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記事タグ: 上級

【愛媛県】宇和島遊子から大分県国東半島を目指すサイクリングの旅(前編)

【愛媛県】宇和島遊子から大分県国東半島を目指すサイクリングの旅(前編)

今回は段畑で有名な愛媛県宇和島市の遊子(ゆす)をサイクリングして、八幡浜からフェリーで国東半島を目指すサイクリングの旅のご紹介です!

※この記事は2018年5月17日に公開されたものを2020年10月・2023年8月に更新したものです。

八幡浜でフェリーに乗る前に、まずは遊子でサイクリング

遊子は、遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑で有名な土地で、愛媛県宇和島市の三浦半島の真ん中あたりに位置しています。

「耕して天に至る」と形容される段畑は、急な山の斜面でじゃがいもを栽培するために作られました。

遊子の人々が苦労して農地を切り拓いてきた歴史と造形美が同居する景色は圧巻で、「日本農村百景」や「国の重要文化的景観」にも選ばれています。

遊子水荷浦の段畑【宇和島市観光物産協会】

遊子へのアクセスはサイクルルーム付きの「宇和海」が便利

遊子の最寄り駅は予讃線の宇和島駅で、そこからはバスで60分という長い道のりになります。

そこで、車両にサイクルルームが整備されている特急「宇和海」を利用して、愛車で訪れるのがオススメです!

特急「宇和海」は、松山~宇和島間を運行しています。ただし、お盆や年末年始などの混雑する期間はサイクルルームの利用はできません。

また、自転車の積み降ろしができるのは松山駅、宇和島駅の2駅に限られていることも注意してください。

【特急「宇和海」におけるサイクリスト向けのサービスの実施について PDF】

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2002%2020%2004.pdf

愛媛県のサイクリングはサイクリングオアシスを活用しよう!

愛媛県には、サイクリストのための「サイクルオアシス」がなんと300ヶ所以上あります!
サイクルオアシスでは自転車の空気入れや休憩施設のが無料で使えるほか、サイクリングに必要な情報も手に入れることができますので、愛媛県をサイクリングする際にはぜひ活用してみてください。

サイクリングオアシスのリストや問い合わせ先など、詳しい情報は愛媛県庁のホームページからチェックしましょう。

愛媛県庁/愛媛県のサイクルオアシス情報
愛媛県のサイクルオアシスに関する情報を紹介しています。

宇和島駅から遊子の段畑に向けてサイクリングスタート!

三浦半島海沿いをサイクリング

この日はあいにくの空模様ですが気を取りなおしてまずは宇和島市の遊子のある三浦半島の海沿いをサイクリングします。

三浦半島の海沿いは漁村になっており、その中を進んで行きます。

途中には海の家コモテラスがあり、サイクルオアシスにも指定されています。海を眺めながらのんびりできるスペースもあります。

さらに、遊子を目指して走って行くと、海のすぐ近くを通過できます。あいにくの天気で、海のキレイさをお伝え出来ないのが残念です…。

遊子に到着!休憩は「だんだん茶屋」で

宇和島駅を出発して約40km、段畑で有名な「遊子」に到着しました!

こちらは遊子のおすすめ休憩スポットの「だんだん茶屋」さんです。

食事もできてトイレもキレイなサイクルオアシスです。

ちなみに、天気が良ければ遊子の段畑からはこんな景色が楽しめますよ♪

宇和島駅から八幡浜港を目指す

宇和島駅へ戻り、大分県行きのフェリーが出ている八幡浜港を目指します。
なお、松山から宇和島までは特急「宇和海」でアクセスでき、車両にはサイクルルームも整備されています。

ただし自転車の積み降ろしができる駅は松山駅、宇和島駅の2駅に限られていますので注意が必要です。

【特急「宇和海」におけるサイクリスト向けのサービスの実施について PDF】

http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2002%2020%2004.pdf

フェリーの出ている八幡浜港に到着

八幡浜港にやってきました。

ここには、道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなと みなと交流館が整備されており、海の幸や石窯ピッツァもいただけます。

また、サイクルオアシスにも指定されており、サイクリングの拠点としてもおススメです。

みなと交流館
観光・地域活動の拠点として 人が行き交う空間づくりを目指して。 「みなっと」に訪れた人がまず立ち寄りたくなる はじめて八幡浜に訪れる人も、住民も、「みんな」が集まってくる。 八幡浜の観光や物産、イベントの情報を...

待合室で大分行きのフェリーを待つ

フェリーの待合場所はこんな感じです。なんだか懐かしい感じがしますね。八幡浜~別府へは1日6便就航しています。

もちろん、自転車の持ち込みも可能です。ただし通常の運賃に加えて自転車の運賃も必要になりますので、詳細は公式サイトで確認しましょう。

宇和島運輸フェリー
四国(八幡浜)と九州(別府・臼杵)を結ぶ宇和島運輸フェリーで快適な船旅をお楽しみください。運賃、時刻表、予約、乗り場の紹介。

フェリーで上陸した大分でのサイクリングは後編で

このフェリーに乗って、いよいよ大分県に上陸したのですが、以降のレポートは後編の記事でご紹介します。

後編の旅はこちら。

【大分県】宇和島遊子から大分県国東半島を目指すサイクリングの旅(後編)
こんにちは!TABIRIN (たびりん)編集部です。今回は愛媛県宇和島市の遊子からフェリーで国東半島を目指す旅の後編です。宇和島遊子でサイクリングを楽しんで、フェリーに乗るまでの前編レポートはこちら。※この記事は2018年...

愛車と海を渡る!フェリーでのサイクリング情報はこちら

海を渡ることで、陸路では難しいアクセスが簡単になることもありますし、自転車と一緒に乗れるフェリーは観光の幅をぐっと拡げてくれます。

TABIRINには、愛車をフェリーに乗せてサイクリングしたレポートがたくさんあります。
フェリーや海の写真が多くて雰囲気が伝わりやすいものを以下で厳選していますので、ぜひご覧ください。

【千葉県】東京湾フェリーで館山・南房総(原岡海岸 岡本桟橋)へ日帰り輪行のんび...
暑い夏は海が恋しくなりますね。そんな天気の良い夏の日に、日帰りで海沿いを走ることができる、千葉県への輪行サイクリングをご紹介します。走行距離は10km程度なので初心者でも楽しんでいただけるコースです。※この記事は...

東京湾フェリーを使って館山・南房総への日帰りサイクリングです。
館山城を観光したあと、ロケ地などとして有名な岡本桟橋で夕陽を見る贅沢なコースです。

広島県大久野島「うさぎの島」でサイクリング !各アクセスもご紹介します
広島県竹原市「忠海港」よりフェリーで約15分。そこに、約1000羽もの野生のうさぎたちが暮らす無人島「大久野島(おおくのしま)」があります。うさぎの楽園と言われている大久野島を、レンタサイクルで巡ってきました!今...

1,000羽の野生のうさぎが暮らす無人島「大久野島」をフェリーで訪れます。
うさぎが可愛いのはもちろんのこと、名産品のタコを食べたり廃墟になっている発電所を訪れたりと盛りだくさんのレポートです。

【広島県・愛媛県】意外と穴場!?島々をめぐる「とびしま海道」を行く一泊二日の...
こんにちは!TABIRIN (たびりん)編集部です。とびしま海道を巡る1泊2日の旅、1日目はしまなみ海道のちょうど中間地点の大三島一周を楽しみ、新しくオープンした「IKIDANE HOSTEL &CAFE SHIMANAMI」で宿泊しました。今回は...

フェリーを利用して、広島県と愛媛県にまたがる「とびしま海道」を走るレポートです。
50キロ以上の上級者向けルートですが、潮風が気持ちよく、コースも整備されているので走りやすいようですよ。

TABIRINでは、愛車と一緒に乗れるフェリーの情報もまとめています。
ぜひ旅の参考にしてくださいね。

自転車でも乗れるフェリー 一覧 - TABIRIN(たびりん)

コース紹介


関連記事・関連ページ

宇和島・四万十だんだん街道(蒋渕~日吉)
愛媛 のサイクリング情報 - TABIRIN(たびりん)

執筆:n.k
更新:yamada

高知のサイクリングコース・15コースを掲載しました!

高知のサイクリングコース・15コースを掲載しました!

こんにちは!
たびりん編集部です。

TABIRINに新たなサイクリングマップが加わりました!

高知県「ぐるっと高知サイクリングロード」から中・上級者向けの15コースです。

その中からいくつかコースをご紹介させていただきます。
まずは上級者コースから。
高知にはいろいろな岬がありますが、ここでは室戸岬のコースをご紹介。

「室戸世界ジオパークコース」は約105km、最大標高差は449mです。

ジオパークとは「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(Park)」を組み合わせた言葉で、
「大地の公園」を意味しているのだそう。真っ青な海と空。そして地球を感じるごつごつとした岩。
走っている間中、海と空、風と大地を満喫。さらにはおいしい山の空気でたっぷりリフレッシュ!

