ビンディングシューズ・ペダルとは?種類や選び方、購入前・後の注意点
ロードバイクを購入し、本格的にサイクリングを楽しみたい方が手に入れておきたい、ビンディングシューズ。
履いている靴をビンディングシューズに変えることによって走行中のスピードは大きく変化します。
しかしビンディングシューズは”慣れ”も必要で、「難しそう…」「どうやって履けば良いのか分からない…」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、今回はビンディングシューズとは何かについて詳しく解説します。またおすすめのシューズや通販サイトもご紹介しますので是非参考にしてくださいね。
目次
ビンディングシューズとは?
ビンディングシューズは、主にスポーツタイプ (ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなど)の自転車のペダル (ビンディングペダル)に固定させる専用の靴です。
ビンディングペダルとビンディングシューズによって足元を固定することによって、ペダルを引くことでも進む力がつくようになり、ロングライドや坂道での走行を楽にしてくれます。
なおビンディングシューズはビンディングペダル、クリートとセットで使用します。
▲ビンディングペダル。既に取り付けられているペダルを交換して使う。
▲ビンディングシューズとビンディングペダルを固定する「クリート」。
クリートをビンディングシューズの靴底に取り付けることで、がっちりと固定します。
ペダルやクリートの仕様に合わせる形でビンディングシューズが開発されていることから、ペダル、クリートをワンセットで考えて選んでいくことになります。
ビンディングシューズ・ペダルの種類
ビンディングシューズ・ペダルは主に2つの種類に分けることができます。
マウンテンバイクやクロスバイクに用いられるビンディングシューズ・ペダル
マウンテンバイクやクロスバイクで用いられるビンディングシューズは底 (ソール)がボコボコ・ギザギザしているのが特徴です。
靴底の固定は2か所、種類によってはクリートが小さく隠れる仕様になっていることが多いです。
普段履きにも使える、歩きやすい形状にもなっているため、初心者の方におすすめです。
クリート | シューズとペダルを固定するためのクリートは小さめなので靴底の幅をはみ出ないので歩きやすいのが特徴的です。固定するための穴は基本2か所です。 |
ビンディングペダル | ビンディングペダルは両側 (上下)どちらでもビンディングシューズを固定できるようになっているため、初心者の方でも扱いやすいという特徴もあります。 |
主にロードバイク向きのビンディングシューズ
ロードバイクなどのスポーツタイプの自転車で使われるビンディングシューズは底がツルツルとしているのが特徴です。
軽いものが多く、クリートとビンディングシューズを固定させるための穴も3つが基本です。固定力が強いため、慣れるまではペダルから外しにくいというポイントもあります。
またクリートは剥き出しになるため、歩く際にはなるべくクリートを傷つけないようにしなくてはなりません。
クリート | クリートはペダルに対応して形も大きいのが特徴です。 |
ビンディングペダル | ピンディングペダルは片方 (上)のみでビンディングシューズを固定することになるため、慣れが必要になります。 |
見た目重視の方向き〜留め具の種類にも注目!
