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【埼玉県】秩父地域の大自然を満喫1泊2日65㎞コース《PR》

埼玉県のサイクルツーリズムの魅力発信を目的としたモニターツアー「秩父地域の大自然を満喫1泊2日 65㎞コース」が実施されました。秩父地域の自然やグルメを楽しむ山間部の多い中級者~上級者向けコースとなっています。
西武秩父駅に集合し、1日目は美の山公園や長瀞を巡り両神温泉で1泊。2日目は小鹿野町の散策や秩父ミューズパーク、秩父神社などを巡ります。

スタートは西武秩父駅

西武秩父線の終点駅で、秩父エリアの観光拠点。自転車を解体して専用の袋に収納すれば電車での持ち込みも可能。駅には、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」が隣接していて、秩父地域のグルメやショッピングを楽しめます。

ちちぶ銘仙館を見学

スタートして間もなく、最初の立ち寄りスポットであるちちぶ銘仙館(めいせんかん)に到着。
ちちぶ銘仙館の本館は国の登録有形文化財に指定されており、昭和初期の特徴を感じられる建物です。

秩父銘仙とは、「ほぐし捺染」技術による大胆で華やかなデザインで大正時代から昭和初期にかけて女性たちに人気を博した織物です。

販売ブースでは銘仙の反物やストール、小物などを購入できます。

本館廊下はアーチ型で、アメリカ人建築家が考案した大谷石積みの外装となっています。
この廊下と三角屋根の工場棟や渡り廊下が、国の登録有形文化財に登録されています。

展示ブースでは繭から糸を取る機械や織場の見学をすることができます。

坂を上って美の山公園へ

主要な道路を避けつつ裏道をたどって進みます。少し走ってE-Bikeの操作にも慣れてきた頃に、美の山(みのやま)公園への上り(美の山公園観光道路)が始まります。

初心者がいきなり約5kmの坂を上るのは大変ですが、E-Bikeなら安心です。10%を越える上り坂でも、普段から乗り慣れているロードバイクのスタッフが置いていかれます。あまりスポーツ自転車に乗ってない人でも楽々上れるので、坂が多い秩父周辺のサイクリングには最適の自転車ですね。

黒谷の展望所からの景色に感動

少し上って西側の景色が開ける「黒谷の展望所」で休憩します。眼下には秩父の街〜太平洋セメントの工場〜秩父公園橋などが広がります。
奥には尾田薪丘陵(おだまききゅうりょう)〜秩父を囲む山々などが望めます。

道の途中から正面に武甲山が現れます。秩父周辺を走っていると、色々な所から見える秩父のシンボル的な武甲山はつい写真に収めたくなります。

美の山公園に到着!

約5kmの上り坂も全員無事に上りきり、今回のコースで最高地点となる美の山公園(標高581.5m)に到着。E-Bikeのサポートもあり、参加者の皆さんも余裕で上れて笑顔が揃います。

自転車を入口に置いて、しばし園内散策します。
美の山公園観光道路を上って美の山公園へ。展望台からは、東秩父の山々、遠くには日光連山や赤城山周辺の山々を望むことができます。

道の駅みなのでランチ

美の山公園の絶景を満喫したあとは、林道蓑山(みのやま)線で北側の皆野町に下りていきます。上りは得意なE-Bikeでも下りは普通の自転車と同じなので、慎重にゆっくり下りましょう。

ひと山越えてお腹が空いてきたところで昼食タイムです。
道の駅みなのに立ち寄り、それぞれ食べたいものを注文します。

やはり秩父名物のわらじカツ丼を注文した人が多かったです。
薄く大きく伸ばして揚げたカツに甘辛いタレを付けて丼に乗せています。わらじカツ丼は履物のわらじなので2枚セットが一般的。満腹間違いなしのご当地グルメです。