また御厨人窟(みくろど)と呼ばれる弘法大師空海ゆかりの地があったり、
室戸キンメ丼というイチオシグルメが味わえたりと自然の恩恵が受けられるコースです。

 

そしてやはり高知と言えば四万十川!
次にご紹介するコースは、四万十川の源流域を目指すコースです。

「目指せ!四万十源流点コース」は約99km、最大標高差は796mです。
このコースは海沿いからスタート。絶景の太平洋を望みながら南下し、
その後、風景は田園へ。そして段々畑や新庄川へとつながっていきます。
四万十川に多く掛かっている沈下橋を渡ることも出来ますよ。

またコース内には人気スイーツ店も多く、勾配も緩め。
立ち寄りを楽しみながら、景色も風情もグルメも満喫出来るコースなのです。

 

次にご紹介するコースは中級者向けのコースから。
ここもはずせないであろう岬。足摺岬のコースです。

「足摺満喫コース」は約42km、最大標高差は387mです。

スタート地点、ゴール地点はともに「海の駅あしずり」。
土佐清水市内を走り、足摺半島をぐるっと一周します。
途中、足摺スカイラインのヒルクライムにも挑戦できますよ!

海も山も満喫出来るこのコースには、歴史に触れられるスポットがあります。
そのスポットは「唐人駄場(とうじんだば)」。縄文時代の遺跡とされる場所で、
謎の巨石群に囲まれることが出来ます。不思議なパワーを感じることが出来るかも。
このコースは美しい景観と歴史探訪も楽しめるコースです。

またそのほかのコースについても、TABIRINでコース検索出来るようになっていますので、
ぜひご覧になってみてくださいね!

TABIRIN(たびりん) – サイクルツーリズム総合情報サイト

体験レポートはコチラ

【失敗談】飛行機輪行で乗り遅れたらどうなるのか?|高知の自転車旅物語Part.1
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高知の自転車旅物語Part.4です!前回、高知空港から宿毛市まで約150kmを走り宿毛市に到着したところまでをご紹介しました。今回は自転車旅人「西川 昌徳(にしかわ まさのり)」さんの講演会の様子をご紹介します。Part.1の...
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コース検索マニュアルはコチラ

【TABIRIN図解】コース検索の使い方&サイクルコンピュータのナビ機能に登録す...
TABIRINのコース検索を使えばどのコースを走れば目的地にたどり着けるかを簡単に調べることができます。また、検索したコースは、Garminのナビ機能付きサイクルコンピュータであれば、ルートナビのコースとして登録すること...

【高知県】ぐるっと高知サイクリングロードで高知空港から宿毛市へ!|高知の自転車旅物語Part.3

【高知県】ぐるっと高知サイクリングロードで高知空港から宿毛市へ!|高知の自転車旅物語Part.3

※この記事は2018年6月9日に公開されたものを2020年11月に更新したものです。

こんにちは!
TABIRIN(たびりん)編集部です。

高知の自転車旅Part.1では自転車輪行での飛行機乗り遅れの記事、Part.2では高知空港の自転車向けサービス環境や出発準備のお話をお届けしました。

とうとう高知の自転車旅物語Part.3です!
高知空港から宿毛市まで約150kmのサイクリングレポートをお届けします。

Part.1のレポートはコチラから。
Part.2のレポートはコチラから。

宿毛市までのルート紹介

さて、宿毛市までのルートですが、高知県が推進している「ぐるっと高知サイクリングロード」を辿っていくことにしましょう!

当メディア・TABIRIN(たびりん)を使えばどのコースを走れば目的地にたどり着けるかを簡単に調べることができますよ!

コースの検索方法やGarminでのコースナビの方法はコチラの記事で解説しています。

今回は、高知空港から宿毛市まで「ぐるっと高知サイクリングロード」全15コースのうち、次の5コースをたどることにしました。

  • パシフィックオーシャンロード:高知空港→宇佐町
  • 横浪黒潮ラインコース:宇佐町→須崎市
  • 目指せ!四万十源流点コース:須崎市→四万十町
  • 四万十ヘブンズロード:四万十町→四万十市
  • 足摺チャレンジングコース:四万十市→宿毛市

もちろん、コースはGarminのサイクルコンピュータに取り込み、ルートナビを使いました。

このとおり、道に迷うことなくスムーズにサイクリングができてとっても便利です。

高知の自転車旅物語Part.3スタート

高知龍馬空港を出発~目的地は150km先の宿毛市

さて、10:55に高知空港に到着し、荷物を受け取って準備をしていたら時刻は11:50になってしまいました。ご存知のとおり、飛行機に乗り遅れたので1時間半のビハインドがあるのです。

しかも今日は、宿毛市の宿毛市文教センターに18:00には到着しなければなりません。というのも今日の目的は自転車旅人「西川 昌徳(にしかわ まさのり)」さんの講演会を聴くためなのです。

皆さん、西川さんってご存知ですか?これまで自転車で世界36カ国90,000kmを走って、さまざまな国でいろんな出会いをしてきたスゴイ方なのです。その西川さんの講演会のことを昨晩知ったので、今回急きょ高知県に来たわけです。

TABIRINに掲載している、西川昌徳さんのコラムはこちらから。

「生まれてはじめて日本が怖いと感じた日」|自転車旅人・西川昌徳さんのdailylife stories#1

高知空港→宇佐町(30km地点)~パシフィックオーシャンロード~

高知空港から宇佐町までの30kmは、ぐるっと高知サイクリングロードの一つ「パシフィックオーシャンロード」の一部を走っていきます。

パシフィックオーシャンロード|TABIRIN

高知空港を出て南下し、県道14号「黒潮ライン」に入ります。

風は南東。天候は快晴。気温は25℃ほどでしょうか。サイクリング日和です。テンションは最高潮!

右手には四国中央にそびえる四国山地。

県道14号は道は広くはありませんが、車通りがほとんどなく路面が綺麗でとても走りやすいです。

途中お腹が空いたのでファミリーマートで食料を調達。駐車場でこんなピクトを発見。

第一お遍路さんを発見!

学生時代に四国一周をした際にも感じましたが、お遍路さんを見るとすごくパワーをもらえます。なんたって、お遍路さんは「歩き」ですからね!サイクリストの我々がへたれるわけにはいきません。

そびえたつ浦戸大橋

時刻は12:20を回り、13km地点を通過したところで、高知県を代表する名所「桂浜」に抜ける「浦戸大橋」の差し掛かりました。1972年に土木学会田中賞を受賞した名橋で、その延長は約1,500mです。

自動車利用を想定していない作りになっているため、道幅はかなり狭く、勾配もきついので、注意が必要です。幸い車が少なかったので一気に駆け上がります!

景色はこんな感じ。ガッとのぼって、ガッと下るタイプの橋です。歩道も狭いことで有名です。

海もきれいです。

浦戸大橋を下ると、坂本龍馬像のある「桂浜」…。なのですが、今回は時間がなかったのでスルーで!またの機会に来ます。

そのまま道なりに行くと視界が開け、一面の太平洋が!いよいよ黒潮ラインって感じですね!途中、ギターの語り引きをするバイカーのおじさんがいたりと、旅って感じが一気に出てきました!

仁淀ブルーとして有名な仁淀川

こちらが奇跡の清流「仁淀川」です。仁淀川(によどがわ)は、高知県内を流れている四万十川、吉野川と並ぶ四国三大河川のひとつです。透明感が非常に高く、独特の青色は「仁淀ブルー」として広く有名です。川ではありますが、良い波の立つことからサーファーも多く集まります。

その先に観光交流施設「南風(まぜ)」があります。時刻は12:45。ここまで24km。南風は「まぜ」「まじ」「はえ」とも読んだりしますね。ちなみに東風は「こち」とも読みます。

バイクラックもあります。

河口でも綺麗ですね!もっと澄んだ仁淀ブルーは上流に行かないと見れないので、次に高知に来る際には、桂浜と仁淀川と四万十川は外せないですね!

こんなパンフレットも。ぜひ行ってみたい!!

さて、道のりは「パシフィックオーシャンロード」から「横浪黒潮ラインコース」へ移っていきます。

ー次ページに進みますー

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【愛知県】はしってみ輪 渥美半島 サイクリングマップのご紹介〜グルメ/観光を楽しもう!

【愛知県】はしってみ輪 渥美半島 サイクリングマップのご紹介〜グルメ/観光を楽しもう!

TABIRINのコース検索・マップ検索に、愛知県の田原市商工観光課、田原市スポーツ課、渥美半島観光ビューローが共同で制作した「はしってみ輪 渥美半島」のコースが新たに加わりました!

渥美半島とは?グルメなど、観光の魅力がたくさん!

