【埼玉県】小江戸川越からアメリカを感じる入間ジョンソンタウンへ入間川沿いサイクリング
埼玉県の有名な観光地のひとつ江戸風情が残る川越から、入間川サイクリングロードを走り、アメリカ風情が残る入間へ。様々な風景を楽しめる夏の24kmサイクリングをご紹介します。
江戸時代を感じさせる川越
東武東上線とJR川越線「川越駅」からサイクリングスタート。県道229号を北上し「小江戸川越」へ。
小江戸とは、「江戸のように栄えた町」「江戸時代を感じさせる町」といった意味で、 現在でも蔵造の商家が並ぶ情緒あふれる街並みが残る川越市は、日本の有名な小江戸のひとつとして知られています。
情緒ある町並みを走って「菓子屋横丁」へ。「抹茶あらた」で冷たい抹茶ラテ。
まずは抹茶を冷たいラテで日本を味わいます。
ヨーロッパのような川越公園
菓子屋横丁から水上公園通りを走って3.5kmで「川越公園」。川越水上公園の名で知られ夏場はプールが人気の公園ですが、園内の修景池は青々とした木々に囲まれた美しい景色です。
何となくヨーロッパのような雰囲気も感じます。
芝地は緑のじゅうたんのようで、思わず寝ころびたくなります。
園内は桜並木が続きます。春には美しい風景が続きますが、緑が眩しい桜も夏らしい美しさ。
川越公園を一度出て、入間川沿いを目指します。
入間川サイクリングロード
川越公園から八瀬大橋を渡り入間川沿いサイクリングロードへ入ります。
入間川サイクリングロードは、正式名「県道川越狭山自転車道線」で、入間川に沿って狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで続く全長約22.6kmの自転車歩行者専用道路です。
サイクリングロードを左に少し入った安比奈(あいな)親水公園は黄色い花が咲き誇っています。この花は春車菊(ハルシャギク)で、園内は季節によって様々な花が咲くそうです。
安比奈親水公園の先まで行けば行き止まりになるので、川から一番離れたコースへ戻れば先へ進めます。
サイクリングロード左手に見えてくる洋館風の校舎は西武文理大学。ここもヨーロッパを感じられる風景が続きます。
そして一見風変わりなベンチが並ぶ「入間川にこにこテラス(河川敷中央公園)」。このベンチには「寝ころびベンチ」と表記されていて、都会で見かける寝ころび禁止とは違い、思いっきり寝転んで寛ぐことができます。
照り返しで暑い舗装路から、ほんの少し外れるだけで心地よい空気を感じられます。
約7kmサイクリングロードを走って、広瀬橋から入間市駅方面を目指します。
アメリカのような入間ジョンソンタウン
入間市駅入口からけやき通りの坂を約1km上ってジョンソンタウンへ。
ジョンソンタウンは、アメリカン古民家と現代的低層新築住宅が、樹々の間に点在して建っている自然豊かな住宅地。アメリカ郊外の街並のような雰囲気があり飲食店をはじめ様々なお店が点在しています。
まずは「THE PORK SHOP」でランチタイム。
ボリューム満点のメルトダブルチーズバーガー(メルトチーズ&パティ×2&オニオンフライ)とドリンクで、暑いサイクリングからクールダウン&スタミナ補給。
ランチの後は、アメリカを感じる町並みを散策。
ここから入間市駅へと向かい、夏のサイクリングを終了します。
コース紹介
距離:24km 獲得標高:143 m
まとめ
古き日本の風景からアメリカの風景を目指すサイクリングのつもりが、川越公園や入間川サイクリングロードではヨーロッパのような風景に出会うことができました。
緑に包まれていた川越公園は、秋にはこのような風景に出会えます。
都心から電車で30分程度で行ける川越市や入間市。場所によって違う国のような風景に出会えるだけでなく、違う季節にまた訪れたくなる魅力を感じました。
執筆:花田 康
関連記事