【沖縄県】海中道路と橋で美しい島がつながる「うるま市」で、レンタサイクルを使った離島のんびりサイクリング《PR》
沖縄本島と美しい島々が海中道路と橋でつながる「うるま市」。那覇からアクセスも良いうるま市の離島めぐりサイクリングを、手軽に楽しめるレンタサイクルを使ってご紹介します。
目次
うるまサイクルプロジェクトとは
沖縄県うるま市は、那覇市、沖縄市に次いで沖縄県で3番目に人口が多い都市。
沖縄本島中部の東海岸(太平洋側)に位置し、勝連(かつれん)半島と8つの島があり、伊計島・宮城島・平安座(へんざ)島・浜比嘉(はまひが)島・藪地島の5島は海中道路と橋で結ばれています。
勝連半島と平安座島を結ぶ全長4,700mの海中道路は、海を見下ろす「橋」とは違い、目線に近い高さで美しい金武湾(きんわん)を見ながら走ることができる「道路」です。
「うるまサイクルプロジェクト」は、うるま市の魅力ある観光資源や地域特性を活かしたサイクルツーリズムの推進に向けて、サイクリストに向けた様々なプロジェクトを展開していく事業の名称です。
転車通行空間には、うるま市のキャラクター「うるうらら」描かれているところもあります。
海中道路ロードパークでレンタサイクル
海中道路ロードパークの「美ら島海道案内所」では、クロスバイクや電動アシスト自転車のレンタルが可能です。
予約していたクロスバイクでサイクリングスタート。
まずが東へ走って浜比嘉島を目指します。
1日目:海中道路から「浜比嘉島」へ
海中道路ロードパークから東へ3km走って平安名島の交差点を南下すれば、全長1,430mの浜比嘉大橋。
浜比嘉大橋すぐ近く、浜漁港緑地公園の入口には、車止めの役割を果たすたくさんのシーサーが並んでいます。
公園を過ぎ、浜比嘉漁港前の「丸吉食品」で昼食。
昔ながらの趣のあるお店では、人気のもずくコロッケ(1個130円)をはじめ、沖縄そば(700円)や、魚バター定食(2000円 ※魚の大きさによって1500円、1300円もあり)など、浜比嘉の食を堪能できます。
食事の後は近く(島の北西部)の浜比嘉ビーチへ。美しい砂浜と青い海が広がり、その先には海中道路を望むことができます。
浜比嘉ビーチから島を時計回りに約1.8km走って「アマミチューの墓」へ。
歩いて渡れるアマンジ(小島)には、女神アマミチューと男性神シルミチューと呼ばれる神様が祀られたお墓と伝えられていています。
アマミチューの墓から島を南下して約1.7km、「高江洲製塩所」へ。
高江洲製塩所の「沖縄・浜比嘉塩」は昔ながらの製塩方法 ” 流下式塩田” を利用してつくられた100%海水塩です。
竹枝を組んだ枝条架(しじょうか)の前では、製塩の方法などを説明してもらえます。
そしてこの製塩所にはプライベートビーチがあります。
製塩所の営業時間内であればビーチを見せてもらうことができるので、静かなビーチで、波と戯れたり風を感じながら、ゆっくり過ごすのがおすすめ。
離島ならでは、穏やかな風景の中、のんびりとペダルを踏んで、宿泊先の一軒家「古民家あさひ」へ。
今日の思い出や明日の話しをしながら、夕暮れまでの時間を過ごします。
夜は満天の星空が広がっていました。
1日目:コース紹介
距離:約10km 獲得標高:12m
2日目:うるまの海釣り体験
2日目の朝は、浜比嘉大橋を渡り平安座島の「ウミノヤド海風」へ。
ここからは車で「平安座漁港」へ行き、海釣り体験。
釣った魚は、ウミノヤド海風へ持ち帰りBBQを楽しめるのが魅力。
料理のお供は「オリオンビールフリー」と、うるま陶器「うるまブルー」。
平安座島から宮城島へ
食後は、平安座島から東へ走って「宮城島」へ。宮城島に入れば、約1km平均勾配9%の坂を登ります。
島に広がる畑の中を走って「シヌグ堂バンタ」へ。
沖縄の方言で「バンタ」は「崖」の意味。「シヌグ堂遺跡」にある絶景スポットです。
標高約100mからの景色は坂を登ったご褒美ですね。
宮城島をぐるっと時計方向に走って「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」へ。
命「ぬち」の塩「まーす」という意味の名がついた製塩ファクトリー。
1Fの直営ショップでは「ぬちまーす」や様々な関連商品が購入でき、2Fの「ぬちまーすレストランたかはなり」では人気の塩ソフトクリームなども楽しめます。
敷地内の「果報バンタ(カフウバンタ)」からは、エメラルドグリーンの絶景が広がっています。
果報バンタから望む美しいビーチは「ンダカチナ浜」。
ぬちまーす観光製塩ファクトリーから坂を下り、平安座島に入れば、堤防に描かれた「平宮護岸アートコンクール」の作品が続いています。
海中道路を走り、海中道路ロードパークへ戻れば「美ら島海道案内所」で自転車を返却しサイクリング終了です。
2日目:コース紹介
距離:約23km 獲得標高:166m
今回の記事で紹介したコースの詳細は以下でもご覧いただけます。
アクセス/情報リンク
〇那覇空港から海中道路ロードパークまでは、車(レンタカー)で約1時間。
〇路線バス利用では、那覇バスターミナルからJA与那城前を経由して「あやはし館前」停留所まで約2時間。
▼うるまサイクルプロジェクト
https://urumacycle.com/
▼うるま市観光物産協会公式サイト「うるまいろ」
https://uruma-ru.jp/
まとめ
うるま市の魅力はまず「本島から陸続きで行ける離島」です。
飛行機は船で行く離島とは違い、那覇からのアクセス良さは、一日の時間を有効に使うことができるので都心から1泊2日で楽しむことができます。
そして海中道路を渡った先の島々では、本島側とは全く違うゆったりとした時間が流れています。
ここでのサイクリングは、距離や時間(速さ)を気にすることなく自由気ままに楽しむことが、何よりの贅沢だと感じました。
冬は少し北風が強い日も多いですが、その風さえも心地よく感じさせてくれる「うるま市」の風景や空気、そしてグルメを、ぜひ自転車を使って五感で感じてみてください。
執筆:花田 康
撮影:橋本 謙司、花田 康
広告主:うるまサイクルプロジェクト