渥美半島は愛知県田原市にある日本のちょうど真ん中くらいに位置する半島です。風光明媚な三河湾と勇壮な太平洋に囲まれた渥美半島には、美しい景観と歴史のある街が集まってます。

全長約50km、幅5~8kmの細長い形をした渥美半島は温暖な気候に恵まれていて、農業や花の生産が盛んに行われており、新鮮な野菜を使ったグルメや観光目的に多くの人が訪れます。

「はしってみ輪 渥美半島」は、そんな魅力あふれる渥美半島の観光を自転車で満喫できるサイクリングコースが掲載されています。

「はしってみ輪 渥美半島 サイクリングマップ」に加わったコース

今回加わったのは以下の12コースです。

  • はしリン ロング(半島一周)
  • まわリン ミドル(渥美地区)
  • まわリン ミドル(赤羽根地区)
  • あそびン レンタ(市街地環状(東)コース)
  • あそびン レンタ(市街地環状(西)コース)
  • あそびン レンタ(伊良湖ルート)
  • あそびン レンタ(サンテパルク)
  • のぼリン ヒルクラ(蔵王山東口)
  • のぼリン ヒルクラ(蔵王山南口)
  • のぼリン ヒルクラ(衣笠山北口)
  • のぼリン ヒルクラ(滝頭観光道路東口)
  • のぼリン ヒルクラ(滝頭観光道路西口)

今回はこの中からおすすめの4コースをご紹介します。

100km超えのロングコース「はしリン ロング(半島一周)」

日出の石門

まずは一番長い距離を走るコース「はしリン ロング(半島一周)」です。距離は100kmを超えてきます。

この渥美半島をぐるっと一周するコースには渥美サイクリングロードや赤羽根自転車道線など、自転車専用道路を走る箇所もありますので、景色をゆっくり堪能しながら走れそうです。

恋路が浜

恋路が浜や日出の石門など見映えのする撮影スポットも盛り沢山!綺麗な景色と愛車を一緒に撮影したらテンションが上がりそう。渥美半島の魅力を余すところなく満喫できるコースです。

坂も景色も楽しめる「まわリン ミドル(赤羽根地区)」

赤羽根ロコパーク

次にご紹介させていただくコースは「まわリン ミドル(赤羽根地区)」。距離は約30km。渥美半島のほぼ真ん中を一周するコースです。

このコースにはトンネルが2箇所あります。

トンネルがあるということは…もちろん坂もあります。

赤羽根自転車道線や赤羽根港付近も走行しますので、坂も海の景色も楽しめます。坂を全力で走り終えたあと、新鮮な海の幸をいただくなんてこともできそうですね。短い時間でサイクリングも、景色も、グルメも、渥美半島の魅力を堪能できるサイクリングコースです。

シデコブシ

自然を満喫!「あそびン レンタ(サンテパルク)」

サンテパルクたはら

次にご紹介させていただくのは、ご家族で楽しめそうなコースです。それが「あそびン レンタ(サンテパルク)」。距離は約3kmほどとなっています。

「サンテパルクたはら」の正式名称は田原市芦ヶ池農業公園というそうです。

農業公園というだけあって、季節の花が咲くガーデンがあったり、小動物がいたり、体験工房でいろいろなものを作れたり、旬の野菜の収穫を体験できたりと、自然の恵みを存分に体感できるスポットです。

そんな公園内にある芦ヶ池をぐるっと一周回れるサイクリングコースです。園内にはおもしろ自転車のレンタサイクルもあるため、ぜひご家族でサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

クライマーにおすすめ!「のぼリン ヒルクラ(蔵王山東口)」

蔵王山展望台

最後にご紹介させていただくのは坂を登って行く「のぼリン ヒルクラ(蔵王山東口)」です。距離は4.5kmほど。

蔵王山の山頂を目掛けて上がって行きます。急な坂もありますが、走りきった先にある蔵王山展望台では360度の大パノラマが広がります。田原市を一望出来る絶景ポイント!

クライマーならぜひチャレンジしてみてください。気持ちのいい絶景と爽快感が待っていますよ。

渥美半島を自転車で楽しみつくそう!

TABIRINのコース検索に追加された「はしってみ輪 渥美半島 サイクリングマップ」のおすすめコースを紹介しました。

ロングライドから家族で楽しめるファンサイクリング、クライマーなら挑戦したいヒルクライムまで、多くの人が満足できるコースが用意されています。

「はしってみ輪 渥美半島 サイクリングマップ」で訪れてみたいスポットについては以下の記事でも紹介してますのでぜひご覧ください。

【愛知県】潮の香りを頬に感じよう!はしってみ輪 渥美半島とは
はしってみ輪 渥美半島は、愛知県が作成したサイクリングマップです。このマップの特徴は、 美しく変化に富んだ海岸風景を眺められる12ルートを、平均斜度や想定所要時間などの細かいデータとともに紹介 渥美半島内の見ど...

今回追加したすべてのコースはTABIRINでの「コース・マップ検索」で検索が可能です。またTABIRINにはレンタサイクル情報などをまとめた「旅×自転車情報」や、都道府県ごとのサイクル情報を調べることができる「都道府県検索」機能があります。是非観光の際に役立ててみてくださいね。

サイクリングコース・マップ検索 - TABIRIN(たびりん)
全国の公的機関の公式サイクリングコース・マップを700以上紹介。レベルや距離、獲得標高、エリア、キーワードなど、自分にあったコースが検索できる。公的機関がオススメする見どころや立寄りスポット、グルメなどの情報も...

愛知 のサイクリング情報 - TABIRIN(たびりん)

旅×自転車 情報 一覧 - TABIRIN(たびりん)

レンタサイクル 一覧 - TABIRIN(たびりん)
全国の2,500以上のレンタサイクルの情報を”地図”から検索可能。スポーツタイプやマウンテンバイク、e-bike(電動アシスト)、子供用等、タイプ別に検索が可能。鉄道駅に近いお店を探したり使いたい用途に合わせてご活用くだ...

(執筆:a.k)

【イベント】コースなし!自分で決めた順番で寺社を回る!ご朱印ライド&ヒルクライド秩父2018

【イベント】コースなし!自分で決めた順番で寺社を回る!ご朱印ライド&ヒルクライド秩父2018

都心からアクセスしやすい場所で自然を楽しめる今注目の観光スポット「秩父」を舞台に、

ご朱印集めを自転車で楽しむイベント、「ご朱印ライド&ヒルクライド秩父2018」

ご朱印帳

こちらのイベント、コースに指定はなく自分の好きな順番に回れます♪

ただし、ご朱印をもらえる時間が決まっており寺社によって異なるため、

よーく考えて回る順番やルートを決めた方がよさそうです!

回れる寺社は、次の四箇所。

(1)秩父神社(8:30~17:00)

(2)椋神社(9:00~16:30)

(3)三峯神社(9:00~17:00)

(4)大陽寺(9:00~13:00)

まずは(1)秩父神社。

スタート地点の道の駅ちちぶから一番近いのがこの神社でしょうか。

社殿の色鮮やかな彫刻が素晴らしいので、ぜひ見上げて一周してみてください♪

秩父神社

(2)椋神社はスタート地点から北へ12km程の下吉田という場所に建ちます。

命や身を守ってくれる「守護」の御利益があるとされていますので、

立ち寄りの際は自転車旅の安全祈願をしてみてはいかがでしょうか。

そしておそらく、4つの社の中で最も有名なのが(3)三峯神社。

三峰神社の鳥居

ヤマトタケルが創建したとされ、夫婦神イザナギノミコトとイザナミノミコトが祀られています。

そ、そうそうたる神メンバー…!

こちら狼信仰の神社で、鳥居の前には狛犬ではなく狼が座っています。

狛狼

ご朱印にも向かい合った狼の絵が描かれているそうですよ♪

遥拝殿からは三峰の山々や秩父盆地が一望できます。最高の眺めです。

秩父盆地の眺め

…ですがこれだけ眺めが良いということは、当然辿り着くのが大変!

四つの寺社の中で最難関と思われ、最大標高差1050mのヒルクライム要素があります!

三峰神社へは東側からと西側からと2つのルートがあり、

どちらも総距離はスタート地点から約35km前後で、急勾配が続く本格ヒルクライムになります。

東側ルートの方が道幅が狭く、より過酷かもしれませんが、

途中で(4)大陽寺を通るので、こちらから行くのがおすすめです♪

(4)大陽寺は山奥の森林の中にひっそりと建つ「天空の寺」。

敷地内から聞こえるのは風が木立を渡る音と、小鳥のさえずりのみ。

静寂に包まれています。

建直しされることの多い寺社の中で、大陽寺は1757年に建てられた当時のままの姿で残っていて、

静寂と相まってその荘厳さに圧倒されそうです!。

手水舎

秩父の神聖な寺社仏閣を自転車で巡るご朱印ライド。

険しい道のりもあり、修行しているような気持ちも味わえるかもしれません笑

お申し込みは10月23日までですので、参加希望の方はお早めに!

概要

開催日
2018年11月17日(土)開催
開催場所
埼玉県秩父市大宮4625 道の駅ちちぶ駐車場
申込期間
2018年9月20日(木)10:00 ~ 2018年10月23日(火)

申込・詳細

スポーツエントリー

ご朱印ライド&ヒルクライド秩父2018

(執筆:m.n)

【マップ追加】熊本県の「阿蘇サイクルツーリズムマップ」が新たに加わりました!|TABIRIN コース検索・マップ検索

【マップ追加】熊本県の「阿蘇サイクルツーリズムマップ」が新たに加わりました!|TABIRIN コース検索・マップ検索

TABIRINのコース検索・マップ検索に、熊本県の”阿蘇サイクルツーリズム学校 コギダス”が制作した「阿蘇サイクルツーリズムマップ」のコースが新たに加わりました!

