苦手・不安な輪行も一発で解決!おすすめの自転車輸送サービス4選
公共交通機関を使って輪行したり、車に載せて運転したりするのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、自転車輸送サービスです。
自転車輸送サービスを使うことで、手軽に自転車を目的地まで運ぶことができます。
今回の記事では、自転車の輸送サービスの流れやおすすめの自転車輸送サービスについて解説していきます。
目次
自転車輸送サービスとは?
遠方でサイクリングをする際やサイクリングイベントに出場する際、自転車をどのようにして運ぶのかはサイクリストにとって大きな悩みの種。
飛行機や新幹線で輪行する場合、手荷物が多くなってしまうため必要以上に周りに気を遣いがちです。
また自動車だとキャリアを買わないといけなかったり、現地の駐車場を探さなかったりと手間がかかりますよね。
こんなときに活躍するのが、自転車輸送サービスです。
自動車輸送サービスは、指定した場所まで自転車を輸送してもらえるサービスです。
最近では梱包キットや緩衝材が用意されている輸送サービスもあり、愛車をより安全に、目的地で受け取ることができます。
自転車輸送サービスの流れ
自転車を輸送する際の大まかな流れとしては下記の通りです。
- 申し込み
- 自転車を段ボールに梱包する
- 運送業者が自転車を集荷する
- 目的地まで輸送される
- 自転車を受け取る
それでは、各ステップで具体的にどのような作業を行うのか見ていきましょう。
①申込み
まず最初に自転車輸送サービスに申し込みを行います。多くのサービスは公式サイトから、パソコンやスマホを使って簡単に手続きができます。「集荷先」「届け先」「希望の日程」など必要事項を記入し、料金を支払えば申し込み完了。支払い方法は、クレジットカード払いや銀行振込などから選べる場合が多いです。
②梱包
次に、輸送する自転車を段ボールで梱包します。輸送サービスによっては自転車専用の梱包キットのレンタルが可能です。また緩衝材が用意されているサービスもあるため、自前で用意するよりも買いに行く手間が省ける上、無駄がありません。
③集荷
申し込み時に指定した日時に輸送業者が集荷に来てくれます。輸送業者のスタッフに自転車を自宅で受け渡すだけで済むので、他の移動方法と比べても簡単ですね。ただし、営業所まで自転車を持っていかなければならないサービスもあるため、サービスを選ぶ際に確認しておきましょう。
④輸送
指定した日時・場所に自転車が届きます。サイクルイベントに参加する場合や旅行先でサイクリングを楽しむ場合は、輸送されている間に目的地へ向かってください。
⑤受取
申し込み時に指定した場所で自転車を受け取れば、完了です。
自転車の輸送サービスを利用するときのポイント4つ
自転車輸送サービスを利用するときに注意すべきポイントを解説します。大切な自転車を安心かつ便利に輸送できるサービスを選びましょう。
①取扱いサイズ
自転車輸送サービスでは、輸送できる荷物のサイズに上限が定められています。一般的に、段ボールの「3辺(縦・横・高さ)の合計が〇〇cm未満」と記載されているので、事前に確認しておきましょう。
②梱包キットのレンタルの有無
自転車を梱包できる大きな段ボールを用意するのは大変です。また、梱包が不十分だと輸送時にどこかにぶつかった際、傷がついてしまう可能性も考えられます。
そこで自転車輸送サービスを利用する際には、梱包キットがレンタルできるサービスを選ぶのがおすすめです。輸送業者からレンタルできる梱包キットであれば、サイズも充分。
また梱包方法のマニュアルも閲覧できるので、初めて自転車を梱包する方でも安心です。大切な自転車の破損を防止できるでしょう。
③集荷/受取が可能な場所はしっかり確認
梱包した自転車を運送会社の営業所など集荷先まで持ち運ぶのは大変なので、自宅への集荷に来てもらえるサービスがおすすめです。その際は集荷/受取場所が輸送エリアに含まれているかも併せてチェックしておきましょう。
④輸送事故に対する保険の有無
輸送中に自転車が破損した場合の保険も重要なポイントです。補償が適用される条件や補償金額などをチェックして、自転車の破損といったトラブルに対して補償金額で賄えるかなどを確認しておいてください。
おすすめの自転車輸送サービス4選
ここからはサイクルイベントや旅行での利用におすすめな自転車輸送サービスを紹介していきます。
※2024年2月現在の情報になります。最新情報は各社サイトをご確認ください。
①シクロエクスプレス
サービス名 | シクロエクスプレス |
輸送料例 | 東京ー大阪間 片道:6,710円(税込) |
申込み方法 | Web |
