乗鞍ヒルクライムに参加! | 全国の坂バカが集まる大会の様子は…?
※この記事は2020年2月24日に公開されたものを2021年9月に更新したものです。
こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。
2019年夏の話になりますが、「乗鞍(ノリクラ)」に参加してきました!今回はその様子を紹介したいと思います。
※なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑みて、2020年に引き続き2021年も開催を中止しています。2022年の開催を楽しみに、乗鞍のレースを予習しておきましょう。
目次
乗鞍ヒルクライム(マウンテンサイクリング in 乗鞍)って?
乗鞍ヒルクライム(2019年までは「マウンテンサイクリング in 乗鞍」)は言わずと知れた、日本一有名な、そして日本で一番古い(?)ヒルクライムレースです。通称「ノリクラ」と言われています。
今でこそ、ヒルクライムレースは日本全国で、それこそ一年中開催されていますが、昔はレースも限られていたことから、全国の「坂バカ」たちは、皆、「ノリクラ」を目指したものなのです。
数年前からは申込が先着順になりましたが、以前は抽選だったこともあり、毎年、3月頃に行われる「ノリクラ」の抽選結果に一喜一憂したものでした。今でいえば「東京マラソン」のようなものでしょうか―。
第一回大会が開かれた昭和61年(1986年)当時は、ロードレースは全くマイナーなスポーツで、一般の人が参加できる草レースはほとんどありませんでした。そんな中、「日本でも本格的なヒルクライムレースを!」という関係者のアツい想いもあって、全長20.5キロの「登りだけ」という、当時の日本の常識からすればおよそ考えられないコースが設定されました。そうしてこの常識外れのレースには、それ以降、毎年全国の「坂バカ」が殺到することになったのです。
ちなみにゴール地点の標高2,716メートルは、日本の自転車レースでの最高地であり、日本では、これより高い場所でのレースは行われていません。文字通り、「最高峰」に登るレース。
かく言う私は「坂バカ」という感じではないのですが、それでも日本一有名なヒルクライムレースでもありますし、15年くらい前からほぼ毎年(途中、歯抜けもありますが)参加しています。
最近は、タイムが落ちるばかりなので、レースそのものよりも、雰囲気を楽しみに参加しているような感じですが、それでも、毎年「ノリクラ」に行くと、テンションが上がります。
ということで、今回は、皆さんにその雰囲気を味わっていただきたく、動画と写真でお楽しみいただこうと思います。
ただし、私の貧足にお付き合いいただくと時間がかかり過ぎてしまいますので、レースの道中は10倍速処理をさせていただいています。その点あしからず……。
乗鞍ヒルクライム(マウンテンサイクリング in 乗鞍)に参加した様子のご紹介
おまたせいたしました。それでは、いよいよスタートです。
以下、動画と写真でお楽しみください!(写真は動画からの抜粋です)
必見!下りは最高に気持ちが良い!
ゴール後の密かな楽しみでもある、下り。
乗鞍の景色と共に以下の動画もご覧ください!
乗鞍ヒルクライム(マウンテンサイクリング in 乗鞍)まとめ
乗鞍ヒルクライム(マウンテンサイクリング in 乗鞍)の様子をお届けしましたが、いかがでしたか?
冒頭で説明した通り、残念ながら2021年の開催は中止となってしまいましたが、2022年の大会が開催されることを願いましょう。
ノリクラに参加できずとも、開催場所である乗鞍高原にはたくさんの観光スポットがあります!以下でご紹介しますので、2022年乗鞍の下見も兼ねて、観光も楽しんでみてはいかがでしょうか?
乗鞍高原の観光スポット
乗鞍高原で色付く「紅葉」
秋の乗鞍高原で見れる紅葉です。乗鞍高原の秋山(9月中旬から11月上旬)では、さまざまなところでカラフルな紅葉を楽しめます。
TABIRINでは過去にも秋の乗鞍で紅葉を楽しむサイクリングをしました!
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
山の上で見る「ご来光」
二つ目は、乗鞍岳で見れる「ご来光」です。暗闇の山並みから次第に輝く朝日を眺めることができます。「ご来光バス」が期間限定で運行されていて、山の上で乗鞍岳のご来光を楽しめます。
圧巻の雪の壁「雪の回廊」
三つ目は、春の乗鞍岳です。春の乗鞍岳では除雪によってできる、高くそびえる壁のような「雪の回廊」を楽しむことができます。こちらも期間限定の「春山バス」で体験することができます。
乗鞍高原のグルメ
乗鞍高原のグルメは、高い標高で厳しい冬を乗り越え育った美味しい野菜です。乗鞍高原では山菜を初め、きのこ、とうもろこし、キャベツなどの山の恵みを味わうことができます。
自然とともに過ごす季節イベントも
乗鞍で有名な季節イベントといえば、乗鞍スカイラインの「雪壁」。乗鞍スカイラインは日本一標高の高い道路で、その標高は約2,700mを超えるエリアも。富士山の五合目より高い標高です。
積雪量が多いため冬の間は閉山しており、例年の開山時期は5月〜10月頃となります。
開山して間もない5〜6月上旬でも乗鞍スカイラインの気温は一桁台。路肩に寄せられた雪が残り、高さ10mを超える「雪壁」となったその景色は圧巻です。
6月下旬以降は高山植物が花を咲かし始め、動物たちも活発に活動を始めます。一面緑や花に覆われた乗鞍の景色もまた自然の雄大さを感じることができます。
また乗鞍岳の澄んだ空気の中でみる満天の「星空鑑賞」も、夏の風物詩として人気です。
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(執筆:t.Km)