今回加わったのは以下の3コースです。

  • 内牧ルート
  • 一の宮ルート
  • 波野ルート

各コース簡単にご紹介をさせていただきます。

まずは初心者向けの「内牧ルート」です。距離は9.5km。はな阿蘇美というバラ園をスタートし、福の神地蔵までを巡ります。はな阿蘇美は450種4000株ものバラが咲き誇る西日本で最大級のバラ園なんだとか。またルート途中にあるかばるん公園からは阿蘇五岳がよく見えます。公園内には花原川が流れ、夏には水遊びもできるそう。水遊びはこれからの季節にピッタリ。このルートを親子でサイクリングというのもいいかもしれませんね。

 

次は中級者向けの「一の宮ルート」です。距離は18km。阿蘇カルデラの北側を走るルート。カルデラとは火山の活動によってできた大きな凹地のこと。このルートはカルデラの地形を体感出来るルート設定になっているのだそう。熊本最古の神社のひとつである国造神社や霜神社に寄ることも出来ます。サイクリングの途中に静かな時間を過ごすことが出来そうですね。また役犬原湧水群という噴水のように湧水が湧いている場所もあります。美味しい水で疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

 

最後は上級者向けの「波野ルート」です。距離は27.5km。波のような起伏に飛んだ地域で、アップダウンを楽しめるルート。ややハードなのでサイクリング上級者か体力に自信のある方におすすめです。峠を越えたり、牛の放牧やそば畑が見れたり、なごみの花道という地域の方が花づくりをしている道を通れたりと阿蘇の自然を十分に満喫出来るルートとなっています。

 

今回追加したすべてのコースはTABIRINで検索していただけます。また新しいコースをどんどん追加していく予定ですので、TABIRINでコース検索や自転車情報等、ぜひご覧になってみてくださいね!

TABIRIN(たびりん) – サイクルツーリズム総合情報サイト

 

【熊本県のサイクリング情報はコチラ】

熊本県のサイクリング情報|TABIRIN

 

(執筆:a.k)

【大分県】誕生50周年のフェリー「さんふらわあ」で、神戸から大分へ現地0泊70kmサイクリング《PR》

【大分県】誕生50周年のフェリー「さんふらわあ」で、神戸から大分へ現地0泊70kmサイクリング《PR》

「自転車×船旅」を楽しめるフェリー。ホテルのような船内で夜を過ごせば翌朝からサイクリングをスタート。
一日走って再び船内で食事や入浴、そしてぐっすり休みながら帰ることができます。
50周年を迎えた、太陽のマークでお馴染みの「フェリーさんふらわあ」を利用した、神戸から現地0泊(船内2泊)の大分70kmサイクリングをご紹介します。

「フェリーさんふらわあ」とは

2022年2月1日、誕生50周年を迎えた『さんふらわあ』。

一目でわかる「太陽マーク」は、初代から『さんふらわあ』の象徴となっています。

2022年現在、主な航路はフェリーさんふらわあが「大阪・別府間」「神戸・大分間」「大阪・志布志間」、商船三井フェリーが「大洗・苫小牧間」です。

2023年には、株式会社フェリーさんふらわあより、国内初となるLNG燃料フェリーの『さんふらわあ くれない』『さんふらわあ むらさき』の就航が予定されています。

「フェリーさんふらわあ」の詳しくは下記をご覧ください。

フェリーさんふらわあ
さんふらわあの船旅…大阪-別府、神戸-大分、大阪-志布志(鹿児島)、を結ぶフェリーさんふらわあ。マイカーやバイクやペットと関西-九州の船旅 旅行はフェリーさんふらわあが便利で格安です。大阪-志布志航路には新造船も...

「さんふらわあ ごーるど」の船旅

大分航路の発着点は、神戸六甲アイランドの北東部にある「フェリーさんふらわあ神戸港のりば」。船は「さんふらわあ ごーるど」です。



取材日19:00出航のフェリーには、60分前の18:00に乗船。自転車はクルマやオートバイと同じく係員の誘導によって乗船します。
乗船すれば、すぐにレストランと大浴場が利用できました。

海を眺める船上レストラン

窓から海を眺めることができる、船上レストランは夕食・朝食は共にバイキングスタイル。

新鮮な野菜や果物、シェフ手作りの「四季のお手製料理」やご当地グルメが並んでいます。

人気の「さんふらわあカレー」も楽しめます。

展望大浴場

船上で贅沢な入浴が楽しめる「展望大浴場」も、乗船すれば利用可能です。
広い浴槽からは海を眺めることができ、旅や仕事の疲れを癒してくれます。

入浴時間は乗船時から21:30と、翌朝5:00から。シャワールームは乗船時間内いつでも利用できます。

パブリックスペース

船内プロムナードにはソファがあり、大きな窓から瀬戸内海の景色を楽しめます。プロムナードから上階へと続く階段は、まさに「海上のホテル」を思わせる豪華さです。

プロムナードには、ショップやゲームコーナーもあり、乗船者それぞれの過ごし方ができます。

船内では、就航ルートだけでなくその日の日没・日の出時間、各所の通過時間なども知らせてくれています。

ちなみに、船内は医療機関レベルの空気清浄度を保つ取り組みを行っています。

客室

客室は「デラックス」「スタンダード」「プライベートベッド」「ツーリスト」など各種。
私たちが利用したのは「スタンダード(4人部屋)」。
二段ベッド・洗面台・デジタル放送受信テレビが備わった部屋には、ハンガー・歯ブラシ・タオル・スリッパ・大人用ナイトウェア・救命胴衣も用意されています。

展望デッキ

出航の15分前は「銅鑼の音」で知らせてくれます。



展望デッキへ出れば、神戸の山々に沈む美しい夕陽が見送ってくれます。
19:00ちょうど、ゆっくりと港を離れ、これから時速約40km、約12時間の船旅の始まりです。

神戸の港を出航し約1時間(20:00ごろ)、ライトアップされた明石海峡大橋の下をくぐる絶景ポイント。


その後はレストランで食事。

そして大浴場で入浴の後、いつもより早く就寝です。

夜明けと朝食

朝5:00起床、そしてデッキへと出れば、船の後方に美しい朝日が昇ってきます。


レストランで朝食をとり、準備をすれば西大分港が近づいてきます。
6:20 西大分港フェリーターミナル到着。

早朝の港から、早速サイクリングスタート。

こうざき海水浴場

西大分港フェリーターミナルから県道を西へ20km一気に走ると「こうざき海水浴場」。

美しいここの海にはウミガメが産卵に来るそうです。屋根付きのBBQガーデンもあり、設備が整っていて人気がある海水浴場です。

さがのせきサイクリングロード

こうざき海水浴から南へ約1km、佐賀関鉄道の廃線跡を利用した佐賀関の海岸沿いの道「さがのせきサイクリングロード」の起点です。

途中の「道の駅 さがのせき」で一休み、と思いましたがまだ開店前なので、綺麗な海だけ堪能。

1963年(昭和38年)まで運行されていた軽便鉄道の廃線敷をたどる平坦なルートは、当時のままのトンネルや橋を通ることができます。

▼軽便鉄道跡探訪ルート(佐賀関エリア)
https://tabi-rin.com/archives/course/39617

佐賀関(さがのせき)

佐賀関港フェリーターミナル手前が、「さがのせきサイクリングロード」の終点。

佐賀関は大分市の東端に位置し、半島部は豊予海峡を経て愛媛県佐田岬半島と相対します。
歴史は古く、神武天皇が東征の際に立ち寄ったという伝説もあります。また、昔から九州と四国、瀬戸内地域・近隣との交流が盛んで海上交通の要所でした。
佐賀関港と四国・佐田岬の三崎港の間には、高知県高知市から大分県大分市に至る国道197号線を海上でつなぐ「国道九四フェリー」が就航しています。

フェリー「涼かぜ」をイメージした、ブルーとイエローで彩ったソフトクリームで一休み。原材料には大分県産のかぼすが使用されています。

黒ケ浜

佐賀関港から、10%を超える坂道を走り佐賀関循環道を走り、黒ケ浜を目指します。
半島先端から坂を下り始めると関崎展望台。

坂を下りきれば、日豊海岸国定公園の一部であり、日本の渚百選に選定されている「黒ケ浜」。

蛇紋岩と呼ばれる黒い石のために、海岸が黒く見える「黒ヶ浜」の2km先には、対照的な白砂の海岸である「白ヶ浜」があります。このように白黒の海岸が隣接する地形は全国的にも珍しく古くから景勝地として知られています。

海沿いを少し走れば、ここ数年この「黒ケ浜」が注目されることになったこの風景。

海へと続く(船を下ろす)線路が、「千と千尋の神隠し」のワンシーンに様だとSNSで話題になりました。
その先の「白ケ浜」を見下ろしながら再び佐賀関港方面へ。

佐賀関でイタリアン

佐賀関の古き街並みはこの地の特産物にちなんで「関あじ関さば通り」と呼ばれています。

関あじ関さばも気になるところですが、ここで人気のイタリアンレストランでランチタイム。

ピザ、パスタをシェアするセット(サラダ、スープ、デザート、ドリンク付)を注文。

穏やかな港を見ながら、美味しいイタリア料理で、素敵なひと時を過ごしました。

佐賀関から大分県庁・府内城へ

佐賀関から再びサイクリングロードを走りぬけたところで、大分で1泊する相棒と別れ、一人で大分県庁方面へ。

「大分県庁」から府内城とも呼ばれる「大分城址公園」周辺にある『まちなか芸術発見ルート』を少し走ります。
このルートは多くの銅像や建造物があることから、その名が付いています。

▼まちなか芸術発見ルート
https://tabi-rin.com/archives/course/39583

西大分港

朝6:30にスタートし、約72kmのサイクリングで西大分港へ戻ると、時間はまだ15:00。
19:15発のフェリーさんふらわへの乗船時間は18:15。3時間ほど、ここでのんびり過ごすことに。
まずは「ミントカフェ」で、シフォンケーキとコーヒー。