取扱いサイズ | 3辺の合計が260cm以内 |
梱包キットのレンタル | ◯ |
自宅への集荷 | ◯ |
イベント会場や宿泊施設での受取 | ◯ |
輸送事故に対する補償 | 賠償限度額30万円まで |
「シクロエクスプレス」は、サイクルイベントや旅行先で自転車を楽しむサイクリストのために誕生したスポーツ自転車専門の輸送サービスです。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクといったスポーツ自転車が対象で、宿泊施設やイベント会場を受取場所として指定することができます。段ボールと緩衝材がセットになった梱包キットがレンタル可能(料金別途)で、輸送料もリーズナブル。輸送サービスを利用するのが初めての方でも気軽に利用できるのが魅力です。
②西濃運輸(カンガルー自転車イベント便/自転車輸送便)
サービス名 | 西濃運輸(カンガルー自転車イベント便/自転車輸送便) |
輸送料例 | 東京ー大阪間 片道:7,280円 |
申込み方法 | Webから |
取扱いサイズ | 3辺の合計が280cm未満で かつ重量30kg以内に梱包されたもの |
梱包キットのレンタル | ◯ |
自宅への集荷 | ◯ |
イベント会場や宿泊施設での受取 | ◯ |
輸送事故に対する補償 | 賠償限度額50万円まで |
西濃運輸が提供している「カンガルー自転車イベント便/自転車輸送便」は、スポーツ自転車を対象にした輸送サービスです。
サイクルイベントの際に利用できる「自転車イベント便」と、旅行や引っ越しなどの際に便利な「自転車輸送便」の2つがあります。
レンタル用輪行箱1種、輪行箱の3種が用意されており、それぞれ強度が違います。
必要な強度や予算に応じて選択可能になっているので、大切な自転車を安全に届けたい方は、強度の高い梱包キットを利用してみるといいでしょう。
③ヤマトホームコンビニエンス(らくらく家財宅急便)
サービス名 | ヤマトホームコンビニエンス(らくらく家財宅急便) |
輸送料例 | 東京ー大阪間 片道:12,375円 |
申込み方法 | Webから |
取扱いサイズ | 以下3つの条件すべてを満たす場合に取り扱いが可能 ・3辺の合計が450cm以内 ・最長辺が250cm以下 ・天地が定められたものは高さが200cm以下 |
梱包キットのレンタル | 集荷スタッフが自宅で梱包作業を行う |
自宅への集荷 | ◯ |
イベント会場や宿泊施設での受取 | × |
輸送事故に対する補償 | 上限額50万円まで |
ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」は、家具や家電といった大型の荷物を1点から輸送してもらえるサービスです。
自転車の輸送にも対応しており、取扱いサイズの上限が他社よりも大きいので、ママチャリなど分解が難しい自転車を運んでもらうのに向いています。集荷日当日にスタッフが梱包を行ってくれるので、手間なく自転車の輸送が行えます。
④佐川急便(飛脚ラージサイズ宅急便)
サービス名 | 佐川急便(飛脚ラージサイズ宅急便) |
輸送料例 | 東京ー大阪間 片道:8,420円 |
申込み方法 | 電話または営業所から |
取扱いサイズ | 3辺の合計が260cm以内(50kg以内) |
梱包キットのレンタル | × |
自宅への集荷 | ◯ |
イベント会場や宿泊施設での受取 | ◯ |
輸送事故に対する補償 | 賠償限度額30万円まで |
佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅急便」は、3辺の合計が160cmを超えるような大型の荷物を専門に輸送してくれるサービスです。
宿泊施設やイベント会場への輸送にも対応しているため、サイクルイベントや旅行にもおすすめ。
ただし、梱包キットのレンタルには対応していないので、利用する際は自転車が収まるだけの段ボールを用意しなければなりません。
自転車の輸送サービスを活用してみよう!
自転車輸送サービスの利用方法やおすすめの輸送サービスについて紹介しました。
今まで輪行で自転車を運んでいた方が自転車輸送サービスを利用すると、手間の少なさに驚くかもしれません。
輸送料はかかってしまいますが、自転車の持ち運びで疲れることもないので、ベストコンディションでサイクルイベントや旅行を楽しむことができます。
自転車を遠方に届ける予定のある方は、今回ご紹介した輸送サービスを利用してみましょう。
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是非旅のお供に活用してみてください。
最終更新:TABIRIN事務局f