ビンディングシューズの留め具は主に4種類あり、一般的な靴と同じく紐で結ぶタイプもあります。
ベルクロタイプ
シンプルな留め具に挙げられるのがベルクロタイプです。いわゆるマジックテープを使ったタイプで着脱が容易で締め付け度合いを細かく調整できるのがポイントです。
締め付けが弱めですが、初めてビンディングシューズを履く初心者はここから始めるのがおすすめです。
ラチェットタイプ
つま先はベルクロ、甲の部分は留め具でカチッとハメるラチェットタイプも、着脱が簡単です。
ダイヤルタイプ
ロードバイクに乗るプロがよく用いるのがダイヤルタイプです。ワイヤーが入っており、ダイヤルを回すことで締め付け度合いが変わります。こちらも着脱が簡単で軽く、微調整がしやすいので多くのプロに愛用されています。
紐タイプ
スニーカーやランニングシューズと遜色の無い見た目のビンディングシューズによく見られます。走行中は靴紐が解けないように注意が必要です。
ビンディングシューズを購入する・した後の注意点
上述した通り、ビンディングシューズを履くことによって、足からの推進力が自転車に伝わりやすく、より快適にスピードを出すことができます。
しかしその一方で、ビンディングシューズは”慣れ”が必要な道具でもあります。
購入前・購入後は以下の点に気をつけましょう。
ビンディングシューズは必ず試着してから
ビンデイングシューズは必ず試着してから購入するようにしておきましょう。
サイズの大きすぎるもの・小さすぎるものを使用すると走行中の怪我の要因にも繋がりかねません。
走行中に起こりうるトラブル、立ちゴケ
ビンディングシューズを使用すると誰しもが経験すると言われているのが「立ちゴケ」です。
立ちゴケはクリートからシューズを外すことができず、バランスを崩して自転車ごと転倒してしまうことを指します。
特にビンディングシューズに慣れていないと、クリートからシューズを外すことが咄嗟にできないケースが多いです。
ペダルが一番下に来たところでシューズをひねると、クリートから外しやすくなっているので、知っておくとよいでしょう。
最初のうちは上述した主にマウンテンバイク用で用いられる、穴の少ないビンディングシューズで慣れていくことがおすすめです。
初心者におすすめ!ビンディングシューズ4選!
マウンテンバイクやクロスバイクにおすすめなビンディングシューズ
※価格は全て税込となっています。
SH-CT500
商品名 | SH-CT500 |
メーカー | SHIMANO |
参考価格 (Amazon) | 10,574円 – 11,820円 |
カラーバリエーション | ネイビー/ブラック/グレー |
特徴 | CT5は、普段はスニーカー、そして自転車に乗るときにはサイクリング用のシューズとして活用できるビンディングシューズです。プレートが靴の中に入っているため、ペダルを漕ぐ際に力が伝わりやすくなります。クリートを取り付けるのが簡単なので、ビンディングシューズを初めて使用する初心者の方も安心です。 |
商品リンク | Amazon |
tiebao/サイクル シューズ
商品名 | サイクル シューズ |
メーカー | tiebao |
参考価格 (Amazon) | 6,480円 |
カラーバリエーション | グリーン |
特徴 | tiebaoの『サイクル シューズ』は3本のストラップで装着するため足を固定しやすく、かつ着脱も簡単のため、初心者の方におすすめのビンディングシューズです。シューズにはメッシュ素材が採用されており、夏場や気温の高い時のライドでもより快適にサイクリングすることが可能になります。 |
商品リンク | Amazon |
ロードバイクにおすすめなビンディングシューズ
SANTICビンディングシューズ
商品名 | SANTICビンディングシューズ |
メーカー | Santic(サンティック) |
参考価格 (Amazon) | 8,860円 |
カラーバリエーション | グリーン/レッド/グレー |
特徴 | SANTICビンディングシューズは、通気性が抜群なため、長く走っていても蒸れにくいビンディングシューズです。バックルとベルクロでフィット感が高められていて、重さは300gほどと軽く、値段も1万円を大きく切っているのでコスパもいいアイテムです。 |
商品リンク | Amazon |
TEMPO POWERSTRAP R5 ロードシューズ
商品名 | TEMPO POWERSTRAP R5 ロードシューズ |
メーカー | FIZIK(フィジーク) |
参考価格 (税込) | 19,259円 |
カラーバリエーション | ホワイト/ブラック/ネイビー |
特徴 | 『TEMPO POWERSTRAP R5 ロードシューズ』は帯状のストラップ『POWERSTRAP』によってより足にフィットするように設計されたビンディングシューズです。シンプルなデザインになっているため、ウェアやジャージなどの着ている服に合わせやすいのも特徴です。 |
商品リンク | Amazon |
まずは手頃なビンディングシューズから始めよう!
初心者の場合はまずビンディングシューズに慣れることから始めましょう。
最初のうちは履きやすいもの、着脱しやすいものをメインに商品選びをするのがおすすめです。
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