【香川県】神戸港から夜行フェリーを使って、晩秋の小豆島一周ライド
神戸港を夜出発して、早朝に着くことができる「小豆島」。晩秋の小豆島の景色を見にRaphaクラブチーム(RCC)のライドに参加してきました。
距離は約110km、獲得標高1919mのサイクリングを紹介します。
目次
輪行で神戸港へ
小豆島へは神戸港からフェリーでのアクセスが便利。
夜中の1時に神戸港を出港して、朝7 時過ぎに小豆島に到着するジャンボフェリーがありますので、ぜひチェックしてみてください。
JR「三ノ宮駅」までは深夜の輪行なので、乗客も少なくスムーズにアクセスできます。
JR三ノ宮駅から神戸港までは連絡バスもありますので、輪行袋のまま神戸港に到着できます。バス乗り場はこんな感じです。
神戸港から小豆島坂手港へ
フェリーには自転車をそのまま預けることも出来るので、自走すれば輪行せずにフェリーに乗ることができます。ラックも完備して輪留めもしてくれるので安心!
少し仮眠をとれば、あっという間に小豆島。ご来光を眺めながらの船旅は、格別ですね。
フェリーは小豆島の「坂手港」に到着します。船着き場はこんな感じ。
寒霞渓(かんかけい)を目指してひたすらヒルクライム
土庄港到着の方々とも合流し、自己紹介を終えたら、ひたすら寒霞渓の坂を登ります。
景色は最高で、クルマも少なく、非常に快適に走れるのですが、坂はかなりきついので、初心者の方は要注意です。
季節の移り変わりを肌で感じながら、寒霞渓スカイラインをひたすら登ります。仲間がいれば辛くても何とか楽しく登れます。
ここが寒霞渓のほぼ頂上に位置する四方指展望台(しほうざしてんぼうだい)です。この日は少し曇り空でしたが、この景色!登った後のご褒美です。
久しぶりにお会いする方と、記念撮影です。
紅葉を見ながら、ひたすらダウンヒル
少し休憩をはさんで、次はひたすらダウンヒル。さすがに寒いので、しっかり防寒して下ります。
このあたりは、かなり紅葉が進んでいていい感じです。
下りでは先行するグループをこんな感じで見ることができます。自分もそこを走ると思うとワクワクしますね。
昼食はアナゴ丼
かなりお腹もすいてきたので、「お食事処うめもと」で食事です。お店の外まで匂ってくる、アナゴを焼く香ばしい香りがたまりません。
お店の前に並んだロードバイクの数に圧倒されます。
そして、これが待ちに待った特上アナゴ丼。大盛もできますので、がんばった方はぜひ挑戦してみてください。
「丸金醤油」と「小豆島オリーブ公園」
小豆島は醤油でも有名です。立ち寄った「丸金醤油」の創業は1907年1月22日。島の有力醤油醸造家8 名を中心に香川県小豆郡苗羽村(現・小豆島町)に丸金醤油株式会社が設立されました。記念館もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
そしてここでは、「しょうゆアイスクリーム」を堪能できます。まったりとしてクリーミーで、ほんとに醤油なのかと思ってしまうくらいです。
「道の駅 小豆島オリーブ公園」では魔法のほうきにも乗って、こんな写真も撮れます。
地蔵崎灯台を目指して再びアップダウン
しょうゆアイスでまったりした後は「地蔵崎灯台」を目指して半島を一周します。
これがなかなかのアップダウンで寒霞渓を登った後の脚にはきついものがあります。しかし、それを超えればこんな景色が待っています。
ここは航路が集中しているので、様々な船が行き交うのを眺めることができます。
それぞれの帰路へ
参加された皆さんと集合写真を撮ってから、それぞれ帰路につきます。多くの方と楽しく走れたので、名残惜しいです。
寄り道してみました
フェリーの出航まで少し時間があるので、寄り道しながら坂手港に戻ります。ここは小豆島で唯一の酒蔵「MORIKUNI」。お土産の日本酒を購入して、しばしコーヒーブレイク。お庭のお手入れも行き届いていていい感じです。
坂手港にはビール屋台があります。クラフトビールを飲んで少しまったり。
ダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンドクラフトビールで乾杯!
そして、神戸港に戻ってきました。1 日が本当に長く、非常に楽しい旅路となりました。
コース紹介
▼小豆島フェリー
https://shoudoshima-ferry.co.jp/
▼食事処うめもと
https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37011192/
▼道の駅 小豆島オリーブ公園
https://olive-pk.jp/broom/index.html
▼丸金醬油
http://www.morikuni.jp/
ラファサイクリングクラブ(RCC)のご紹介
今回お世話になったRCC のご紹介を少し。皆さんもおそらくサイクリングウェアのRapha はご存知と思います。
設立は2004年ロンドン、デザインも良くて上質なサイクリングウェアで有名です。
また、ロードレースのスポンサーとしても活躍しています。RCC は、サイクリストが集まる過去に類を見ないコミュニティとして、2015年に設立され、現在世界中で20,000 人を超えるメンバーが所属しています。
RCC メンバーになると、メンバーオンリーのアイテムを入手できたり、リーダーが企画するライドに参加することができます。
このライドが世界各地で開催されているのですから、ワールドワイドですよね。
朝初めて会って、「はじめまして」から始まり、ライドが終わるころには仲間意識が芽生えているのが不思議な感覚になれます。
東京と大阪にショップ&カフェもありますので、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
まとめ
関西からのアクセスも良く、観光名所も所々に点在する小豆島は、非常に走りごたえがあります。
一周は約100kmなので、中級者にもおすすめですし、上級者は山岳ルートを楽しめます。
周回できる小豆島は、待ち合わせ場所を決めやすいので、各自好きなルートを走ってどこかで集合するのも楽しいですね。
また、瀬戸内は島が点在しているので、フェリーを上手く使って、何島か巡ってみるのもいいですね。
2022年は「瀬戸内芸術祭」も開催予定なので、ぜひ訪ねてみてください。
https://setouchi-artfest.jp/
執筆:TABIRIN編集部:n.k
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