
シェアサイクル通勤初日レポート
(1)そして僕は途方に暮れる…
シェアサイクル通勤初日、若干手間取ったりする可能性もあるため、今まで家から自転車通勤していた時間よりも余裕を持って家を出ます。
自宅から最寄りのシェアサイクルポートまで徒歩10分。いつもは通らない道のため、ただ歩いているだけですが、何かわくわくしてきます。
私の個人的な考えですが、シェアサイクルのような交通機関は、あまり予備知識がなくとも、現地に行けば使えることが必要だと思っています。
地方に行った時にも、レンタサイクルを借りることがありますが、大体の位置だけ把握しておいて、現地に行きます。
現地に行ってみると案内が見えづらい等、借りるまでに一苦労といった場合が、結構あります。
今回も、あまり事前の予習はせずに、とりあえずポートに向かいました。
ポートは幹線道路の裏道沿いの公園ありました。特に案内は近くに行くまで出てなく、分かりずらいです。
(他のポートも幹線道路に面してない場合は、結構見えずらいところにあると感じました。他のポートも同じような場合が多いです。このあたり改善したほうがよいと思いました。)
到着すると、自転車が1台だけあります。この時間でも、もう1台しかないのか、明日はもっと早く来よう等と思いながら、貸出手続きを始めます…。
すると操作パネルに表示されたのは…
「他者予約中」というメッセージ。
…予約ってなんですか?予約なんてできるんですか。今までの一回会員の時は、こんな表示見たことありません。何度やっても同じ結果です。借りることができません。
仕方がありません。時間に余裕もあるし、反対方向にある駅に行くよりも、より会社に近い別のポートまで歩くことを選択します。
次のポートに到着。1台もありません。次行ってみよう!
次のポートに到着。3台ありました!
「他者予約中」、「メンテナンス中」が表示されており、ここも危ういかと思ったところ、「開錠」の表示の一台を発見!
ようやく借りることができました。結局、通勤距離が全体で5kmちょっとのところ、2km程度歩いてしまいました。当然ながら、ちょっと遅刻です。
(2)帰宅時は予約を行って利用する
休み時間に会社で調べてみると、どうやら、自転車の借り方(千代田コミュニティサイクル)には以下の2種類の方法があるようです。
①Felicaカードを登録してそのカードをかざして借りる方法
②予約して1回ごとにパスコードを発行して借りる方法
■docomoシェアサイクルの借り方・返し方
予約する専用サイトを見てみると、各ポート毎に借りることができる台数が表示され、借りる自転車を選択できるようになっていて便利です。
早速、帰りはスマホを使って予約しようと見てみると、周辺のポートには見事に1台もありません。範囲を拡大していくと、かなり離れた場所には借りられる自転車がありました。
帰りは時間に余裕があったので、予約した自転車があるポートまで歩き、自転車に乗って帰ることに。ただしこの行程、夜遅くて疲れているときは、少しつらいかなと感じました。
シェアサイクルを利用するなら予習が大事
何日か使って分かったのですが、自宅付近の住宅地のポートは、朝は通勤時間帯に自転車がなくなり、夜に大量に自転車が戻ってくるようです。
またオフィス近くの都心のポートでは、朝大量に自転車が集まるのですが、ポートにある自転車ラックからあふれるほどの自転車が置いてあるため、通勤時間帯が終わると、事業者のトラックが来て、自転車をどこかに持って行ってしまいます。
そのため、帰宅時間帯には自転車が不足している状況にあるようです。
最初は途方にくれましたが、専用サイトの使い方やポートの特徴が分かると、面食らうことはなくなってきました。
ただ、事前に利用可能自転車があるかを確認してからポートに行かないと、行っても借りられない場合が意外とあります。
シェアサイクルを利用した始めの段階でそれが続くと、使えないと思ってしまう方もいるかもしれません。
利用可能自転車の有無は、専用サイトからしか分からないため、別サイトのポートマップ上にそれが出ると便利なんですけど…。
また、朝にシェアサイクルで走っていると、多くの利用者を見かけます。予想以上に通勤にシェアサイクルが使われていることが分かりました。
夜もポートから1台もなくなってしまうくらい、利用されていることもあるので、まだまだ埋もれている需要はあるのではないでしょうか。
自転車通勤の強い味方になるアプリ「ドコモ・バイクシェア ポートナビ」
2018年の初めてシェアサイクル通勤では、「利用可能自転車の有無は、専用サイトからしか分からない」という難点を挙げましたが、2021年現在は便利なアプリが登場しています。
まずは「ドコモバイクシェア」の基本的な予約方法をおさらいしておきましょう。マイページにログインして、会員メニューから予約を行います。
予約ができるのは60分前までですが、朝の通勤の時間など、毎日同じ時間に自転車に乗る場合は便利ですね。
ただ、残業が多く帰宅時間がバラバラ、現場からの直帰が多いなど「60分前までに自転車を予約できない!」という人も多いのではないでしょうか。そんな人の強い味方になってくれるのが、専用アプリの「ドコモ・バイクシェア ポートナビ」です。
「ドコモ・バイクシェア ポートナビ」を使えば、ポートに自転車は残っているかという空き情報はもちろん、空きがあればその場で予約ができる便利な機能がついています。ただし、予約の効力は20分のみですので、専用サイトからの予約との使い分けがおすすめです。
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シェアサイクル通勤の初日のレポートをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。エピソード2、エピソード3として、保険や制度の話など、自転車通勤を始める前に知っておきたい情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
<執筆:u.t>