カフェタイムの後は、美しい港の風景をバックにフォトセッション。



18:00前にターミナルで手続きを済ませて、18:15乗船。

夕陽に送られ朝日に出迎えられる極上の船旅


往路と同時に、15分前の銅鑼の後、ゆっくりと港を離れるフェリーさんふらわあ。
夕食、入浴、早い就寝を経て5:00起床。
ちょうど前方には明石海峡大橋と昇る朝日が出迎えてくれます。

季節や天候に恵まれ、行きも帰りも、夕陽に見送られ、朝日に出迎えてもらえた「極上の船旅」は、6:35 神戸港に到着し終了です。

動画レポート

コース紹介

距離: 72.8 km 獲得標高(登り): 319 m

▼軽便鉄道跡探訪ルート(佐賀関エリア)

軽便鉄道跡探訪ルート(佐賀関エリア)

▼まちなか芸術発見ルート

まちなか芸術発見ルート

まとめ

何十年ぶりにフェリーに乗って感じたのは、まさに「船上のホテル」。移動手段としての船ではなく、楽しさと快適さ、そして贅沢さを実感しました。
夜は早く寝て、朝早く起きて、そして港に着いたら即サイクリングを始めることができるうえ、現地0泊は「とにかく身軽」です。

佐賀関サイクリングは、比較的平坦なコースでありながら、佐賀関ではしっかり登り坂もあり、海がきれいなことに驚きました。
電車輪行で行くにはかなり遠い、関西から九州への旅も「フェリーさんふらわあ」を使えば快適ですし、しっかり一日中楽しめます。
大阪南港からは「別府(大分県)」と「志布志(鹿児島県)」の航路もあるので、色々な「自転車×船旅」を楽しんでみてください。


出航の時にデッキに出れば、スタッフの方々が見送ってくれるこのシーン。「船旅」ならではの素敵なひと時でした。

執筆:HANADA(TABIRIN編集部)
広告主:株式会社フェリーさんふらわあ

 

 

 

 

【大分県】「フェリーさんふらわあ」で別府1泊、湯布院100kmライド《PR》

【大分県】「フェリーさんふらわあ」で別府1泊、湯布院100kmライド《PR》

「船旅×自転車」を楽しめるフェリー。50周年を迎えた、太陽のマークでお馴染みの「フェリーさんふらわあ」を利用し、神戸港から大分港へ向かい「佐賀関70kmサイクリング」を楽しみ、別府で1泊して「湯布院~やまなみハイウェイ」を回る100kmサイクリングをご紹介します。

「フェリーさんふらわあ」と「佐賀関70kmサイクリング」

まず下記の「フェリーさんふらわあ」の乗船レポートと、「佐賀関70kmサイクリング」をご覧ください。

【大分県】誕生50周年のフェリー「さんふらわあ」で、神戸から大分へ現地0泊70kmサ...
「自転車×船旅」を楽しめるフェリー。ホテルのような船内で夜を過ごせば翌朝からサイクリングをスタート。一日走って再び船内で食事や入浴、そしてぐっすり休みながら帰ることができます。50周年を迎えた、太陽のマークでお...

「フェリーさんふらわあ」の詳細は下記をご覧ください。

フェリーさんふらわあ
さんふらわあの船旅…大阪-別府、神戸-大分、大阪-志布志(鹿児島)、を結ぶフェリーさんふらわあ。マイカーやバイクやペットと関西-九州の船旅 旅行はフェリーさんふらわあが便利で格安です。大阪-志布志航路には新造船も...


△大阪~別府就航「さんふらわあ こばると」

大分から別府へ

佐賀関から別府市内へは、一人で走行。
道中の国道10号沿いには、自転車歩行者道が整備されていて快適・安全に走行できます。

途中の田ノ浦ビーチでひと休み。家族連れやカップルの姿がチラホラ。
ここは、なんと「恋人の聖地」なんです。

さらに進むと、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」を通り過ぎます。家族連れでサイクリングしながら訪ねてみるのもいいですね。

別府市内

しばらく走ると、別府市内に到着。
別府市内には、有名な竹瓦温泉があります。明治12年創業時は「竹」屋根葺きだった建物を昭和13年に改築するときに「瓦」葺きにしたことから「竹瓦」という名称になり、正面の屋根は唐破風造(からはふづくり)で、その外観は別府温泉の象徴とも言われています。

市内中心部から丘を登っていくと、もうすぐ鉄輪温泉です。道中にはこんな趣のある道もあります。

鉄輪温泉で1泊

宿泊は「やすらぎの宿/由布」。

4つの内湯があり、自由に入ることができます。
美味しい食事と4つの内湯(温泉)を堪能しました。

別府から湯布院へ

落ち着きのある静かな宿で熟睡した翌朝は、すっきりした目覚め。
宿の前にある「いでゆ坂」を出発します。別府は坂の町なので、初心者の方はアシスト付き自転車をお勧めします。

やまなみハイウェイ

別府から湯布院へ「やまなみハイウェイ」を走ります。なかなかの斜度ですので、坂に自信のない方はご注意ください。

森林の中を1時間ほど登れば、突然視界が広がり、由布岳が現れます。

湯布院の町を見下ろしながら、快適に下り坂を走行します。スピードの出し過ぎには要注意。

湯布院の町を通過し、さらに「やまなみハイウェイ」を走ります。
途中、道の駅「ゆふいん」で小休止。

森のような景色の「やまなみハイウェイ」をひたすら走れば、時々眺望良好な場所があるのでしばし休憩。


途中、吊り橋で有名な、九重“夢”大吊橋で小休止。

「九重“夢”大吊橋(ここのえ“ゆめ”おおつりはし)」は2004年(平成16年)5月から本体の着工に入り、2年半の工事期間を経て、006年(平成18年)10月30日に落成式を迎え開業しました。
「九重“夢”大吊橋」という名称は、一般応募により5,890点の中から選ばれて命名されたとのことです。

湯布院でランチ

湯布院へ戻り少し町を探索します。
風情があって、1日かけてポタリングするのも良さそうです。いつかまたゆっくり訪ねたいと思います。

湯布院のシンボルでもある金鱗湖に面したベーカリーカフェ「CAFE LA RUCHE (カフェラリューシュ)」で遅めのランチ。

「フェリーさんふらわあ」別府~大阪航路

再び別府市に戻り、別府港「大阪ゆき フェリーさんふらわあのりば」へ。
ここから「さんふらわあこばると」に乗船します。

18:45分に出航し、翌朝6:35には大阪南港に到着します。
行きと同様に、食事の後は大浴場で今日の疲れを癒し、早い就寝。
翌朝、神戸を通過する際の朝日は、この旅をさらに思い出深いものにしてくれました。

コース紹介


距離:104km 獲得標高:2070m

▼やすらぎの宿 由布
https://www.y-yufu.jp/

▼道の駅 ゆふいん
https://www.michinoekiyufuin.com/

▼CAFE LA RUCHE
https://cafelaruche.jp/

まとめ

「フェリーさんふらわあ」の旅は、移動時間と宿泊が兼ねられるので、非常に便利で快適です。

時間に限りのある人は、現地0泊でも楽しめますが、せっかくの大分県への旅なので別府で1泊。という方には、湯布院をめぐるコースはお薦めです。
距離も坂もしっかりと走りごたえがあり、雄大な景色も楽しめます。
距離100km、獲得標高2000mを超えるサイクリングは、出航時間までに戻れるかドキドキ感もありますが、船内ではその達成感に、ゆっくりと浸ることができます。

神戸港~西大分港、別府港~大阪南港と、行きと帰りの航路を変えれば、走るコースの幅も広がるので、色々なプランを立てて、「船旅×自転車」を楽しんでください。

2023年には、株式会社フェリーさんふらわあより、国内初となるLNG燃料フェリーの『さんふらわあ くれない』『さんふらわあ むらさき』の就航が、大阪南港~別府港に予定されています。

執筆:KUNO(TABIRIN編集部)
広告主:株式会社フェリーさんふらわあ

 

【オーストラリア】ブリスベンに来たら一度はチャレンジ!Mt.クーサヒルクライム

【オーストラリア】ブリスベンに来たら一度はチャレンジ!Mt.クーサヒルクライム

日本でも地域ごとに、地元のサイクリストたちが脚自慢をするヒルクライムスポットがあるように、オーストラリアにも「ここで登るならこの山・峠!」というスポットが数多くあります。
ブリスベン屈指のヒルクライムスポットはMt. クーサ。多くのローカルサイクリストが一度は登ったことのある山です。

登れば、オージーのサイクリストにも一目置かれるかも?
ヒルクライム+ランチを含む約15kmのサイクリング、早速行ってみましょう。

Mt.クーサとはどんな山?

