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【茨城県】大洗・ひたちなか海浜シーサイドルートから、約16kmコースサイクリングの紹介《PR》

ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を有する茨城県は、県内にいくつかのサイクリングルートを設定しています。
そのひとつ「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」は、ネモフィラやコキアが丘一面を染め上げる「国営ひたち海浜公園」など、観光施設をめぐりながら、美しい海岸線を爽快に走り抜ける全長約95kmのルートです。
そのルートから、那珂湊駅をスタートし約16kmのコースをめぐるモニターツアーが実施されましたのでご紹介します。

スタートは「ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊駅」

那珂湊駅(なかみなとえき)は、ひたちなか市にある「ひたちなか海浜鉄道湊線」の駅で、1913年の開業からの駅舎が残り「関東の駅100選」にも選ばれています。

ひたちなか海浜鉄道湊線では、旧国鉄が1957年から1966年に普通列車用として運用していた「キハ20」という形式の、最後の現役車が定期列車として運転されています。

ホームへの立ち入りは、列車到着約5分前から発車後までに限定されていますが、広いホームにはレンタサイクルや駐輪場があり、その利用の際は立ち入ることもできます。

※ホームでの自転車撮影は、駅員さんに許可をいただきました。

自転車はブリヂストンサイクルのE-bike

モニターツアーで使用する自転車は、ブリヂストンサイクルの電動クロスバイク TB1e(ティービーワンe)。

フレームサイズは一般的な450mmなので、身長151cm以上なら乗車可能です。
外装7段のシフトに、3段階モードと「走りながら自動充電」機能を備えた電動アシストも魅力的な自転車です。

準備が整い、メンバー紹介とブリーフィングを行い、サイクリングスタート。

ほしいも専門店 大丸屋

まずは那珂湊駅近くの、ほしいも専門店 大丸屋へ。



ほしいもは、やわからさと甘さを重視し、丸干しは特にやわらかいものだけを選んで包装しているそうです。明るく広い店内には30種類以上のほしいもが販売されています。
ほしいもの他にも、らっきょう、スイートポテト、ジェラートも全品無添加で、ジェラートは卵アレルギーの方でも安心して食べられる「ノン・エッグジェラート」です。

那珂湊おさかな市場で海鮮丼

那珂湊駅から約1km、関東を代表する観光市場とひとつとして知られる「那珂湊おさかな市場」。
市場には、鮮魚店だけでなく、旬の海鮮料理や回転すしなども多数軒を連ねています。

昼食は、ヤマサ水産の「レストランやまさ」で、海の幸満載の海鮮丼を堪能。

食事の後は、市場を散策です。

海沿いを走って「酒列磯前神社」へ

おさかな市場から、海岸沿いを走って約6km先の「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」を目指します。
海沿いには一部、自転車と歩行者を分離した自転車専用の通行空間も整備されています。



平安時代856年創建の酒列磯前神社。社殿に向う参道は、樹齢300年を超えるヤブツバキやタブノキが密生する、約300mの神秘的な木々のトンネルです。

この神社では「宝くじ当選祈願」のご祈祷も行っていて、撫でると宝くじが当たるとも言われる「なで亀」像もあります。

ほしいも神社

酒列磯前神社から約1km、黄金色の鳥居が印象的な「ほしいも神社」。


令和元年に堀出神社の境内に建立された「ほしいも神社」は、大小35基の黄金色の鳥居が並んでいます。
ほしい芋の生産量日本一のひたちなか市をアピールしようと「ほしいも魅力発信プロジェクト」が発足し、ひたちなか商工会議所、ほしいも学校、ほしいも生産農家などの協力により創建されました。
境内には「サイクルサポートステーション」もあり、サイクリストフレンドリーを感じます。
神社の駐車場北側の芝地で休憩。

「天然水のさつまいもかき氷」は600円。海を臨む芝生に吹く風はとても爽快です。

国営ひたち海浜公園

ほしいも神社から2.6kmで、国営ひたち海浜公園「海浜口・風のゲート」。

国営ひたち海浜公園は、1991年に約70haが開業し、現在の公園総面積は350ha(東京ディズニーランドの7倍程度)の面積です。
実際に公園として利用されているのは南側の191.9haで、四季折々の花々を楽しめます。また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車や、多彩なアトラクションが揃う遊園地、林間アスレチック広場やバーベキュー広場など魅力いっぱいの公園です。

広大な公園内の移動には「シーサイドトレイン」が便利ですが、約11kmのサイクリングコースも完備されています。自分の自転車で走るだけでなく、レンタサイクルも利用可能です。
サイクリングコースを走って「みはらしの丘」へ。

ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」では、4月中旬から5月上旬にかけて、ネモフィラで丘一面が彩られます。そしてネモフィラが終わるとコキア(ホウキグサ)を植付け、夏場の緑色から秋は真っ赤に紅葉し、コスモスとともに「みはらしの丘」を彩ります。

「海浜口・風のゲート」へ戻り、サイクリング終了です。

宿泊は大洗ホテル ANNEX魚来庵

宿泊は2019年 夏リニューアルオープンした、「大洗ホテルANNEX魚来庵」。全室オーシャンビューで客室から「神磯の鳥居」と日の出の絶景が楽しめます。
お風呂は大洗ホテル本館9階の展望浴場が使えるのも魅力。

神磯の鳥居と大洗磯前神社

夜は早めに就寝し、翌朝5:30「神磯(かみいそ)の鳥居」で夜明けを迎えます。少し雲がかかっていましたが、神秘的な日の出は絶景です。

堤防沿いでは大勢の人が、その絶景を楽しんでいました。

大洗磯前(おおあらいいそさき)神社は二の鳥居をくぐり100段近い階段を登った鳥居から見下ろす景色も絶景です。

鳥居の奥にに見えるのは隋神門(ずいしんもん)です。

階段を降り、魚来庵へ戻り、2日目サイクリングの準備です。

コース紹介

▼ほしいも専門店 大丸屋
https://www.e-daimaruya.co.jp/

▼那珂湊おさかな市場
http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp

▼酒列磯前神社
https://sakatura.org/

▼ほしいも神社
https://horide-hachiman.com/

▼国営ひたち海浜公園
https://hitachikaihin.jp/

まとめ

太平洋を望む海沿いのコースは「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」のキャッチフレーズの通り、観光施設をめぐりながら、美しい海岸線を爽快に走り抜けることができる魅力溢れるサイクリングを堪能できます。
歴史を感じる神社や、茨城ならではのグルメ、そして絶景を楽しめる16kmのコースは、ビギナーやレンタサイクルユーザーにもおすすめです。
約95kmの「大洗・ひたちなかシーサイドルート」情報は、下記をご覧ください。

広告主:茨城県庁スポーツ推進課
協力:ブリヂストンサイクル株式会社
執筆・撮影:HANADA

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