【2021年版】メンテナンスの必需品!ロードバイクのチェーンオイルおすすめ10選
自転車のコンディション維持に必要不可欠なチェーンオイル。特にロードバイクは長距離走行をしたり、走行速度が早い自転車のため、快適な走行や大きな事故の防止のためにも重要です。
この記事では、ロードバイクに慣れてきたあなたにオススメのチェーンオイルをご紹介します。
目次
チェーンオイルってそもそも何?
チェーンオイルは、チェーンをなめらかに動かすための油です。「潤滑油」と言う方がわかりやすいかもしれません。チェーンの錆びや劣化を防止するチェーンオイルは自転車のメンテナンスに必須のアイテムです。
ロードバイクはチェーンがむき出しのものが多く、雨や泥がかかって錆びついたり傷んだりしやすい自転車です。
チェーンが傷んでしまうと変速がうまく決まらなかったり、チェーンの寿命が短くなったりと悪いことばかり。そこでチェーンオイルを使用することで錆びや摩耗を防ぎ、走行中の異音やペダルの不自然な重さを改善することができます。
チェーンオイルを選ぶ際のポイント
チェーンオイルの種類
チェーンオイルにはボトルタイプとスプレータイプの2種類があります。
ボトルタイプ
ボトルタイプは、オイルを一滴ずつ落として注入します。チェーンに直接落とせるためピンポイントで注入でき、車体を汚しません。
ただしチェーンの1コマずつ浸透させる必要があるので、メンテナンスに少し時間がかかります。
スプレータイプ
スプレータイプは1滴ずつ注入せず、チェーン全体にオイルをワンプッシュで吹きかけるだけでいいのでメンテナンスが簡単です。デメリットとして、オイルがチェーン以外にもかかってしまう点が挙げられます。しっかりと拭き取るようにしてください。
使いやすさはメンテナンスを継続するために重要な要素です。ご自身に合ったタイプを選んでください。
チェーンオイルの性能
チェーンオイルによっては、乾きやすく汚れが付きにくい防汚性能が付加されたタイプや、錆びや摩擦を抑えチェーンの摩耗を軽減するタイプなどがあります。
これはフッ素やセラミックなどの成分がチェーン寿命を伸ばす効果を発揮するためです。こういったプラスαの効果がある成分が入っていると、性能がいいチェーンオイルという扱いになります。
性能が高くなればなるほど値段も上がる傾向があるので、予算とのバランスを見ながらオイルを選びましょう。
チェーンオイルの粘度
チェーンオイルには粘度の違いによって、2つのタイプがあります。一つは「ドライタイプ」、もう一つは「ウェットタイプ」で、それぞれ特徴が異なります。
ドライタイプ
粘度が低くサラサラとした質感のオイルです。注油後数時間で乾くため汚れが付着しにくく、また油がまわりに飛び散ることも少ないのが特徴です。反面、長持ちは期待できないためこまめに塗る必要があります。
耐久は晴れた日で200〜250km程度。水に弱いので雨の日に乗る場合はオススメできません。
また乾燥しないうちに走行すると逆に汚れが付着しやすくなります。注油後に乾燥させる時間を数時間確保できる場合に使用するようにしましょう。
ウェットタイプ
ドロドロとした質感のオイルで、注油した後もオイルが残りしっとりと濡れた状態を保つタイプです。耐久性があり雨や雪、潮風などどんな天候にも強い特徴があります。
しかし汚れが付着しやすく、ペダルを踏んだときの抵抗も大きくなります。
ロードバイクの用途・利用頻度別の選び方
ロードバイクに乗る場面や頻度も、チェーンオイル選びに大きく関係します。
例えば休日に軽く遊ぶ程度か、毎日使うのか、数十〜数百kmを走るのかによって、必要な性能が大きく変わります。以下を参考に選ぶようにしましょう。
休日に軽く遊ぶ程度(1回当たり数十km以下の走行)
利用頻度や走行距離が少ない場合、負担は少なく、チェーンの劣化が緩やかなため頻繁にメンテナンスをしなくても問題ありません。
また、走行時間が短く基本的に晴れた天候下での走行が中心になるのであれば、ドライタイプのチェーンオイルがオススメです。1回の走行距離にもよりますが、5〜7回走行の度に1回はメンテナンスをするようにしましょう。
通勤/通学などで毎日使う
通勤や通学などで乗る頻度が高い場合は、摩耗して消耗が早いので定期的なメンテナンスが必要になります。毎日お手入れするのは大変なので、週1〜2回がオススメです。
ワンプッシュで吹きかけられるスプレータイプのチェーンオイルを使えば、メンテナンスが短時間で済むため習慣にしやすいでしょう。
長距離ライドをする
数百km程度走るのであれば、チェーンの負担はかなり大きく、伸びてしまったり摩耗が進んで進んでしまったりします。また、走行時間も長くなるためこまめなメンテナンスは欠かせません。
チェーンの寿命を延ばすためにも、走行前や走行後には必ずメンテナンスしましょう。
雨や雪などの天候や、泥などのオフロード走行が想定される場合はウェットタイプのチェーンオイルがオススメです。
おすすめのチェーンオイル10選
ここからはオススメのチェーンオイルを10種類ご紹介します。
※価格は全て税込金額で表記しています。
※公式サイトの価格表記をしていますが、一部公式サイトに表記がないものはAmazon/楽天市場の価格が表記されています。
※Amazonなどでレビュー☆4以上でありレビュー件数が10件以上の商品のみ取り扱っています。
KURE チェーンルブドライ
商品名 | チェーンルブドライ |
メーカー | KURE(呉工業) |
価格 | 1,362円(130ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | チェーンを守りながら、オイルによる抵抗を極限まで抑えたドライタイプ。 ナノセラミックス、フッ素樹脂、エステル化学合成油を組み合わせることで、潤滑性能と防汚性を高めています。 ドライタイプで汚れが付きづらいので、頻繁に自転車に乗る方におすすめです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
FINISH LINE Wet Bike Lubricant
商品名 | Wet Bike Lubricant |
メーカー | FINISH LINE(フィニッシュライン) |
価格 | 770円(60ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | ウェットタイプのチェーンオイルです。 水にも泥にも強く、潤滑性、耐久性も◎。 容量は60mlから945mlまで5種類取り揃えています。まずはお試しで60ml~120mlの少量タイプにし、頻繁に利用する場合は240ml~945mlの大容量のオイルを選ぶといいでしょう。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