Mt.クーサはブリスベンの街の中心地から約6kmほど西側にある、標高287mの山です。

「クーサ」の語源はアボリジニの種族から来ています。昔、この地で暮らしていたアボリジニのターバル族が、ミツバチからハチミツを採取するためにこの山を訪れていたそう。ターバル族の言語でハチミツが “ku-ta” と呼ばれていたことが Mt.クーサの由来となりました。

Mt. クーサへの登頂方法は自家用車、バス、ハイキング、自転車が主。観光スポットとしての人気も高く、市バスも通っているので個人観光でのアクセスも便利です。
日本からの団体バスツアーや修学旅行生などもよく見かけます。

車道とは別に、ハイカー向けには遊歩道が整備されているので、小さい子連れの家族から中高年の方まで、ハイキングコースとしても人気です。マウンテンバイク向けの専用道も整備されています。

ロードバイク乗りのサイクリストにとっては、市の中心部からのアクセスの良さと1周10km強の手頃さから、Strava(ストラバ)上でセグメントの順位や自己ベストを競うブリスベン屈指のヒルクライムスポット。
自転車ルートは車道と同じですが、部分ごとにバイクレーンが敷かれています。

ブリスベンの市街をめぐるライドイベントでも、Mt.クーサはヒルクライムのタイムトライアル区間として設定されています。

ふもとのプラネタリウム館を目印にスタート

クーサのふもとは大きな駐車場エリアとなっており、ビジターセンター、図書館、アートギャラリー、サー・トーマス・ブリスベンプラネタリウム(市のプラネタリウム施設)などが隣接しています。
車でアクセスする場合は、ここの駐車場(無料)に停めるのが便利です。

スタート地点は駐車場を出たらすぐ目の前は坂。ここからが「クーサチャレンジ」のスタートです。

定番は北回りコース

「表ヤビツ」「裏ヤビツ」のように、峠や山はどの方向から登るかそれぞれの楽しみがありますよね。クーサもやはり「どの口から攻めるか」がブリスベンのサイクリストたちの楽しみ。
定番は約8kmの北回りで頂上の展望台をゴールに定め、下山は約2.6kmの南回りで戻ります。スタートして最初に現れるのはマウント・クート=ター・ロードの斜度6.2%、200mほどの坂。
最初からインパクトの大きい坂に「うぅっ…」となりますが、まだまだ入り口。

実際、過去にはこれを市営のシティサイクル(レンタルバイク)で登ったオージーのツワモノも…。

▼北回りコースでは200mの途中にある分岐を右側のツーリスト・ドライブ7方向に進みます。

最初の難所を越えてほっと一息。ここでいったんバイクレーンは切れて車道と一緒になるので気をつけながら走りましょう。

少し下ったところに小さな公園エリアがあります。公衆トイレもあるので小休憩に便利です。

▼休憩スポットの入り口には森林火災(bushfire)の注意看板も。

ところで、オーストラリアの公園に必ずと言っていいほどあるのがバーベキュー台。

オーストラリア人にとってバーベキューは日常茶飯事で、週末は市内・郊外問わず各所の公園で食材を持ち込みバーベキューを楽しむオージーたちの姿が見られます。

▼手前がバーベキュー台、奥が公衆トイレ

オーストラリアならではの看板や森を楽しみながら登る

公園を過ぎ、適度なアップダウンを繰り返しながら道なりにしばらく進むと、再び坂の入り口に。
ここから2.2kmは平均勾配9.0%の坂道が続く “Mt.Coot-tha Back” と呼ばれる区間になり、ふんばりどころです。

▼野生動物保護、コアラやカンガルー飛び出し注意の看板はオーストラリア各地でよく見かけます。


▼ハイカー、自転車、それから馬に注意!?

▼急な下り坂で先が見えないため、注意を促すCREST(頂上)の看板

誰が書いたのかは定かではありませんが、要所要所にキロポストが路面に書かれているので、ペース配分の目安にもなります。

▼1000m地点を表す路面の書き込み

2.2kmのセグメントを走り切り、ゴールの展望台に近づくにつれて、木々の間から空高くそびえる鉄塔が目に入ってきます。

Mt.クーサはブリスベンの主要なTV局・ラジオ局の電波基地にもなっており、各社の電波塔やパラボナアンテナが次々と現れます。

▼青空にそびえ立つ電波塔は迫力があります。

アップダウンを繰り返しながら平均勾配8〜9%の坂を黙々と漕ぎ進めていきましょう。

展望台手前の駐車場〜ラウンドアバウト(ロータリー)に差し掛かったらゴールはもうすぐ。
ラスト600m、平均勾配8.6%をふんばって、頂上へと向かいます。

ラウンドアバウトは車・自転車問わず中にいる人が優先。
注意して反時計周りで右折しましょう。

展望台から絶景を眺めながらコーヒーブレイク

ゴールの展望台に到着です。
展望台にはサイクルラックも昔から常設されており、サイクリストが日常的にどれだけ多いかを物語っています。

なお、市バスも展望台まで通っているので、自転車ではちょっと…という方は、公共交通機関でのアクセスも可能です。

展望台からはブリスベンの街中をゆったりと蛇行するブリスベン川の様子はもちろん、晴れていれば遠くにモートン湾まで見渡すことができます。

また、Mt.クーサ展望台は夕焼け、夜景スポットとしても人気です。
ぜひ昼間は自転車で、夜はドライブで訪れてみるのもよいですね。

展望台エリアにはカフェとレストランがあり、テラス席では雄大な景色を眺めながらコーヒーや食事を楽しめます。

▼この日は温かいカフェモカとフラットホワイトでほっと一息。

ダウンヒルの後はレガッタ・ホテルでステーキランチ

カフェで一息ついたら下山です。展望台からは南回りコースで下ること約2.6km。

オーストラリアでは車だけでなく自転車もスピード違反の取締対象なので、スピードの出しすぎに注意しながら安全に下りましょう。

下りきったら、プラネタリウムのある駐車場〜ボタニックガーデンを素通りし、車道の上にかかる自転車・歩行者専用の歩道橋を渡ってリバーサイドへと向かいます。

▼オーストラリアの多くの歩道橋はスロープ・屋根付きで、個性的なデザインのものが多いです。

目的地は約2.5km先、ブリスベン川沿いにあるレガッタ・ホテルです。

レガッタ・ホテルは1874年創立の老舗レストラン。レストラン、カフェ、ファンクションルーム、バー、ポーキー(日本のスロットのようなもの)を備えた建物になっています。

▼白いクラシカルな外装が印象的です。

▼道路を挟んだホテルの向かい側には、ブリスベン川沿いにサイクリング道が整備されています。

ちなみに、オーストラリアでは「ホテル」と言っても、必ずしも宿泊施設を備えているわけではなく、お酒を提供するレストランに「ホテル」と名の付いているところが多くあります。

レガッタ・ホテルの内装にはブリスベン川でもよく見られるレガッタのオールが随所にあしらわれています。

▼テラス席のカフェスペースにはバイクラックもあるので、安心して食事を楽しむことができます。

▼愛犬の散歩途中に立ち寄るお客さんも多いようです。

▼テラス席そばには、世界各都市で展開拡大中の電動シェアスクーター “Beam” も停めてありました。

この日はテラス席でステーキサンドイッチを注文。
バゲットに肉厚の Wagyuステーキが挟まれ、ジューシーで食べごたえのある豪華なサンドイッチを堪能しました。

オーストラリアのレストランではよく ”Wagyu” の文字を見かけますが、これは日本から輸入した「和牛」というわけではなく、日本の「和牛」の血を引くオーストラリア産の牛のこと。

オーストラリア国内ではアンガス牛、ヘレフォード牛など複数の品種が育てられていますが、中でも Wagyu は風味があり味わいがよく、脂と赤身のバランスがよいブランド牛として人気です。ライド後のご褒美、エネルギーチャージにもぴったりの Wagyu、ぜひオーストラリアに来たら一度ご賞味ください。

▼ボリューム満点でジューシーな Wagyu のステーキサンドイッチ。

あわせて立ち寄りたいMt.クーサの観光スポット

Mt.クーサの魅力は展望台だけではありません。庭園やプラネタリウムなど子供から大人まで楽しめる文化施設も盛りだくさん。時間があればぜひ合わせて訪れてほしいスポットを2つ紹介します。

①ブリスベン・ボタニック・ガーデンズ  Mt.クーサ

1976年に開園したブリスベン市営の庭園で、入場料は無料です。56ヘクタールの広大な敷地には、珍しい亜熱帯植物を育てるドーム型温室や日本庭園などがあり、さまざまな植物を見ることができます。

庭園内には大きな池もあり、ピクニックやウェディングフォトの撮影スポットとしても人気です。庭園というより大きな公園と言った方がしっくり来るかもしれません。

▼池の周りでは野生のカルガモやオセアニア・ウォーター・ドラゴンも観察できます。

②サー・トーマス・ブリスベンプラネタリウム

1978年に開館したブリスベン市営のプラネタリウムです。
人類の宇宙探索の歴史などさまざまな展示もあり、家族連れでにぎわうスポットです。

わざわざオーストラリアまで来てプラネタリウム?と思うかもしれません。ですが、南半球ならではのSouthern Cross(南十字星)や、Milkey Way (天の川)の解説を聞くと、北半球とは違った夜空の見え方がわかり、オーストラリアの星空の魅力に気づくことができますよ。

※プラネタリウム鑑賞は大人10〜12AUDドル 子供6〜8AUDドル(3〜14才)(※料金はプログラム内容により異なります)。

コース紹介

まとめ

サイクリングやトレッキングといったアクティブな運動から、ピクニックやバーベキューなどリラックスした食事まで、アウトドアをして過ごすことが多いのがオーストラリアの週末のスタイルです。

