【アルゼンチン】国内屈指のサイクリングコース!絶景ラス・コンチャス渓谷<カファヤテへの道 Part3>
こんにちは、Hiro です。自転車で世界を旅しています。
アルゼンチンの北部にあるサルタからアメリカ大陸最南端にあるフエゴ島に位置するウシュアイア(約3,956km)を目指す長い長い旅の第1歩目として「カファヤテ」へ向けて自転車旅をしています。
カリルの村からカファヤテまで200km程度の距離があり、3日間で走破することを目標にしていますが、この記事では残り約70km3日目の自転車旅の様子を紹介しています。【アルゼンチン】国内屈指のサイクリングコース!絶景ラス・コンチャス渓谷<カファヤテへの道 Part3>
今回は、アルゼンチンでも有数の観光ルートを旅しますが、日本語で「悪魔の喉」、「円形劇場」、「3つの十字架」と呼ばれる場所や「古代エジプト時代に建てられたオベリスク」など、雄大な自然を感じることができる自転車旅となっています。
また、カフェヤテまでの旅の1日目、2日目の様子も紹介していますのでこちらも見ていただけると幸いです。
▲カフェヤテまでの旅1日目の様子
▲カフェヤテまでの旅2日目の様子
目次
- 起床
- キャンプ地を出発
- ガルガンタ・デ・ディアブロ(Garganta de Diablo)
- アンフィティアトロ(Anfitiatro)
- トレス・クルーセス(Tres Cruces)
- サンタ・バルバラ(Santa Barbara)
- エル・サポ(El Sapo)
- エル・フライレ(El Fraile)
- カーサ・デ・ロス・ロロス(Casa de Los Lolos)
- ラス・コンチャス渓谷(Quebrada de Las Conchas)
- ラ・ヤセラ (La Yasera)
- エル・オベリスコ (El Obelisco)
- ラス・ベンタナス(Las Ventanas)
- ロス・カスティージョス (Los Castillos)
- ロス・コロラドス (Los Cororads)
- バス停で休憩
- カファヤテに到着
- 現地の家族とメリエンダ(お茶)
- 夜のカファヤテ・セントロ(中心部)
- まとめ
- 本日の走行
起床
6:00起床。まだ外は暗いです。昨夜は全然寒くなく、薄着に寝袋をかけただけでよかったです。
7:30 片付け完了。
昨夜、ごはんやワインをご馳走になった、ファン一家に挨拶をします。
楽しい夜をありがとうございました。
キャンプ地を出発
ガルガンタ・デ・ディアブロ(Garganta de Diablo)
一通り見た後に、朝ごはん。昨日のご飯の残りを全部食べ、クッキーも食べます。
今日は4連休の2日目の土曜日。人がごった返しており、荷物を積んだ自転車を見て、いろいろな人が、話しかけてくれれます。アルゼンチン人は、フレンドリーで対応がいいです。
サルタからの観光ミニバスのガイドの人が、午後はかなり風が強くなるから、気をつけてね。と教えてくれました。あんまりのんびりしない方がいいかもです。どこまで、登り道が続くか尋ねると、この先のトレス・クルーセスが1番高い場所だとも教えてくれました。
アンフィティアトロ(Anfitiatro)
谷の中に道がつながっていて、今度は、登らなくてもいいバージョンの場所でした。
そこから、なかなか登って、トレス・クルーセスに到着。
トレス・クルーセス(Tres Cruces)
さらに進み、サンタ・バルバラの集落に到着。
サンタ・バルバラ(Santa Barbara)
また、民家にお願いして、飲み水を1L分けてもらいました。
エル・サポ(El Sapo)
看板に”立ち入り禁止”って書いてあるのに、子供に入らせて遊ばせている若い夫婦には驚きました。岩ではなく、ボロボロと崩れるような、材質でできているので、触ると、壊れるから、立ち入り禁止になっているのに。言い方が悪いですが、その辺がラテンの人々。いいところもたくさんあって、トータルでは、ラテンの人が大好きなんですけどね。
エル・フライレ(El Fraile)
カーサ・デ・ロス・ロロス(Casa de Los Lolos)
