【アルゼンチン】世界遺産ペリートモレノ氷河とカラファテの町をサイクリング
アメリカ大陸を縦断中、パタゴニアの荒れ狂う暴風地帯を抜けると、これまで通ってきた、褐色の乾いた大地とはひときは違った、素敵な町に到着しました。
そこにはフラミンゴも棲む素敵な湖、そして、南米有数の観光地である、巨大な氷河があります。
太古よりアンデス山脈から繋がる、氷河を面前にすると、静寂の中、時折、氷河が崩れる音を聞くことができるほど、神秘的な場所でした。
「世界一美しい氷河」ペリート・モレノのある、カラファテの町を紹介します。
目次
エル・カラファテの町って?
アルゼンチンのパタゴニア地方の中心、サンタクルス州に位置する、エル・カラファテ(El Calafate)の町は、1万人に満たない人口ながら、夏季には、世界遺産ペリートモレノ氷河を目的に世界中からたくさんの観光客が訪れます。
エル・カラファテのレンタサイクル
カラファテには、氷河の他にも湖や多くの自然が存在します。
レンタサイクルを借りて、散策してみるのはどうでしょうか。
BAFT
町の中心にあるBAFT BIKE RENTAL では、各種観光情報も知ることができます。
EB Rental Bike
EB Rental Bike では、珍しい竹でできた自転車も借りることができます。
カラファテの町を散策
ロス・グラシアレス国立公園インフォメーションセンター
カラファテの中心部には、ペリートモレノ氷河のある、ロス・グラシアレス国立公園のインフォメーションセンターがあります。インフォメーションセンターの中庭は、展示物もあり、訪れる価値ありです。
アルヘンティーノ湖(Lago Argentino)
アルゼンチンで一番大きな湖、アルヘンティーノ湖も町のすぐ近くにあります。琵琶湖の2倍近い大きさです。アルヘンティーノは、スペイン語でアルゼンチンの意味。
パタゴニアの美しい夕暮れ
パタゴニアを旅して感じたことは、夕暮れがとても美しいこと。天気がいい日には、パタゴニアの荒野を夕日が真っ赤に染めていました。
上空は、強い風が吹いているのでしょうか。形の変わった雲も多くみることができました。
ペリート・モレノ氷河 (Glaciar Perito Moreno)
カラファテの町から約80kmの距離にある、世界自然遺産である、ロス・グラシアレス国立公園。
そして、その国立公園内にあるのが、ペリートモレノ氷河です。この氷河は約250km2にも及び、一番氷の厚い場所で約700mの厚さがあります。
世界温暖化が進む中、後退をしていない数少ない氷河であり、一眼見た瞬間に、思わず声が出るほどの大迫力です。
国立公園内は、たくさんの観光客がいますが、誰も話をしていないと、風の音すら聞こえない静寂に包まれます。時折聞こえる、氷河が崩れる音を聞くと、何万年より続く、この氷河の歴史を感じ、神秘的な時間が流れます。
まとめ
今回は、カラファテの町、ペリートモレノ氷河の様子をお伝えしました。
日本からは遠く、アルゼンチンの中でもパタゴニアの奥地という、僻地にある場所です。その簡単ではない場所にあるからこそ、このような、神秘的な場所が今も残っていのかも知れません。
パタゴニア地方のハイライト、カラファテの町とペリートモレノ氷河をみなさんのバケットリストに追加してみるのは、いかがでしょうか。
▼Hiro インタビュー記事
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Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ) 自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止め。2022年旅を再開し、アメリカ大陸縦断を達成しました。現在は、ブラジルのリオデジャネイロを目指しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅とともに、自転車、訪れた場所の情報、見どころをTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いします。インスタグラム https://www.instagram.com/yukihirotsuda/ |