ブリスベン川沿いのサイクリングコースで主要観光スポットを回ったら、次はMt.クーサに登り街を見渡してみてください。
達成感と共に景色が目に焼き付き、忘れられない旅の思い出がまた一つ増えることでしょう。

執筆:Ayaka

2011年に社会人になると同時に始めた自転車で「自転車×旅」の魅力にハマる。
ニュージーランドでのワイナリーロードレース、タイの寺院巡り、ドイツ古城巡り、インドネシアでの遺跡巡りなど世界各地で自転車旅を催行し、その様子を雑誌『Cycle Sports』に寄稿。
2017年には自転車ツーリズムを探究しにオーストラリアへ留学。現地の様子を『Cycle Sports.jp』にて『G’day, Australia! 〜ブリスベンからの自転車だより』として1年間連載。帰国後は英語教材編集者の傍ら、自転車イベントで通訳・MC・PR担当等を務める。
2022年4月、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンへ移住。
座右の銘は「好きにまみれろ、夢中で生きろ」。

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【千葉県】「道の駅むつざわ」スタート&ゴールで、いすみ鉄道のサイクルトレインを利用して城やカフェを巡る約48kmコース

【千葉県】「道の駅むつざわ」スタート&ゴールで、いすみ鉄道のサイクルトレインを利用して城やカフェを巡る約48kmコース

TABIRINに掲載している数多くのコース・マップ。
サイクリングマップ「TABIRIN_05_睦沢周辺」の中で紹介している「列車を使って一回りルート」を実際に走った約48kmサイクリングをご紹介。
自転車をそのまま電車に乗せる事ができるサイクルトレインは魅力的です。

列車を使って一回り

TABIRINマップは、千葉県睦沢町にある「道の駅むつざわつどいの郷」でも販売しています。

道の駅むつざわつどいの郷

スタート&ゴールは直売所やイタリアンレストラン、立ち寄り温泉で人気の道の駅です。

自分の自転車を持ってきて走っても良いですし「オリーブの森」でロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどをレンタルして楽しむ方法もあります。

ルート内スポット紹介

龍の彫刻がみごとな八坂神社

道の駅から少し走ると小さな神社が左手に見えて来ます。一見何の変哲も無い神社ですが有名な彫刻家の三代目波の伊八による「波に龍」が見られます。
向拝に施された精密な彫刻は一見の価値ありですよ。

フルーツ大福で人気の角八本店

玉前神社の門前で栄えた和菓子屋で、季節のフルーツ大福を購入します。人気のみかん大福は開店してすぐに売り切れるほど!
絶対に入手したい場合は予約して買いに行くことをオススメします。

迷路のような千葉県の県木「イヌマキの生垣」と、のどかな風景

JR外房線の上総一ノ宮駅を過ぎて、一宮町の住宅街を走って南下します。
走っていると四角い生垣が多い事に気付きます。千葉県の県木イヌマキ(槇)は、葉が密集して冬でも葉が落ちず、潮風に強い事から生垣に多く使われています。
人の背丈より高いイヌマキの生垣は、確かに家の様子が見えないほど葉が密集しています。
まるで巨大迷路の中を走っているようでワクワクしますね。
イヌマキの生垣を抜け、国道128号を渡って県道152号に入ります。
しばらくのどかな田園風家の中を走ります。陸橋から見える広々とした景色が気持ち良い。

花びらのようなフルーツパフェが美しい「杢珈琲」と、手作り「きんつば」

JR太東駅近くの商店街に入ると古民家をリノベーションしたカフェが現れます。
注意しておかないと見落としそうな小さな看板が目印です。
珈琲が美味しいのはもちろん、季節のフルーツを美しく飾ったパフェも人気です。
訪れた時に出していた苺のフラワーパフェは、薄切りにした苺が花びらのように広がっています。時期によってフルーツの種類が変わるので行く前に確認して下さい。

カフェで休憩したばかりですが、いすみ市の名物「きんつば」を売っているお店が近くにあるので寄り道します。
「きんつば」という名前ですが、見た目は大判焼き風です…。外房の一部では大判焼きをきんつばと呼ぶらしいです。小ぶりで100円なのでペロッと食べられますよ。補給用にバッグに入れておくのも良いですね。

海の横を走る大原自転車道

カフェを出て、国道128号に合流してそのまましばらく国道を走ります。車が多いので走行に注意しましょう。
夷隅川の江東橋を渡ると「大原自転車道」の誘導看板が出てくるので海側に進みます。
海の真横を走る大原自転車道は、さぞ気持ちが良いだろう!と思って走っていると砂浜の砂が自転車道を覆っている場所に遭遇。海沿いの自転車道では、そういう場所が度々現れます。
自転車を降りて押したりするのも楽しめる人は良いのですが、途中で面倒くさくなったら、1本内陸側の路地を走るのもアリだと思います。

海鮮・浜焼き「海老屋」でランチ

大原駅から列車に乗る前に腹ごしらえです。
大原漁港の「海老屋」では、好みの海鮮をテーブルで焼いて食べることが出来ます。
店内にあるいけすから選べるのも特別感があり楽しいです。
イセエビは大きさによって値段が変わるので、予算に合わせて選びましょう。

「大原駅」からサイクルトレインを利用

いすみ市から大多喜町を走る「いすみ鉄道」では自転車を車両に持ち込むことが出来ます。
持ち込む時は運賃と別に「手回り券」を購入します。自転車用の専用袋(輪行袋)などに入れずに車両に持ち込めるのは魅力的ですし特別感があり楽しいですね。
車内では、自転車が倒れないように注意して座りましょう。

おみくじがある「東総元駅」で下車

大多喜駅で下車せず東総元駅で下車したのは、駅の待合所にある木製の「おみくじ」を見るためです。
待合所にある面白い「おみくじ」は、昔TVの企画で作られたそうですよ。
窓もピンクの桜型で可愛いですね。

珍しい大戸の洗い越し

東総元駅で下車した理由のもう1つに「大戸の洗い越し」を見たい!というのがあります。
洗い越しとは、道の上を川が流れるようにしてある事をいいます。全国に何ヶ所かありますが、大戸の洗い越しはTVでも紹介された事があるのでご存じの人も居るかもしれません。

この時は水量も流れもあり、渡る勇気はありませんでした。
対岸の田んぼに行くための道が川の下に続いています。

道の駅たけゆらの里おおたき

国道297号沿いにある道の駅たけゆらの里おおたきで休憩します。
大きな牛のオブジェ「キャサリン」が目を引きます。
春には筍を使った大多喜里山膳というお弁当が人気です。暑い日には、千葉県産の搾りたて牛乳を使ったソフトクリームがオススメですよ。

大多喜町のシンボル大多喜城

大多喜町に近づくと、遠くに大多喜城が見えてきます。
駅の周辺も城下町の風情が残っているので散策しつつ城に向かいます。
徳川四天王の一人、本多忠勝が大改修した大多喜城。本丸跡に城郭様式で建てられた博物館には、刀や鎧が展示されています。

大多喜ハーブガーデン

国道297号を越え県道27号を走っていると、大きなガラス張りの建物が見えてきます。
全天候型室内ガラスハウスガーデンの中には、ラベンダーやローズマリーなどのハーブが200種類以上植栽されていて、ハウスに入るとハーブの香りで癒やされます!
レストランやカフェなどあり、ハーブの香りを楽しみながら休憩できますよ。他にもハーブ関連の商品も多く販売しているので、お土産に購入しても良いでしょう。

一軒家カフェfuracoco(フラココ)

大多喜ハーブガーデンから西に移動し、県道150号で睦沢町に向かいます。
最後に少しだけ上り坂が出てきますが、比較的ユルいので頑張って走ります。
田園風景の中を走っていると、小さなカフェ看板が見えてくるので右折しましょう。
カフェの中にはお店の人がセレクトした雑貨なども売っています。

道の駅に到着したら「むつざわ温泉つどいの湯」に入ります。
自転車に乗った後の温泉は格別です!

レンタサイクル予約サイト

「道の駅むつざわ」のレンタサイクルは、TABIRINから予約サイトにアクセスできます。

道の駅むつざわ つどいの郷
予約ページはこちら 名称道の駅むつざわ つどいの郷 <予約ページはこちら>営業時間サイクルステーション   9:00~17:00(11月~2月は16:00まで)むつざわ温泉つどいの湯 10:00~21:00つどいの市場    ...

コース紹介

まとめ

道の駅むつざわで販売している「TABIRIN_5_睦沢周辺」のコースを紹介しました。
サイクルトレインにそのまま自転車を乗せられるというのが特別感もあり、楽しめるルートだと思います。

執筆:小曽根彩

大分県出身、埼玉県在住。
地図やガイドパンフのデザイン制作事務所「オゾングラフィックス」スタッフ。
埼玉県奥武蔵エリアを中心に、四季の景色や美味しい物を求めて自転車を楽しんでいます。

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【千葉県】総距離111kmを駆け抜ける!4年ぶりに開催された「ツール・ド・ちば2022」参加レポート

【千葉県】総距離111kmを駆け抜ける!4年ぶりに開催された「ツール・ド・ちば2022」参加レポート

第17回目となったツール・ド・ちば。
サイクリストから「ツルちば」の愛称で親しまれている、首都圏でも屈指の本格的ロングライドイベントです。
千葉県の美しい自然と地元の食を楽しみながら走る大人気イベントですが、2019年は台風接近により、2020年、2021年はコロナの影響で中止となってしまい、今回は4年ぶりの開催となりました。

スタートはイオンモール木更津

以前は秋の3連休を利用した3日間イベントだったツルちば。コロナ禍ということもあり、今回はワンデイのイベントとなりました。
主催者によれば、400人めどで参加を募集したところ、最終的には508人の参加となったということです。みんなツルちばを待っていたんですね!