ラス・コンチャス渓谷(Quebrada de Las Conchas)
ラ・ヤセラ (La Yasera)
ロス・エストラトス(Los Estratos)
オベリスコという看板があったので、行ってみると、家があるだけで、何もなく、おばさんが出てきて、何があるのかと聞くと、何もないと。そして、凶暴な犬に吠えられて、噛まれそうになりました。
エル・オベリスコ (El Obelisco)
ラス・ベンタナス(Las Ventanas)
ロス・カスティージョス (Los Castillos)
風が強すぎて、自転車が倒れそうになり、踏ん張っていないと、倒れそうになる程。もっと近くまで行ける、トレッキングルートがありそうでしたが、風が強すぎて危険なので今回はパスします。
ロス・コロラドス (Los Cororads)
もう見所は全て終わったと思っていましたが、すごい数の車が止まっており、何かあるのだろう、と覗いてみます。それにしても、ものすごい風でした。
歩いてみると、ただの平原のような感じです。何が見所なのか分からず、座っていたおばちゃんに、ここには、何があるのか、と聞くと、歩いてみて回るだけと教えてくれました。
これで、見所は全て見終わりました!後は、カファヤテの町を目指します。
時折、追い風に助けられながら進みますが、強すぎて危ない時もあります。
1つのボデガ(ワイナリー)も過ぎました。
バス停で休憩
朝ごはんを食べてから、ろくに食べていないので、限界でした。目的地まで、残り5km ですが、ピーナッツを食べ、水に、ビタミンのラムネみたいなものを溶かし飲みます。30分休憩し、再度出発。
カファヤテ空港を通り過ぎ、
カファヤテに到着
セントロ(中心部)を通り、今日泊めてもらう予定のカウチサーフィンホスト、リチャードの家に到着。しかし、大体場所しかわからず、正確にどの家なのかがわかりません。
それから、近所の人が外に出ていたので、携帯のデータを分けてもらって連絡をしてみますが、返事がありません。あまりすぐに動く元気がないので、しばらく近所の人と、話をしていると、自転車に乗ったリチャードが、HIRO?と声をかけてくれ、向かいの白い家をノックしたらいいと教えてくれました。無事に目的地に到着です。
家族は後で、メリエンダを食べにおいでと、招待してくれました。
現地の家族とメリエンダ(お茶)
リチャードの家に荷物を置き、メリエンダをいただきに行きました。マテを飲みながら、話をして、パンや甘いお菓子を食べます。ありがとうございます!
19:30に 家に戻り、シャワーを浴びさせてもらい、少し休みました。
夜のカファヤテ・セントロ(中心部)
空き地で、フォルクロールのコンサートがあって、道にも人々は座り込んでお酒を飲んでいますが、今日は警察も注意しないようです。通常、道端でお酒を飲むのは違法です。
旅をしていて、少し驚いたのは、アジア以外では、路上でお酒を飲むのは違法の国がほとんどです。
また、この街は夜道でも、危険な雰囲気がありません。
24:00 歩き疲れ、帰宅。1:00 就寝。長い1日でした。
まとめ
カリル ~ カファヤテを3日間で204km を走り切り、無事に カファヤテ の町に到着しました。
見所が満載で、さすがアルゼンチンでも有数の観光ルートでした。
ガルガンタ・デ・ディアブロや、ラス・コンチャス渓谷の景色は、素晴らしかったです。
最終日後半は強風すぎて疲弊しましたが、数日間カファヤテで観光しながら休養し、次の走行に備えます。
では、次回、カファヤテの町を散策! お楽しみに!
本日の走行
2021 年10月9日
Puente Morales ~ Cafayate
合計 68 km
走行マップ
▲Hiro インタビュー記事
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Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ) 自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム https://www.instagram.com/yukihirotsuda/ |