
※この記事は2018年6月9日に公開されたものを2020年11月に更新したものです。
こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。
高知の自転車旅Part.1では自転車輪行での飛行機乗り遅れの記事、Part.2では高知空港の自転車向けサービス環境や出発準備のお話をお届けしました。
とうとう高知の自転車旅物語Part.3です!
高知空港から宿毛市まで約150kmのサイクリングレポートをお届けします。
Part.1のレポートはコチラから。
Part.2のレポートはコチラから。
宿毛市までのルート紹介
さて、宿毛市までのルートですが、高知県が推進している「ぐるっと高知サイクリングロード」を辿っていくことにしましょう!
当メディア・TABIRIN(たびりん)を使えばどのコースを走れば目的地にたどり着けるかを簡単に調べることができますよ!
コースの検索方法やGarminでのコースナビの方法はコチラの記事で解説しています。
今回は、高知空港から宿毛市まで「ぐるっと高知サイクリングロード」全15コースのうち、次の5コースをたどることにしました。
- パシフィックオーシャンロード:高知空港→宇佐町
- 横浪黒潮ラインコース:宇佐町→須崎市
- 目指せ!四万十源流点コース:須崎市→四万十町
- 四万十ヘブンズロード:四万十町→四万十市
- 足摺チャレンジングコース:四万十市→宿毛市

もちろん、コースはGarminのサイクルコンピュータに取り込み、ルートナビを使いました。

このとおり、道に迷うことなくスムーズにサイクリングができてとっても便利です。
高知の自転車旅物語Part.3スタート
高知龍馬空港を出発~目的地は150km先の宿毛市

さて、10:55に高知空港に到着し、荷物を受け取って準備をしていたら時刻は11:50になってしまいました。ご存知のとおり、飛行機に乗り遅れたので1時間半のビハインドがあるのです。
しかも今日は、宿毛市の宿毛市文教センターに18:00には到着しなければなりません。というのも今日の目的は自転車旅人「西川 昌徳(にしかわ まさのり)」さんの講演会を聴くためなのです。

皆さん、西川さんってご存知ですか?これまで自転車で世界36カ国90,000kmを走って、さまざまな国でいろんな出会いをしてきたスゴイ方なのです。その西川さんの講演会のことを昨晩知ったので、今回急きょ高知県に来たわけです。
TABIRINに掲載している、西川昌徳さんのコラムはこちらから。
https://tabi-rin.com/archives/article/18106
高知空港→宇佐町(30km地点)~パシフィックオーシャンロード~
高知空港から宇佐町までの30kmは、ぐるっと高知サイクリングロードの一つ「パシフィックオーシャンロード」の一部を走っていきます。

高知空港を出て南下し、県道14号「黒潮ライン」に入ります。

風は南東。天候は快晴。気温は25℃ほどでしょうか。サイクリング日和です。テンションは最高潮!

右手には四国中央にそびえる四国山地。
県道14号は道は広くはありませんが、車通りがほとんどなく路面が綺麗でとても走りやすいです。

途中お腹が空いたのでファミリーマートで食料を調達。駐車場でこんなピクトを発見。

第一お遍路さんを発見!
学生時代に四国一周をした際にも感じましたが、お遍路さんを見るとすごくパワーをもらえます。なんたって、お遍路さんは「歩き」ですからね!サイクリストの我々がへたれるわけにはいきません。
そびえたつ浦戸大橋

時刻は12:20を回り、13km地点を通過したところで、高知県を代表する名所「桂浜」に抜ける「浦戸大橋」の差し掛かりました。1972年に土木学会田中賞を受賞した名橋で、その延長は約1,500mです。

自動車利用を想定していない作りになっているため、道幅はかなり狭く、勾配もきついので、注意が必要です。幸い車が少なかったので一気に駆け上がります!

景色はこんな感じ。ガッとのぼって、ガッと下るタイプの橋です。歩道も狭いことで有名です。

海もきれいです。
浦戸大橋を下ると、坂本龍馬像のある「桂浜」…。なのですが、今回は時間がなかったのでスルーで!またの機会に来ます。

そのまま道なりに行くと視界が開け、一面の太平洋が!いよいよ黒潮ラインって感じですね!途中、ギターの語り引きをするバイカーのおじさんがいたりと、旅って感じが一気に出てきました!
仁淀ブルーとして有名な仁淀川

こちらが奇跡の清流「仁淀川」です。仁淀川(によどがわ)は、高知県内を流れている四万十川、吉野川と並ぶ四国三大河川のひとつです。透明感が非常に高く、独特の青色は「仁淀ブルー」として広く有名です。川ではありますが、良い波の立つことからサーファーも多く集まります。

その先に観光交流施設「南風(まぜ)」があります。時刻は12:45。ここまで24km。南風は「まぜ」「まじ」「はえ」とも読んだりしますね。ちなみに東風は「こち」とも読みます。

バイクラックもあります。

河口でも綺麗ですね!もっと澄んだ仁淀ブルーは上流に行かないと見れないので、次に高知に来る際には、桂浜と仁淀川と四万十川は外せないですね!

こんなパンフレットも。ぜひ行ってみたい!!
さて、道のりは「パシフィックオーシャンロード」から「横浪黒潮ラインコース」へ移っていきます。
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水の都と呼ばれる富山市でシェアサイクルを借りて、まちなか周遊してきました。



















今回の散走は、市民主体の自転車のまちづくりに取り組んでいる『堺 自転車まちづくり・市民の会』(以下、市民の会)が主催で行いました。




グループで巡るなかで古墳やお土産ショップ『もず庵』でほかのグループとの交流も楽しみました。

古墳の焼印が入ったパンや和菓子、古墳カレーどれもおいしい一品でした。



国内最大の仁徳天皇陵古墳から住宅街にひっそりとある小さな古墳までたくさんの古墳を巡りました。















湖入り口には「余呉湖観光館」があり、無料駐車場があり、レンタサイクルもあります。
早速時計回りにサイクリング開始。道路はこんな感じで走りやすく快適!









日本三景のひとつとしてとても有名な「天橋立」は、関西圏からは比較的アクセスも便利。初心者でも楽しめる天橋立サイクリングをご紹介します。
天橋立は、「日本の名松百選」「日本の名水百選」「日本の道百選」「日本の白砂青松百選」「日本の渚百選」「美しい日本の歴史的風土百選」「日本の歴史公園百選」「日本の地質百選」と、多くの日本百選に選ばれています。






橋を渡ろうとすると係りの人に止められました。全然知らなかったのですがこの橋は大型の船が通る時に回転する回旋橋だったのです!

船が通り過ぎると、すぐ元の橋に戻りました。

天橋立は宮津湾に面する海岸が海水浴場になっています。日本三景で海水浴場があるのはここだけだそうです。
数々のめずらしい松が立ち並び、日が沈みゆく左側は阿蘇海、右側は砂浜が美しい与謝海(宮津湾)を見ながら、約3.6kmの未舗装道をのんびりサイクリング。
北側へ出てゴールです。





