開催されたのは10月8日(土)。イオンモール木更津の広い駐車場には、朝8時のスタートを前に、参加者が続々と集まってきました。走行順はグループで行い、各グループに2名の「指導員」と呼ばれるサポートライダーがつきます。
時速22kmから18kmまで、アベレージ走行スピードで3つに分けられ、それぞれがまた40人程度のグループにその場で分けられます。結果、今回はA班からL班まで12のグループができました。

コースは木更津市のイオンモール木更津をスタート&フィニッシュとする111km。
途中、イオンモール富津、クルックフィールズ、高滝ダム、ひらおかの里農村公園と、4つのエイドステーションをまわります。

上り坂はそれほど多くありませんが、2つめのエイドステーション前には、獲得標高120m程度の激坂が待ち構えています。


今回の参加受付は電子スタンプ方式。これまでのツルちばにはなかったハイテクシステムで、4年の年月の流れを感じましたね。

いよいよスタート

スタート前に写真を撮らせていただいた、温浴施設「成田空港温泉 空の湯」のチームのみなさん。この温浴施設にはレンタサイクルもあるということです。ぜひHP検索してみてね。

朝早くから準備をしていたメカサポートのセオサイクルさん。
今日はほかのサイクルイベントと日程が重なりまくり、これまでずっといっしょにサポートしてきた大手パーツメーカーや有名サイクルブランドのサポート部隊が来られず、セオと地元の自転車組合だけによるサポートになってしまったそう。大変な一日になりそうだけど、笑顔で乗り切りましょう。
できるかい、笑顔!

開会式は渡辺芳邦木更津市長の挨拶、参加者と指導員による宣誓、諸注意などでコンパクトに行われました。

ここでタンデムを見かけて声をかけさせていただいたら、コパイロット(後ろに乗車するライダー)はパラリンピアンの鹿沼由理恵さん(写真右)。
リオデジャネイロ・パラリンピックの自転車ロードタイムトライアル視覚障害クラスで銀メダルを獲得した鹿沼さんは、その後競技による酷使により両腕に障害が現れ、左腕を切断することに。
今日はパイロットの荒巻さんとコンビを組み、ツルちば初参加だそうです。

地元木更津・富津を中心に活動する和太鼓チーム「笑楽和楽」(わらわら)の勇壮な演奏も始まり、いよいよスタート時間です。

スタートはA班から順に時間を開けてスタート。
昨日の雨はあがりましたが、太陽は見えないビミョーな天気。路面はほとんど乾いているようです。じじがんばれ〜。

スタートに並びます。今回はゆっくり走りたいのでK班での出走としました。ほんとうなら写真を撮りながらの走行なので、早めにスタートしたいのですが、A班B班あたりはかなり速いということなので、のんびりクラスを選択。

エイドステーションで地元の食を堪能

スタートしてすぐに信号渋滞があったものの、3連休の初日とあって交通量の少ない湾岸道路を快調に走り、富津岬をまわります。

最初のエイドステーションはイオンモール富津。
モール内に店を出す「ジンカフェ」のクレープやようかん、飲料などが提供されました。


次のエイドまでは小糸川沿いのサイクリングロードを走り、いい感じの生活感のある街並みや田園風景を抜けていきます。
例の激坂はこの区間にあるのですが、我を忘れて坂と格闘したため、写真は取り忘れました。

そしてかなり消耗してたどり着いた第2エイドはクルックフィールズ。ここは音楽プロデューサーの小林武史さんが手がける循環型農業体験施設。こちらの駐車場で昼食です。

写真の奥にチラッと見えているのがB.B.BASEバス。今回はリタイアの回収車としてイベントに同行しました。また今回はB.B.BASEによるアクセストレインも運行され、東京からの参加者を楽しませていました。

昼食がしっかり出るのがツルちばの特徴。今回は特製ジビエカレー。イノシシ肉入りのキーマカレーが、疲れた体にしみる〜。
付け合わせのソーセージは、ハーブを練り込んだクルックフィールズ特製。元気が出る。ごちそうさまでした。

次は高滝ダムまで

ここからは次のエイドステーション、高滝ダムを目指します。
途中通ったJR久留里線の馬来田(まくた)駅。いい雰囲気。

高滝ダム音楽堂のエイドステーションに到着。ここで待っていたのはシフォンケーキ、びわゼリー、ピーせんなどのスイーツ類。

そして「オオマサリ」という品種の落花生は、今年の新豆。
お米に新米があるのと同様に、落花生にも新豆があるんですねー。これがめっちゃおいしかった。
ピーナッツ(Pナッツ)の上をいくQナッツなんていう品種もあるんだそうです。

もう食べられないよー

次に目指すのは最後のエイドステーション、ひらおかの里農村公園。
まずは高滝ダムの橋を渡り、養老川沿いの道を進みます。

そして現れた最後の難関、獲得標高約70mの坂。ここでは先ほどの経験を生かし苦しむ参加者を激撮。
歩道を歩いて押している人もいます。

たどりついたひらおかの里農村公園で待っていたのはバナナと大量のパン。「どれでもご自由に。この際2つでも3つでも」と言われても、そんなに食べられないよー。

丘陵を抜けて内房の海へ

あとはゴールまでまっしぐら。
撮影しながら走るので、一人になってしまうことも多く、けっこう細い道をクネクネとルート案内されましたが、ツルちばは立哨員がやたらと多いのと、コース表示がしっかりしているので、道に迷う心配はなし。

この区間には有名な「千葉フォルニア」や「牛込海岸海中電柱」といった観光スポットがありますが、走りに集中して立ち寄れなかったのは残念でした。
でも漁港の中を走ったり、アクアラインをくぐったりして、千葉の海岸風景も楽しめました。そしてルートは木更津の市街地へと戻ってきました。

いよいよ感動のフィニッシュ

そしてスタート地点と同じイオンモール木更津にフィニッシュ。
先にゴールしていた班の指導員さんや、スタッフの方々の拍手に迎えられ、やったー!って感じ。
なんかちょっと感動です。

フィニッシュ後は計測チップを返却すると、引き換えに記念のサコッシュなどがもらえました。そしてまわりを見渡すと、完走の喜びにわくグループたちの記念撮影があちこちで。

この4人組はフォイリピンから日本に来ているエンジニア。一緒に走ることも多かったのですが、終始みんな楽しそうに笑顔で走っていました。

JR久留里線のカラーをイメージした、ツルちば2022の記念ジャージを揃えて参加したのは、イオンモールとイオンバイクの社員チーム。
イオンモール木更津の館内には、ツルちばの展示コーナーもあり、サイクリングの魅力を発信していました。盛り上げありがとうございました。

ゴールエリアにはフードやスポーツ用品の出店もありました。

また来年、ツルちばで会いましょう

しかし、まだまだツルちばは終わりません。最終走者がフィニッシュするまで、指導員さんたちスタッフは走者を拍手で迎え続けます。
このゴールでのお出迎えは、ツルちばの素晴らしいところのひとつだと思います。

111kmという絶妙な距離設定で、初級者にはチャレンジのしがいがある、中上級者にはのんびり景色を楽しみながら走れるコースで、今年のツルちば、結論としてなかなか「いいね!」でした。
しかも指導員やセオサイクルによる万全のサポート。このスタッフと参加者の距離の近さが、ツルちばらしさだと再確認させられました。

そして感動の最終走者ゴール。

参加者もほとんど引き上げた17時すぎ。
さあ、指導員、メカニカルサポートなどスタッフが集まって、恒例の記念撮影です。このスタッフの一体感が、ツルちばを支えているんだなあと、改めて実感しました。みなさん、お疲れ様でしたー!!
また来年会いましょう。

リンク

▼ツール・ド・ちば
https://www.tour-de-chiba.jp/

▼イオンモール木更津
https://kisarazu-aeonmall.com/

▼イオンモール富津
https://futtsu-aeonmall.com/

▼クルックフィールズ
https://kurkkufields.jp/

▼ひらおかの里 農村公園
https://www.city.sodegaura.lg.jp/soshiki/nourin/tanbonogakkoujigyou.html

まとめ

4年ぶりの開催とあって、ツルちばは運営などさまざまな面で変わっていました。でも初心者にやさしく、経験者にも一体感が楽しめるという、このイベントのよさはまったく変わっていません。
このイベントで友達になった人たちが、「4年ぶりだね、元気だった?」と再会を喜ぶ声があちこちで聞かれました。来年はさらに多くの参加者が集まるといいな。
あなたもツルちばの仲間になりましょう!

▼イベント情報
開催日:2022年10月8日(土)
開催地:千葉県 木更津市/富津市/君津市/市原市/袖ケ浦市
主催者:ツール・ド・ちば2022実行委員会

執筆:岩田淳雄

愛知県出身、千葉県在住。
自転車雑誌「サイクルスポーツ 」「バイシクルクラブ」の編集長を歴任。現在は「ペダルプッシャー」を主宰し、サイクリングの啓蒙活動を展開しています。
https://pedalpusher.jp/

 

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