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【アルゼンチン】映画「スタンド・バイ・ミー」気分を味わえるトロ渓谷マウンテンバイクツアーレポート IN  サルタ

こんにちは、Hiro です。自転車で世界を旅しています。

▲ Hiro インタビュー記事。

 

皆さんは、自然の中をマウンテンバイクで、かけ巡ることは好きですか?

日本で、山の中をマウンテンバイクで、走り抜けたことはあるかもしれませんが、海外、しかも南米でマウンテンバイクツアーに参加することもできるんです。

サボテンの生茂る、乾燥した茶色の山や、自由に放牧された動物たち、道のすぐそばを流れる清流など、今までは見ることがなかった日本とは違った景色の中を走り抜けることができます。

今回は、以前の記事にて、「旅行中にも参加できるサイクリングツアー」として紹介した、MTB Aventura  Salta の全日ツアーに参加してきました。

MTB Aventura Salta 概要

MTB Aventura Saltaは、日本語で言うと、「マウンテンバイク アドべンチャー サルタ」です。

名前の通り、メインは自転車でのツアーですが、それだけではなく、自転車のレンタル、販売、修理・メンテナンスまで行ってくれる、オールマイティーな自転車乗りに優しいお店です。ここまでトータルで営業しているのは、サルタではここだけです。

ツアー紹介

MTB Aventura Saltaでは、ガイド付きのサイクリングツアーを行っています。

ツアーガイドは、スペイン語、英語、ポルトガル語に対応しています。

ツアーには、泊まっているホテルや宿までの送り迎え、自転車、ヘルメットレンタルが含まれ、半日から1泊2日のものまで申し込むことができます。

 

一日:トロ渓谷ツアー(カンポ・キハノ)

ツアー時間:10時〜17時

走行距離:35km

カンポ・キハノにあるトロ渓谷の1日ツアー。

鬱蒼と茂るジャングルの中を走り、滝などを見学します。ランチ付き。

■ツアー価格:3,900 ペソ(約4,500円)

(*価格2021年7月時点。)

 

今回のツアーは、トロ渓谷ツアーです。

朝10時に MTB Aventura Salta に集合し、その後、車で他のお客さんをホテルに迎えに行きます。

お客さんをピックアップしたら、車でカンポ・キハノを目指します。

今回は、ブエノスアイレスから休暇で遊びにきていた、家族5人と一人旅中の女性と一緒です。

出発

▲お客さんをピックアップした後は、車でカンポキハノを目指します。
▲45分程で、カンポキハノ(Campo Quijano)に到着。
▲準備を進めていきます。
▲今日は、僕を含め6人のお客さんと2人のガイドスタッフでした。
▲簡単な説明を受けます。

サイクリングスタート!

▲では、出発です!
▲張り切っていきましょう!
▲まずは、道路を進みます。
▲古い線路があります。
▲未舗装路に入りました。
▲味のある教会も
▲こんな、木でできた橋も車は進んでいきます。

古い線路/散策

▲以前使われていた鉄道の橋です。
▲現在は使われていないので、歴史を感じますね
▲少し歩いて散策です。
▲こちらは、冬の乾期です
▲川は干上がっていて、山も茶色です。
▲集合写真
▲線路沿いを進んでいきます。
▲並木道
▲進んでいきます。

線路沿いを進む

▲再び線路に沿って進んでいきます。
▲現在は使われていないので、安心してください。
▲たまに景色を見ながら
▲冒険心をくすぐる道です。
▲ズンズン進んでいきます。
▲山が近づいてきました。
▲渓谷になってきました。
▲山がきれいです。晴れていれば、もっときれいだったでしょう。

チョロ・アズールの滝でランチ休憩

▲13:00 休憩場所に到着。川を超えて
▲滝に到着しました。
▲チョロ・アズールの滝(Cascada Chorro Azul)
▲軽めのランチをとります。
▲ピカディージョと呼ばれる、数種類のサラミやハム、チーズ、オリーブと一緒にパンやトルティージャ、アボカドを食べます。スナックや、フルーツもあります。写真を撮るのを忘れていて、もうだいぶ減っていますね。
▲線路を超えて
▲向こうに高架橋が見えます。
▲雨が降ってきてしまいました。
▲高架橋に到着です。

スタンド・バイ・ミーを体験

▲市民は普通に渡っていきます。
▲橋からの景色
▲映画スタンド・バイ・ミーの世界ですね。
▲列車は来ないとはいえ、落ちれば死んでしまいます。
▲慎重に渡っていきます。
▲一列になって、ゆっくりと
▲雨が降っていて、橋の上は風も強いです。
▲壮大な景色です。
▲雨に濡れて、寒くなってきたので、急いで降りてきました。

雨に濡れながらの帰路

▲向こう側にランチ休憩をとった、滝が見えます。
▲気温は5度くらいでした。
▲濡れて寒いので急ぎます。手袋をしていましたが手が悴んでいました。
▲雄大な景色でした。
▲凍えながら到着。

15:00帰ってきました。通常であれば、もう1〜2時間のツアーですが、雨に濡れていたので、終了です。

今は乾期なので、1ヶ月以上雨は降っていなかったのですが、地理的に渓谷なので、都市よりも雨が降りやすいのだと思います。公園は、すでに雨が止んでいました。

濡れた体を拭いて、手早く後片付けをして、暖房の効いた車の中で暖まります。

その後、車でサルタの街へ戻り、解散しました。

 

店名 MTB Aventura Salta
住所 Sta Fe 59, A4400 Salta, Argentina
営業時間 月〜金 : 11:30 ~ 19:00 
website https://mtbsalta.com/en/

https://www.instagram.com/mtbsalta/

まとめ

MTB Aventura Salta のツアーでは、半日のものから1泊2日のものまで、体力や日程に合わせたツアーに申し込むことができます。

今回のツアーは、前回の半日ツアーよりも長い全日のツアーでした。

天候に恵まれず残念でしたが、トロ渓谷の雄大な自然を堪能することができました。

日本であれば、映画の1シーンのような、線路沿いを行くことなんてできませんよね!

気をつける必要はありますが、海外では日本ではできような経験をできることもあり、旅行の醍醐味です。

ガイド無しの自由なサイクリングもいいですが、やはりガイド付きだと、今日のように滝や線路超えなど、知らなければ行くことができない、とっておきの場所へも行くことができます。

皆さんも、サルタで、ガイド付きのバイクツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

 

Hiro(津田幸洋 ツダユキヒロ)
自転車旅人。2014 年に日本を立ち、自転車で旅を続けています。オーストラリア、ニュージーランドを経て、アメリカ大陸横断中、COVID-19による、世界パンデミックにより足止めとなり、2021年7月現在は、アルゼンチンに滞在しています。人との出会い、美しい自然、野生動物を探す旅を近日再開を予定しており、旅とともに、訪れた場所の都市情報、見どころ、自転車に関する情報、エッセイ等をTABIRINにて発信していきますので、よろしくお願いいたします。インスタグラム  https://www.instagram.com/yukihirotsuda/
津田幸洋
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