【愛知県】庄内川~定光寺~瀬戸の二大峠(雨沢峠・戸越峠)越えサイクリングレポ
こんにちは!TABIRIN編集部です。今回は2018年の春に、愛知県名古屋市内を流れる庄内川から定光寺、瀬戸の峠を登り矢田川で戻ってくるコースのサイクリングレポートをご紹介します。
目次
名古屋から行く!庄内川~定光寺~瀬戸の二大峠(雨沢峠・戸越峠)越えサイクリングレポ!
今回は、庄内川~定光寺~瀬戸の峠のサイクリングのご紹介です。名古屋駅周辺から1時間程度で素敵なサイクリングコースにアクセスできます。平地が多いイメージの名古屋ですが、少し郊外に行けば、いろいろな景色に出会うことができます。
庄内川沿いからスタート
まずは、庄内川を上流に向かって出発です。庄内川は岐阜県南東部および愛知県北西部を流れ伊勢湾に注ぐ一級河川で、名古屋市内の一部の河川敷はサイクリングロードとして整備されています。
このあたりから走りやすい河川敷の道が始まります。
春日井市へと突入
庄内川をさらに上流に向かうと、春日井市に入ります。建物が減って自然が多くなってきました。このあたりは一部舗装面が荒れていますのでご注意ください。
定光寺に到着!
さらに進むとJR定光寺駅に到着です。すでに秘境感が出ていますね。周辺の観光マップ設置されていました。
そして、この先の坂を、定光寺に向かって登ります。
登っていくと途中から舗装面が変わります。そうです!ドーナツ型の窪みのある、大型ショッピングセンターの駐車場でよく見かけるコンクリート舗装です。滑り止めの効果があり急坂に設置されます。看板にも斜度15%となっていますね。実際には18%の場所もありますが…。
距離は短いので何とか激坂をこなし、定光寺への坂を登り切ると、いっきに視界が広がります。この時はあいにくの曇り空でしたが、晴れていれば、名古屋駅周辺の高層ビル街が一望できます!
茶店もあるので、五平餅で栄養補給をします。気さくなお店の方々と談笑しながら、少し降り出した雨をやり過ごします。ちょうど八重桜が満開でした。定光寺は愛知高原国定公園の一角にある桜と紅葉の名所で、尾張藩祖徳川義直公の廟所と本堂「無為殿」は国の文化財に指定されています。
サイクリストたちの拠点、道の駅「瀬戸しなの」
ひと山越えて丘を登っていくと、道の駅「瀬戸しなの」に到着です。「瀬戸物」で知られる陶磁器や地域で獲れた新鮮な野菜、地元産の素材を使った加工品などが購入できます。
ここにはサイクルラックも完備され、サイクリスト達の拠点になっています。
道の駅 瀬戸しなの(愛知県瀬戸市)
雨沢峠~戸越峠
さて、ここから雨沢峠を目指します。雨沢峠は愛知県瀬戸市と岐阜県土岐市の間に位置する峠。中部地区の有名ヒルクライムスポットでプロ選手の練習にも使われます。
峠の途中では所々桜に出会えました。
しばらく、瀬戸市~豊田市の山中を走り、戸越峠で瀬戸市に戻ります。ここにも桜が残っています。
矢田川沿いを戻ってゴール
戸越峠をこなして、瀬戸市に戻ってきました。矢田川のほとりでしばし休憩です。川には立派な錦鯉も泳いでいます。
矢田川は庄内水系の一級河川で、庄内川の南側を流れ、名古屋市西区で合流します。ここからは矢田川を西に向かえば、スタート地点に戻れます。
庄内川~定光寺~瀬戸サイクリングは幅広く楽しめるサイクリングコースだった!
名古屋市内から庄内川沿いを走り、定光寺への激坂と雨沢峠と戸越峠の2つの峠を走るサイクリングコースをご紹介しました。
今回のルートでの発見は、やはり自動車のまち名古屋だけあって、自動車で目的地まで自転車を運び、そこからサイクリングを楽しむというスタイルが定着しているようです。まさに、スキーと同じ感覚でサイクリングを楽しんでいるということですね。初心者の方からヒルクライマーまで、幅広く楽しめるコースとなってます。
【本日のサイクリングルートはこちらから】
愛知県のサイクリングコースについては以下の記事もご覧ください。
<執筆:n.k>