旅×自転車 記事

【兵庫県】名湯・有馬温泉の町で「六甲ミーツ・アート」サイクリング

年に一度六甲山のあちこちを舞台に開催される現代アートのイベント「六甲ミーツ・アート芸術散歩」。

兵庫県の尼崎から、途中坂道を登り、会場の一つになっている「有馬温泉」に行ってみました。

武庫川サイクリングロー~蓬莱峡へ

武庫川サイクリングロードを北上し、宝塚を過ぎたら有馬街道へ。

ここから蓬莱峡(ほうらいきょう)をヒルクライム。
蓬莱峡は六甲山麓(六甲山の北側)にある峡谷で、古くは豊臣秀吉が大阪から有馬温泉へ向かうときに通行した道「有馬街道」の難所であったと言われています。
花崗岩の山肌を見ながらゆっくり登ります。

 登り切った船坂峠あたりでは芋掘りの子供たちが。遠足シーズンですね。

船坂峠あたりでウォールアート発見

日本三古湯「有馬温泉」へ

ゆるいアップダウンの道を通って有馬温泉へ。太閤秀吉もお気に入りだったという情緒あふれるレトロな雰囲気が素敵な温泉街です。


温泉街は六甲山地北側の紅葉谷の麓の山峡の標高350m – 500mに位置しています。
大きな旅館やホテルは温泉街の周辺や少し離れた山麓、山中にあり、公的な外湯は「金の湯」(金泉)、「銀の湯」(銀泉)があります。

六甲ミーツ・アート芸術散歩

そんな温泉街に突然巨大な顔が!

ここにも、そこにも!

これらは、彫刻家 佐藤圭一さんの作品です。

他にも立体的に見えるチョークアートの作品が各所に描かれていました。

巨大な顔にはびっくりですが、有馬温泉はもうひとつ、シュールな飛び出し坊やがあちこちにいるのです。

こちらは数年前に開催された別のアートイベントの作品がそのまま街に置かれているそうです。

有馬温泉で働く実在の人物がモデルになったそうですよ。こちらもインパクト大。

アリマ ジェラテリア スタジオーネ

飛び出し坊やの横のジェラート屋さんは2019ジェラートワールドツアージャパンで優勝した日本一のジェラート屋さん。

〝アリマ ジェラテリア スタジオーネ〟

レトロな温泉街とアート。美味しいジェラートもいただいて有馬温泉を満喫したライドでした。

コース紹介

まとめ

芸術の秋、食欲の秋、そしてサイクリングにも最適な季節。
私はアート好きなので、自転車で「アート巡り」によく出かけます。もちろん、グルメやスイーツも楽しんでいます。
自分の好きなことやスポットを探しに自転車で出かけるにはとてもいい季節です。
ぜひ自分なりの「自転車の秋」を楽しんでみてください。

執筆:Hama Chan

兵庫県出身・在住のママさんローディー。 大好きな季節の花やウォールアートの写真を撮りながら のんびりサイクリングを楽しんでいます。 輪行でもっといろんな街へ行くのが夢。 愛車はCINELLI VELTRIX

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