長瀞自然のみち

食後は長瀞(ながとろ)を別の角度から見学します。県道82号の長瀞トンネル手前から側道となっている遊歩道「長瀞自然のみち」に入ります。

落ち葉に注意しながら進み、少し開けた所から紅葉の先に長瀞岩畳(ながとろいわだたみ)が見渡せます。
国の名勝及び特別天然記念物に指定された長瀞町の岩畳では、川下りを楽しむことができます。コースは上流コース、下流コースがあります。

長瀞自然のみちから県道82号に出てしばらくしたら左折して荒川を渡ります。車は通行できない「金石水管橋(かないしすいかんきょう)」を渡る途中で景色を楽しみます。

眼下には長瀞の川下り。

国神の大イチョウ

観光客で賑わう長瀞駅周辺を通過して、国道に沿うように裏道を進みます。
次は今がちょうど見頃の国神の大イチョウへ。
県道37号に合流する手前にある細い道を入ると県指定の天然記念物、樹齢700年の大イチョウに到着です。国神の大イチョウは高さ22.7mあり、見上げると首が痛くなるほど。

近くにある姫イチョウはひと回り小ぶりながら、存在感があります。国神の大イチョウとセットで楽しめるのが嬉しいです。

道の駅 龍勢会館でひと休み

大イチョウのあとは裏道を繋いで、県道37号沿いにある道の駅龍勢会館(りゅうせいかいかん)で小休憩します。
龍勢茶屋では地元の新鮮野菜や特産品を購入&食べることができるのでしばし自由に楽しみます。
敷地の奥には、映画「草の乱」で復元された井上伝蔵邸があり「秩父事件資料館」として映画の衣装や小物などを展示しています。
「秩父事件」とは、1884(明治17年)に起きた数千人規模の農民武装蜂起で、その中心人物が井上伝蔵とされています。

秩父事件に縁がある椋神社

道の駅から少し進んだ場所にある椋(むく)神社に立ち寄ります。1884年(明治17年)の秩父事件では3000名以上が集結した神社です。

毎年10月に開催される「龍勢祭(りゅうせいまつり)」は椋神社の神事で、地元の方が作ったロケット(龍勢)を奉納する全国でも珍しい行事で国の重要無形民俗文化財に指定されています。

両神荘までひと踏ん張り

県道37号を走り小鹿野町方面へ進みます。向かい風が強くなり疲れも出てきたのか少しペースダウン。宿泊地まであと10km頑張りましょう。

県道37号線の巣掛(すがかり)トンネル手前にある旧道に入り緩やかな上りですがE-Bikeの参加者には問題は無さそうです。
巣掛峠で並んで記念撮影します。切り通しが良い雰囲気です。

見晴らしのいい下り坂の途中で、夕日の差し込む光に皆さんカメラを構えます。

両神温泉で疲れをとる

森や清流が広がる緑豊かな里山に位置する埼玉県唯一の国民宿舎「両神温泉国民宿舎  両神荘」で1泊します。
参加者とスタッフの自転車は、宿の施設内に駐車させてもらえて安心です。その後、各自夕食まで温泉に浸かって疲れをとってのんびり過ごします。温泉は強アルカリ性の温泉で「美肌の湯」とも呼ばれています。