EVERS PRO カーボンチェーンスプレードライ
商品名 | カーボンチェーンスプレードライ |
メーカー | EVERS PRO(エバーズ プロ) |
価格 | 1,386円(100ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | 耐水性と防汚性に優れた全天候対応のドライオイル潤滑剤です。 フッ化カーボン潤滑剤の配合により、過酷な条件下でも優れた潤滑性と耐磨耗性を発揮し、変速もスムーズにできます。 べたつかず汚れが付着しにくいので、長い間自転車をキレイに保ちたい人におすすめです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
FINISH LINE Ceramic Wet Chain Lube
商品名 | Ceramic Wet Chain Lube |
メーカー | FINISH LINE(フィニッシュライン) |
価格 | 1,800円(120ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | 特許のセラミック技術による特長超微粒子セラミック配合のウェットオイル。チェーンオイルの中でもかなり高性能で、耐久性や滑らかさ、静粛性能に優れています。 時間が経っても潤滑効果が落ちにくいため、長距離を走るライダーにおすすめです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
AZ AZ B1-003 自転車用 チェーンルブ クリーン 50ml
商品名 | AZ B1-003 自転車用 チェーンルブ クリーン 50ml |
メーカー | AZ(エーゼット) |
価格 | 806円(50ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | ドライタイプのオイルで、チェーンの動作を潤滑にします。 サラサラとしていて汚れが付着しにくいので、通勤・通学など普段使いから、長距離走行にも対応できる1本です。 また、容量が50mlで容器も小さくかさばりません。ロングランの際に、1本携帯用として使うのも便利です。 |
商品URL | Amazon |
ワコーズ CHL チェーンルブ180ml
商品名 | CHL チェーンルブ180ml |
メーカー | ワコーズ |
価格 | 1,600円(180ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | ハーフウェットというドロドロとサラサラの中間的ポジションの質感のチェーンオイルです。スプレータイプで使いやすいのも特徴。 フッ素樹脂を配合し、潤滑性・耐摩耗性・浸透性・付着性に優れているほか、長期間潤滑効果も発揮します。 風雨の中での走行や、高速レース、長距離走行でも飛散しにくい上に、砂や埃等が付着しにくいです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
AZ BCL-005 チェーンルブ セミウェット スプレー 420ml 浸透性チェーン用防錆潤滑剤
商品名 | BCL-005 チェーンルブ セミウェット スプレー 420ml 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 |
メーカー | AZ(エーゼット) |
価格 | 1,210円(420ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | ウェットタイプとドライタイプの間の質感を持つセミウェットタイプのチェーンオイルです。 べたつかず飛び散りにくい上に、浸透性や防錆性、潤滑持続性にも優れています。音鳴り防止と軽やかな走りを実現してくれるでしょう。スプレータイプなのでメンテナンスのしやすさも◎。 超耐久性なので、ロングランに向いています。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
Vipros 【潤滑剤】Keiten(ケイテン) 60ml
商品名 | 【潤滑剤】Keiten(ケイテン) 60ml |
メーカー | Vipros |
価格 | 660円(60ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | 高性能なドライタイプチェーンオイルです。 金属同士の接触面に、高荷重に耐えられる潤滑被膜を形成し、滑らかな潤滑性を実現します。 低粘度のため、ペダリングが軽く感じられたり、砂や汚れが付着しにくいという特徴も。 チェーンの寿命を伸ばしたい人におすすめです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
Verity スーパーチェーンオイル SD20
商品名 | スーパーチェーンオイルSD20 |
メーカー | Verity |
価格 | 1,639円(480ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | フッ素配合の化学合成チェーンオイルです。 べたつきにくいセミドライタイプで極圧性と耐摩耗性に優れています。オイルを注入した直後からサラサラと乾いた質感が続くため、走行中の汚れの付着を抑えることができます。 スプレータイプで使いやすいため、手軽にメンテナンスをしたい方におすすめです。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
MOTUL MC CARE C3 CHAIN LUBE OFF ROAD
商品名 | MC CARE C3 CHAIN LUBE OFF ROAD |
メーカー | MOTUL |
価格 | 2,556円(400ml) |
公式サイト | こちらから |
特徴 | ドライタイプのチェーンオイルです。土や泥の付着を防止します。 一番の特徴は、汚れの付着状況が一目でわかるよう、オイルに蛍光黄色を採用していること。 汚れた場所がわかりやすいため、メンテナンスが簡単です。 元々バイク用のチェーンオイルですが、自転車に使っても滑りが良くなると評判の商品です。 |
商品URL | Amazon 楽天市場 |
大切な自転車を守るため、チェーンオイルを忘れずに
今回はおすすめのチェーンオイルを10種類紹介しました。
チェーンのメンテナンスは事故を未然に防いだり、快適な走行のために必要不可欠。
性能や価格だけではなく、オイルの出し方やロードバイクに乗る頻度などに合わせてチェーンオイルを選び、チェーンのメンテナンスを習慣化させましょう。
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