夕食は大広間で頂きます。品数が多くお腹も満たされ満足できます。

夕食の後は、何度も温泉に入ってもよし早々に眠りにつくのもよしで自由に過ごして1日目は終了しました。

小鹿野町でのフリータイム

温泉と睡眠で参加者の疲れも回復したところで2日目がスタートします。ブリーフィングして、出発します。

前日に、ゆっくり見物できなかった小鹿野町へ向かいます。

古い街並みが残り、和菓子店や土産物店が点在する小鹿野では観光マップを参考に40分の各自自由行動となりました。

文化センターでは小鹿野町 歌舞伎・郷土芸能祭の開催日で賑わっていました。

散策する人、土産店で買い物する人、それぞれ楽しんだようです。
買ったお土産や持ってきた荷物を、サポートカーに積めるのが今回のツアーの魅力のひとつです。

秩父ミューズパークを散策

小鹿野町からしばらく県道209号を走り、徐々に秩父ミューズパークに向かって上り坂を走って行きます。

この上りでもE-Bikeは本領発揮。気持ちよく上ってあっという間に秩父ミューズパークに到着です。

イチョウ並木で有名な公園なのですが、少し見頃は過ぎたようです。それでもモミジや広葉樹の紅葉、満開の冬桜が青空に映えて素晴らしい景色が続きます。

2日目の昼食は公園内にある人気のカフェ「MAPLE BASE」です。
日本初のシュガーハウスとしてオープンしたカフェで、秩父のカエデなどから採取したメープルシロップを味わうことができます。シュガーハウスとは、メープルシロップを製造している小屋のことです。

秩父産のメープルシロップをたっぷりかけたパンケーキやサイダーを味わえます。味はもちろん、見た目も嬉しい食事でした。

卒業ソング「旅立ちの日に」発祥の地

食後は秩父ミューズパークにある「旅立ちの丘」で記念撮影。


卒業ソングとして有名な「旅立ちの日に」は、秩父市立影森中学校の教員が作った合唱曲。
この曲が秩父で発祥したことを記念して作られた「旅立ちの丘」は、人生の様々な“旅立ち”の場面を迎える方たちが、希望を胸に訪れる人気スポットです。

秩父公園橋を渡り秩父駅へ

秩父ミューズパークから坂を下ると、秩父駅までは秩父公園橋を渡って一直線です。荒川を渡る530mの斜張橋で、橋の途中には展望スペースが設置されています。

秩父の神社に立ち寄る

秩父駅に続く直線道から裏道に入ります。
秩父今宮神社は、水を司る神社で武甲山から伏流水が湧き出る「龍神池」と、樹齢千年を超えると言われるけやきの古木「龍神木」があます。

最後の立ち寄りスポットは秩父神社です。
秩父地方の総社で、三峯(みつみね)神社、寶登山(ほどさん)神社と共に秩父三社のひとつ。創建は二千年前と言われています。

秩父駅近くにある秩父神社を出ると、最後にタイミング良くSLを見ることができました。

西武秩父駅でゴール

この時期にしては暖かい快晴の秩父自転車旅を満喫して、スタートした西武秩父駅に戻りサイクリングは終了です。

動画レポート

コース紹介

1日目/距離:44.8km 獲得標高:875m
2日目/距離:20.6 km 獲得標高:332 m

▼西武秩父駅までのアクセス
池袋駅から西武鉄道(特急)利用で約1時間20分

▼ちちぶ銘仙館
https://chocotabi-saitama.jp/spot/40816

▼美の山公園
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/index.html

▼長瀞の川下り
長瀞の川下り(和船)

▼椋神社
https://www.mukujinja.or.jp/

▼両神温泉国民宿舎 両神荘
https://www.ryokamiso-saitama.jp/

▼旅立ちの丘
https://chocotabi-saitama.jp/spot/34427

▼秩父今宮神社
http://www.imamiyajinja.jp/

▼秩父神社
https://chocotabi-saitama.jp/spot/19045

今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。

まとめ

都内から日帰りで訪れる人が多い秩父・長瀞ですが、1泊することで時間に余裕ができ、ちちぶ銘仙館の見学や道の駅でお土産を購入することができます。温泉宿に宿泊することで疲れもとれるのが最高です。
実は、秩父エリアは「日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキー・ビール」などが造られている酒どころ。また、「秩父ホルモン」「わらじカツ」「みそポテト」といったご当地グルメも満載。サイクリングで疲れた体を温泉宿で癒し、地元ならではのご当地グルメやお酒を堪能すれば、日帰りでは楽しめないディープな魅力に触れることができます。

広告主:埼玉県観光課
執筆:オゾングラフィックス

 

 

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